Um1aut - 月刊地獄めぐり

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4 years ago
ムーンパレスにはナイトキャップ的鎮静作用を感じる。のめり込んで一気に読み進めるというよりは、少量ずつ内服する感じ。「幽霊たち」を読んだだけでオースターが好きですなんて面をして生きてきたけどこれからはちゃんと読む。

ムーンパレスにはナイトキャップ的鎮静作用を感じる。のめり込んで一気に読み進めるというよりは、少量ずつ内服する感じ。「幽霊たち」を読んだだけでオースターが好きですなんて面をして生きてきたけどこれからはちゃんと読む。


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4 years ago

210516

トマト缶と玉ねぎと豚肉だけのカレーを作った。キャベツとじゃがいものサブジを合わせて、全部を一混ぜして食べる。ビースターズを読み始めた。漫画はレンタルで読みたいと思いつつ、結局は買い揃えている。

電源の落ちたスマホの液晶に部屋の中が映り込んでいるのを見て、乾くことのない水溜りのようだなと思う。先日、亡くなった祖父の夢を見た。通夜の番をしている時に近い内容だった。スマホの暗い画面を見て思い出したのは何故だかそのことだった。こういう沈黙は、自分の心象の反射を認めているに過ぎない。


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3 years ago

日曜、「平成を見納めに行こう」ということで友人と連れ立ってパレットタウンに行った。お台場という場所に来ることが早々ない。下手したら小学生以来かもしれない。昔、東京観光に行くということになって張り切った母が日程表を作り出したのだが、パソコンに「お台場海浜公園」と打ち込んだら「お題馬鹿遺品公園」と変換されて二人で死ぬほど笑い転げた記憶がある。平成の話だ。当時は再訪が年号を跨ぎ、しかも閉園直前になるとは考えてもいなかったと思う。

夕方のパレットタウンは結構賑わっていた。せっかくだから観覧車に乗っておこうという話になる。もう夕方だからか待ち時間は5分ほどだった。ゴンドラの高度が上がっていくに連れて、窓の外の景色が広く明らかになる。フジテレビ社屋、レインボーブリッジ、東京タワーだのスカイツリーだの、絵に描いたような東京。反対側を見れば、近海郵船の大きな船体が夕陽に照らされながら停泊していた。その上を羽田を発った飛行機が過ぎていく。こんなにも近くで飛ぶ飛行機を見たことがない。あれもこれもすごいと二人でずっと騒いだ。観覧車は大体15分かそこらで一周した。降りた後真下で観覧車の写真を撮った。あの大観覧車をオートボーイルナで撮るのはいかにも平成で楽しかった。


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3 years ago
観葉植物をいくつか育てている。ここ何年かはハーブだのレタスだの屋外で育てて季節が終われば片付ける、という土いじりばかりだったので久しぶりだ。早朝外へ出て葉の様子を見たり、受け皿を洗ったりする。冬の外気に晒されながら土とそこに生える草の世話をするより楽しいことはない。

観葉植物をいくつか育てている。ここ何年かはハーブだのレタスだの屋外で育てて季節が終われば片付ける、という土いじりばかりだったので久しぶりだ。早朝外へ出て葉の様子を見たり、受け皿を洗ったりする。冬の外気に晒されながら土とそこに生える草の世話をするより楽しいことはない。


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2 years ago
苔玉の適度な水分を眺めながら完全に乾いた快適なクッキーを食べようとしている時の写真

苔玉の適度な水分を眺めながら完全に乾いた快適なクッキーを食べようとしている時の写真


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4 years ago

210515

浅草にあるMISOJYUというお店のメニューに「スパイシーツナ」なるおにぎりがあるのを見て食べてみたくなり、自分でなんとなく拵えてみる。水気を切ったツナ缶にマヨネーズとチリパウダーと黒胡椒と醤油を入れて和える。ちゃんとおにぎりにして、きのこと豆腐の味噌汁と食べた。小さいことでも新しい試みを自分の生活に取り込んでいく。ことを絶やさないでいたい。


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4 years ago

http://www.tsukuba-sci.com/?p=3159

例によってナショジオキッズを見ているのだが昨日は熱帯雨林について。temperate rainforest とは何だろうと思ったら温帯雨林のことだった。日本だと白神山地などがそれにあたるらしい。色々見ていたらこちらの記事を見つけた。熱帯から離れるに従って森林の種の多様性が低下するのは、季節がはっきりしているほど結実の時期が種同士で重なるため競争になるという理由らしい。面白い。


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4 years ago

前後10年70年代

足が重い。体が怠い。会社を出て家に帰るまで何千マイルも歩かなければならないような気がしてくる。暑い。初夏じみた夕日が行く手のアスファルトを不必要に温めているのが見える。延々と続くその上を否応なく歩く。重力によって路面に吸い付く足裏を嫌々持ち上げては下ろす。脇をすり抜けていく自転車。どうしてこんな、大気と地表の間を徘徊しているのかよくわからない。

長く続く道を歩き続けていたらいつかアメリカにいるかもしれない、と働かない頭が夢想する。延々と続く道はいつか乾いた風に両側が開け、そのうち「66」の看板を掲げたロードサイドのコーヒーショップが姿を見せる。70年代(70年代というのはニュアンスに過ぎない、前後十年程度、70年代だろうと思っている)から営業していそうな、最近出来た店。ひとときの喧騒を通り過ぎると、再び何もない国道に出る。目的地であるところの我が家はもうすぐだ。と思っていると、広野に突如として現れた20年代風の小さな家に辿り着く。少しだけ開いたキッチンの窓からガンボの匂いがしている。疲労に疲労を重ねて帰路を辿ってきたけれど、いつの間にかルイジアナまで来ていたのだ。ルイジアナ。なんという長い道のりであっただろうか。しかしまあ、それをやってのけたのである。そう思って、充足した気持ちで玄関ドアを叩く。夢の中で全然知らない人の家に帰ってきた時の不可解な正当性を持って。


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3 years ago

220109

最近モバイルSuicaを導入した。自分のiPhoneでは使えないような気がしていたがそんなことはなかった。これでパスケースを持ち歩かなくていいし、残額が気になって券売機に並ぶ必要もない。やっとである。2022年。去年よりも身軽に生きる。


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4 years ago
箱買いしたので、と頂いた。好きなものを好きなだけ買える大人はいいね。

箱買いしたので、と頂いた。好きなものを好きなだけ買える大人はいいね。

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  • um1aut
    um1aut reblogged this · 4 years ago
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ゾンビよ、朝には死んだように眠れ

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