2007年 7月21日~24日迄の4日間、会社の前期夏休みを利用して北海道は阿寒湖へ出掛けて来ました。凡そ1ヶ月前に、埼玉県朝霞市にある老舗管理釣り場 朝霞ガーデンさんのご厚意により同地を訪れましたが、良型アメマスを手に出来ないまま帰宅、モヤモヤした日が続いていた中での再釣行決意となりました。
阿寒湖を訪れた経験のある方なら、7月初旬ならまだしも、後半の釣りってどうなの??? と思われる方が多いかと思います。私も同じでWEB上で色々と検索してみても、7月後半の釣果情報は皆無といったありさまで一度は釣行を断念しました。 それでも釣行を決意したのは出発の4日前の事でした。今の時期、釣果の良し悪しを左右するのは水温(気温)。そしてこれらに急激な変化が無い事だと考え色々と事前調査を試みました。生憎、水温に関しては都合の良いここ数ヶ月程の連続したデータを見つける事は出来ませんでしたが、阿寒湖漁協(フィッシングランド阿寒さん)さんへ直接電話確認したところ、今現在の水温は16℃である事を確認しました。また気温に関しては気象庁(釧路気象台)のHPに阿寒湖畔のデータが大量に存在していたため、これを利用させてもらいました。あくまで水温が指標ですが、データが無いので気温で想像するしかありません。データをグラフにまとめると、阿寒湖はここ10日間ほど寒い日(平均気温で15℃を下回る)が続いており、さらにこの状態が比較的安定して続いていました。また、週間の天気予報では釣行予定日の前半が雨、後半は曇りから始まり徐々に回復に向かって行くとの内容でした。幾分、水温が高い事が気にはなりますが、水温がこれ以上急激に上昇する要素も見つからないため、ギリギリ何とかなるだろう!と判断し今回の阿寒湖釣行を決意しました。
阿寒湖畔にて 釧路空港へ到着すると予報通り天気は雨。観光客が皆がっかりしている中、ひとりテンションが上がります。釧路空港~阿寒湖畔迄は空港シャトルバス(片道 ¥2,090)を利用、定刻通りAM11:00に現地へ到着しました。ホテルのチェックイン迄にはまだ大分時間があるため、荷物だけ預かってもらい、さっそく湖畔へと繰り出しました。 小雨が降るなか桟橋から辺りを見渡すと、湖面には薄い霧が立ち込めており幻想的な雰囲気が辺りを包んでいました。 見覚えのある景色を前に『本当に来ちゃったよ!』と心の中でひとこと。胸の奥の辺りがじわじわと熱くなって行くのが感じられました。
とりあえず釣りは午後からという事で、まずは渡船でお世話になるフィッシングランド阿寒さんにご挨拶がてら阿寒湖の状況を伺いに行きました。
私『どうもこんにちは。先日のツアーではお世話になりました!』 『阿寒湖釣れてますか?』 『渡船をお願いしたいんですが、何処のポイントが良いですかね?』
(?...?......???) しばらくの沈黙...。表情からは明らかに困惑の色が伺えます......。
スタッフさん「えっ! 阿寒湖で釣りするの?」 「阿寒川だったら良いけれどね、いま阿寒湖で釣りしてる人なんて誰も居ないよ!」 ※ 一部実際の表現とは異なるところがあるかも知れません(笑)
ある程度予想していた答えでしたが、直に現地の人から耳にすると正直へこみましたorz... でもここまで来ていまさら引き返す訳にも行きません。釣り人が居て釣果情報が無いのは困りものですが、釣り人が居ないのですから釣果情報が無いのは当たり前です。釣り人が居ない事と、釣れない事は決してイコールにはならない筈。長らく人為的プレッシャーが掛かっていない分、水温さえ外さなければむしろ良い釣りが出来る筈だ!と本釣行を決意した自身の考えに立ち返り、何とか気持ちを盛り上げて行きました。 そんなこんなで多少のすったもんだはありましたが、釣行初日はスタッフさんの勧めもあり、ワカサギの魚影が多いという大島のポイントに渡してもらう事となりました。
釣行初日 ~大島にて~ PM13:00 大島到着。渡船のお兄さんに別れを告げた後、まずは水温を確認しました。 表層水温 15.0℃ 予想していた水温を1.0℃も下回っています。 (これはイケるんじゃないの!) 自然と口元が緩んできてしまいます。 大島でのポイントは事前に湖底図を調べて決めていましたので、さっそくそのポイントへ向け歩き出しました。水辺に生える葦の成長ぶりから月日が確実に過ぎていった事が伺えます。 (あれっ!?) 前回の6月に訪れた際に、踏んでしまわないかと心配するほど居たワカサギ(3~4センチ前後)が全く見当たりません。深場に落ちたのかな?などと考えていると突如 沖でライズが! 魚種は判別出来ませんが狙いのアメマスだと信じ込みます。そして5分程でポイントに到着。場所は大島の南西角。対岸脇にある国道240、241号線を走る大型トラックの走行音が聞こえる事からも分かるように、大島から対岸までは割と近く、ちょっとした海峡ならぬ、湖峡?(こんな言葉ないと思いますが)を形成している所です。 湖底の等高線が割と密になっており、岸から直ぐに10~15mへと落ち込むカケアガリが続くポイントです。湖峡には滝口方向から吹き付ける風によるものと思われる強めの湖流があり、釣りをするにはちょっと厄介な感じでした。http://watchizu.gsi.go.jp/watchizu.aspx?b=432615.0&l=1440652
あらためて辺りを見渡すと釣り人は私ひとり。遥か遠くに観光遊覧船が一隻見えるだけです。今この時間、阿寒湖は私ひとりだけの貸し切り状態。 (んん~っ ほんと来て良かった!) 至福のひと時です♡
『それでは そろそろ始めますか!』 第1投目 ルアーを凡そ40m程フルキャストしてフリーフォールで底まで沈めます。 水深は15m弱といったところでしょうか。ラインが全て水に浸かった事を確認した後、小さくシャクリを入れてからリーリングをスタートしました。底質を感じながらのゆっくりとしたただ巻き。足元にあるヘルメット大の岩が湖底にも広がっている感じです。 魚信ナシ。 2投目以降は表層からレンジを刻んで行きました。キャスティング方向、リーリングスピード、アクションの有り無し・・・ と色々と織り交ぜながらキャストを繰り返しました。 っとある時、ピックアップ寸前のルアー後方に魚の姿が!しかも大きい!! 白い斑点が視認出来たのでアメマスに間違いありません。心臓がバクバクと高鳴ります。 (あれっ、俺いまどこのレンジ引いてたっけな...?) 記憶を辿ると、カウントダウンの待ち時間を利用して辺りの景色の写真撮影をしてました。しかも長い間ずっと。 (そうだボトムだ!) 湖流が速くラインが流されてしまって、今まではボトムを取り切れていなかった事が考えられます。ルアーウエイトをバッハスペシャルの18gまで上げてしっかりとボトムが取れるようにしました。 そしてそれから数投の後、答えは直ぐに帰って来ました。またピックアップ寸前のルアー後方を良型のアメマスが追いかけて来ます。しかも水面ギリギリまで。 『おおっ!!!』 アピールがちょっと強すぎるのかな!? と今度はルアーカラーを地味目のもの(GBKOカラー)に換えて再キャスト。途中で何度かリーリングを止めて縦の動きを加えながらリーリングを行います。そしてロッドティップまで残り10m程といったところで突如『ズドン!』。ついに待ちにまった大きなアタリがやって来ました。 ライン越しに相手が身をくねらせている様子がはっきりと伝わって来ます。 (よし、ここは大事にいこう!) でもその直後、この考えを改めました。6月のあの悪夢が蘇ります。 大事にいこうと必要以上にドラグを緩めてしまったばかりに、相手のイトウに主導権を握られてしまい、水中障害物に巻かれて最後はフックアウト⤵ ここにもどんな障害物が隠れているか分かりません。ラインテンションを保ちながら、幾分強引なやり取りを行いました。 一瞬、黄色味がかった鮮やかな魚体が目に飛び込んで来ました。間違いなく相手はアメマスです! そして1、2分のやり取りの後ようやくネットに納まったその魚は、キズひとつない厳つい顔付きをした金色のアメマスでした(48cm)。
釧路空港に到着してから、およそ3時間半後の出来事でした。 (やっぱりこの時期でも釣れるじゃん!) 贅沢を言えば50upは欲しかったのですが、なにせ釣行初日の出来事です。これで良しとしましょう! 喜びの余韻も冷めやらぬなか、手早くリリースを行った後にキャスティングを再開しました。波紋が出来る程ではないですが、風雨が幾分強まって来ました。 先程と同じようにボトム付近を意識しながらのリーリングをトレースコースを変えて繰り返していると、今度は数メートル先の足元でヒット! 釣りを再開してからおそらく10分も経っていないでしょう。余りの突然の出来事にハンドルを持つ左手が滑ります。おまけに足元の岩がぐらつき、後ろへ仰け反るかたちで体勢まで崩す始末。仕方なくロッドを持つ右腕を高く掲げたまま後ろへ下がり追い合わせを試みました。 (お願いだから外れていないでくれよ!) 急ぎ体勢を立て直し、弛んでしまったラインを巻き取ると......。 まだ付いていました! 身をくねらせて抵抗している様子がライン越しにはっきりと分かります。 そして無事にネットに納まった相手はこれまたアメマスでした。 一匹目とほぼ同サイズ(47cm)ですが、非常に厚みのある雄の個体でした。フィッシングランドのスタッフさんの話によると、今年のアメマスは大量発生したワカサギを飽食しているそうで、例年になくその魚体が太いとの話でした。なにせ今年が初めてなので、例年の状態がどれほどなのか分かりかねるのですが、思わず『なるほど!』と納得してしまう程のとにかく素晴らしい魚体でした。
この後、迎えの船が来る夕方5:00迄の間に同様の狙い方で類似サイズの雄アメを1匹追加、さらに軽量スプーンのピュア(5g)を用いた表層~中層(2~5m)のステディリトリーブでレインボーと顔立ちの優しい雌?のアメマスをそれぞれ一匹ずつキャッチしました。この後者のアメマスは他の3匹とは明らかに体色が異なる個体で大変に記憶に残る一匹でした。 ある角度から見るとシルバー、また別の角度から見るとゴールドの光を放つベールを身に纏い、背ビレの付け根付近にはまさしく金粉という表現がぴったりな鮮やかな装飾を身体にあしらっていました。こんなに光り輝く美しい個体は今までに見た事がありません。 幼い子供に『昔の人はアメマスから金を採っていたんだよ!』と信じ込ませる事くらい、この魚を見せたら簡単に出来そうです。もちろんこの金粉の写真撮影を試みましたが、私のカメラテクでは実際の1/10も表現出来ていなかったため、今回掲載するのは止めにしました。是非とも見てみたいという方は現地で実際に確かめてみて下さい。
そして夕刻5:00に納竿。明日以降に入る事になるであろう大島の別ポイントの景色を一通り目に焼き付けたのちに大島を後にしました。
阿寒湖釣行を終えて 本レポートは釣行1日目のみの内容ですが、全日程共に期待以上の釣果に恵まれたとても素晴らしい釣行となりました。 釣れる魚はみなコンディションが抜群で阿寒湖がとても豊かなフィールドである事を強く感じさせられました。この素晴らしさの陰には阿寒湖漁協さんをはじめ、近隣住民の方々など、阿寒湖および大自然を見守る多くの人たちの努力があることは想像に難くありません。ひとりの釣り人としてこれら皆さんの努力を不意にする事がないように、今後も節度を持って阿寒湖での釣りを楽しみたいと思いました。 2007年、阿寒湖との出会いは私の釣り人生を大きく変える年となりました。 広大な大自然の中、自然繁殖した野生のトラウトたちに出会える数少ない湖。 この湖がこれから先もずっと私たち釣り人を変わらずに迎え入れてくれる事を切に願います。 最後に、阿寒湖という素晴らしいフィールドに出会う機会を与えて下さった朝霞ガーデンさんに深く感謝致します。 朝霞ガーデン http://www.a-garden.com/index.html
〇 使用タックル
ロッド : トラウトロッド 7.6ft リール : TWINPOWER 2500(SHIMANO) ライン : SUPER TROUT ADVANCE 6lb(MORRIS) ルアー : BUCH SPESIAL JAPAN VERSION 18g(SMITH) PURE 5g&7g(SMITH) TROUTIN SURGER 6g&14g(SMITH) ※ フックはバーブを潰してあります ネット : マリエット・ネット(SMITH)
今回はワカサギの接岸がピークを迎えているという5月初旬の芦ノ湖へと出掛けて来ました。実はつい先日も同湖を訪れたのですが、その日は前日の好釣とは打って変わって 1バラシのみで終了。初日だけで止めとけばよかった的な非常に後味の悪い残念な釣行となりました。
初日はレインボーにサクラ そしてイワナにブラウン...etc. 次から次へと浅瀬に差してくるトラウト界のオールスターたちの登場に、いったいどの魚に狙いを定めたらよいのかと迷う程とにかく凄い魚影の濃さでした。 なのにあれだけ良かった状況がたったの1日でどうして...? 帰りの車中でもこの疑問が頭の中をグルグルと巡りました。しかし何度考えても辿り着く結論は毎回同じで、人的プレッシャーとしか考えられませんでした。 あの日は連休の初日という事もありフィールドは釣り人で溢れかえっていました。水際にあれだけ多くのアングラーたちが一斉に立ち込んでしまっては、トラウトたちが警戒して岸寄り出来ないのは当然のこと。 今回はそんな人の集中しないポイントを見極めて挑んだ釣行なのでした。
この日も水辺には沢山のワカサギの姿を見つける事が出来ました。これならトラウトたちを浅瀬に引き付けるには十分である筈です。 ですが肝心の釣り人の数は...? 目に見える範囲内にフライマンさんが2名居るだけです。しかもお互いの距離は十分に離れています。 (よし! ラッキー♡) 獲らぬ狸のなんとやら! ではないですが、ここまでの余りの順調な滑り出しに思わず口元も緩んでしまうのでした(笑)
ようやく夜が明けたばかりの湖面、水中の様子を確認する事は出来ませんが、トラウトたちが岸寄りしている事を信じてアプローチを開始しました。 いくら近くに他の釣り人が居ないからといって、自身が魚たちを追いやってしまっては元も子もありません。20メート程先にブレイクを控えたシャローエリアに対して、先ずは入水はせずに静かにキャストを開始しました。 この日使用したルアーは panicky & shaky! でお馴染みの パニッシュ85F。 これを芦ノ湖メソッドであるグリグリを中心に、ロッドアクションを加えながらの積極的な誘いの釣りも織り交ぜながらポイントを広く探ってゆきました。
時刻は早くもam8:00を過ぎました。期待に反して朝一のドラマは何も起こりませんでしたが、これも十分想定内のこと。諦める気持ちなど微塵もありません。そしてこの時間になって来ると湖面を覆っていた霧も晴れ、次第に水中の様子も露わになってきました。今日もかなりの数のトラウトたちがワカサギを求めてシャローに差して来ているのが確認できます。 相変わらず一番多く目につくのはイワナで白のスポットと鰭の白いラインがよく目立ちます。次に多く目につくのは黒点が鮮やかなブラウントラウトで、続く第三位は同率でサクラマスとレインボートラウトといった感じでした。 私のほんの数メートル先の目の前をグリーンバックの魚体が駆け抜けて行く度に胸の鼓動が高鳴りました。 一本の杭となって彼らの行動を観察していると、どうやら同じ個体が何度も行ったり来たりを繰り返している様子です。特にイワナやブラウンのように特徴的な模様があり個体の識別が容易な魚たちはそれが明らかで、いわゆる居着きと呼ばれるタイプが多いようです。 これに対してサクラマスやレインボートラウトなどは個体の識別が難しく断定は出来ないのですが、どうやら一見さんの行き摺りタイプと、このエリアを中心に小さなコースで回遊している半居着きのようなタイプの二種類が出入りしているように感じました(こんな光景は水辺に多くの人が立ち込んでいたら、まずお目に掛かれないでしょう)。 もうこうなってくるとサイトの釣りしかありません。彼らの向かう進行方向先から僅かに狙いをずらしてルアーをキャスト! 彼らの視界ギリギリのラインをイメージして早巻きしてパニッシュを躍らせました。すると (おっ、気付いた!) 相手は明らかに進行方向を変え、ルアー目掛けて一直線に突進して来ます! そしてその後はほんとあっという間でした。それはランディングが容易だったという事ではなく、相手の余りに凄まじいファイトにこちらが圧倒されてしまい、途中のやり取りをよく覚えていない というのが正確なところでした。 しかし 50cmにも満たない浅瀬から一度も体を出すことなく最後まで私に抗った姿、さらに私の腕に残る強烈なやり取りによる感触(疲労)だけが、時間の経過と共に次第に鮮明に蘇って来ました。 相手は予想通りのサクラマスでした。そのサイズからして昨年の春に稚魚放流された個体であると思われます。放流からたったの一年でここまで大きくなるというのですから、芦ノ湖の水環境が余程良いのでしょう! ほんと驚かされます。
そしてその後も先ほどのサクラマスに少しも引けをとらない見事なクオリティフィッシュたちが顔を出してくれました。 水色が変化するブレイクラインの下からはブラウントラウトが! そして大岩が点在するガレ場周辺からはレインボートラウトがそれぞれ登場。 もう気分的にはグランドスラム達成といった感じでした♡
この記事を書いている6月初旬、芦ノ湖はすっかり夏モードに突入してしまったようで、朝の早い時間帯を除きトラウトたちの姿はほとんど見つける事が出来なくなりました。また来年同じ時期にここ芦ノ湖を訪れたいと思います。
〇 使用タックル
ロッド : TLB-83DT ラグレス・ボロン(SMITH) リール : 10 CERTATE 2500(DAIWA) ライン : FIRELINE EXT 0.8号(12lb) LO-VIS GREEN(BERKLEY) リーダー: TROUT SHOCK LEADER フロロカーボン 10lb(MORRIS) スナップ: クイック ロック スナップ #2(SMITH) ルアー : パニッシュ85F(SMITH) チェリーブラッドMD75(SMITH) ネット : チェリーネット サツキ(SMITH)
先日、群馬県は上野村にある『冬季ハコスチ釣り場』に出かけてきました(神流川を利用したC&R釣り場)。 前の週にここを訪れた釣友から、とてもいい釣りをしたという話を聞き、もう居ても立っても居られなくなり車を走らせてしまったといった具合です!
(上写真)川の駅-上野に事務所受付けがあります(営業時間 am9:00-pm16:00)
情報では、ボトムノックスイマーを使った川底から中層を探る釣りで好反応が得られたそうなのですが、残念ながら私には反応なし。
ルアーの動きをしっかりと目視することのできないブラインドの釣りにも飽きてしまったため、ルアーを小型のフローティングミノー「スティル」&「スティル・エリアチューン」に変更しました。
(上写真)スティル(最上段)とスティル・エリアチューン 水面から20~30cmのところで、移動距離を抑えた弱めの連続トゥイッチアクションを加えると、それまでのノー感じがまるでウソであったかのように反応があります。
しかし、魚はかなりスレているようで追ってくるスピードに勢いがありません。やっと口を使ったと思ったら喰い損ねてしまう個体も多く、ついつい汚いコトバが口から洩れてしまいます...反省。 そしてやっとフッキングしたと思ったら、今度は得意のハコスチJUMPを披露されて、はいサヨナラ。 ん~難しい。けど楽しい! 当日はこんな感じで、私が夢見ていたウハウハな状況とは少し違いましたが、これはこれでとても楽しかったです! 基本的には難しいけれど、まったく歯が立たない訳でもないという適度な難易度が◎。たまに大きな個体が顔を出してくれるところも魅力ですね! そして何よりウエイダーを履いての川歩きがとても気持ちよかった!! 機会があれば、年内にもう一度足を運びたいと思います。 ※ これからの時期に出かける方は、朝晩の車の運転(路面凍結)には十分に注意してください。
(上写真)この日のファーストヒットはハコスチではなく、秋色ヤマメ
(上写真)婚姻色のでた雄の個体でした
(上写真)この日は混雑を避けて、下流域を中心に探りました
(上写真)こちらはレギュラーサイズのハコスチ
(上写真)こちらもハコスチ。ジャンプを繰り返すのでとにかくバレます
(上写真)反応のあるポイントは、時間を空けて何度も探りなおしました
(上写真)この日最大のハコスチ 61cm 精悍な顔つきの個体を期待していたのですがチョット太りすぎですね
(上写真)この日の行動ログ 下流域しか探ることができませんでした
(上写真)とてもいい釣り日和でした
【 使用タックル 】
ロッド : トラウティンスピン インターボロンX IBX-53MTH(SMITH) リール : ツインパワー 1000S(SHIMANO) ライン : アーマード®︎フロロ+ 0.3号 (DUEL) リーダー : シューター・FCスナイパー インビジブル 5lb (SUNLINE) スナップ : SPスナップ #00(SMITH) ルアー : スティル(SMITH) スティル・エリアチューン(SMITH) ※共にフック変更実施。テイル側のみに1フック フック : ミノーエキスパートフック ME-31BL #4 (VANFOOK) ネット : チェリーネットLサイズ (SMITH) ※ 網の部分はラバーコーティング仕様に張り替えています
今回は解禁から間もない 早春の中禅寺湖に出掛けて来ました。ちょうど芦ノ湖が良い時期という事もあり、例年なら中禅寺湖のスタートはもう少し先になるのが ここ数年の私のパターンなのですが、今シーズンは少し思うところがあり早目の中禅寺湖スタートとなりました。
今回使用したルアーはフローティングミノーの【パニッシュ85F】。 表層水温が4℃前後といったキンキンに冷えた今の状況でフローティングミノーを使った釣りが果たして成立するのかどうか? これを確かめてみたいというのが今回釣行の大きな目的でした。
入ったポイントは沖にブレイクを控えた遠浅のシャローエリア。昨年はこの時期でも沢山のワカサギの姿を目撃する事が出来ましたが、今年は季節の進行が遅れているのか全く見る事は出来ませんでした。 ミノーの釣りに於いてワカサギの有無は決して無視する事の出来ないとても大事な要素。一抹の不安を抱えながらの実釣開始となりました。
ルアーをキャストした後はグリグリグリッとパニッシュを水に馴染ませる形で急速潜航させて その後ストップ! この時出来てしまったラインスラッグを回収してラインが極力一直線になるようにメンディング作業を行いました(ルアーへのアクション伝達を良くするため、さらにアタリを取り易くするための作業です)。 その後はロッドを使って軽めにチャッチャッと2回ジャークさせた後にピタッとストップ(3秒程度)。その後またチャッチャッとやったらストップさせて、後はこれを繰り返しました。 魚がルアーにアタックしてくるタイミングは大抵の場合、ジャーク後のストップの最中である事が殆どだと思います。このため、このストップの際に余りにもラインが弛んでいると、せっかくやって来たアタリを見逃してしまう可能性が大きくなります。特に朝夕のマヅメ時などの薄暗い時間帯はラインの動きを目視する事が出来ないので、ラインから伝わってくる感触の変化だけがアタリを知る唯一の手掛かりとなります。 かといってラインを逆に張り過ぎてしまうと、今度は浮き上がりの最中のルアーが手前の方に不自然な形で寄って来てしまうため魚に違和感を与えてしまう恐れがあると考えます。張らず緩めずの丁度いいラインテンションを保ってやることで、より深いバイトが得られかつアタリの見逃しを防ぐ事が可能であると考えます。 そして釣り開始からちょうど1時間が経過したam5:00過ぎについに待ちにまったバイトがやって来ました。 ジャークで一瞬ヒラを打ったパニッシュが ストップでスーッと浮き上がって来る最中に相手は勢いよくひったくって行きました。 暗がりの中、無事にネットに納まった相手は75cmのレイクトラウトでした。 厳寒期明けでもしっかり餌が獲れているらしくなかなか恰幅のいい個体でした。
その後は同じ探り方で2匹のレイクトラウトを追加。さらにこれから本格化するであろうワカサギの接岸時に特に威力を発揮するフローティングペンシルミノー【チェリーブラッド70DRIFT】のホットケにも良型のレイクトラウトが顔を出してくれました。
今回、表層水温が4℃前後という 魚にとっても非常に厳しいと思われる状況でも、トラウト(今回はレイクトラウト)が表層 さらにはトップのミノーイングにまで出てくれる事を確認しました。さらにそれは交通事故のような偶発的なものではなく、再現性のあるもので魚たちがとても喰う気満々であった事にはとても驚かされました。 陸水学に照らし合わせれば今は春の大循環期(ターンオーバー)に当たると思われます。水の中は下層から表層まで水温はほぼ4℃前後で変わらないという状況を考えると、魚たちが普通に表層に居ても何らおかしくはない、むしろ厳寒期明けというとてもお腹を空かせた状態なら餌(今回の場合は接岸していたと思われるヒメマスやワカサギでしょうか)を探しに表層にやって来るというのは、きっととても理にかなった事になるのでしょう。 ですが理屈ではそうであっても、実際にそれを目の当たりにするとやはり驚きは隠せませんでした。 今回の釣行は自身が抱く魚に対する先入観や思い込みをまたひとつ無くす事が出来たという点で非常に有意義なものとなりました。次はいったいどんな驚きや発見が待っているのか次回釣行が楽しみでなりません。
※ 上に記したジャークの回数やストップ時間などは、この時たまたま行ったものであり、その値を制限するものでは勿論ありません。ワカサギの出現状態によってはアクション自体もグリグリなどの方が反応がよかったりする事もありますし、また魚種によってアクションの好みも違うのかな?なんて考えさせられた事も度々あります。その時の魚の状況に合わせて色々と探って行くのが釣りの一番の楽しみだと思っています。フローティングミノー パニッシュを使って中禅寺湖での記憶に残る一匹との出会いを果たして頂ければと思います。
〇 使用タックル
ロッド : TLB-83DT ラグレス・ボロン(SMITH) リール : 13 CERTATE 2500(DAIWA) ライン : VARIVAS ハイグレードPE ブルー 0.8号(MORRIS) リーダー: TROUT SHOCK LEADER フロロカーボン 12lb(MORRIS) スナップ: SPスナップ #2 強度21kg(SMITH) ルアー : パニッシュ85F、70F(SMITH) CB70DRIFT(SMITH) ※ どちらもバーブは潰してあります ネット : チェリーネット Lサイズ サクラ(SMITH)
私の中での晩秋の芦ノ湖の釣りといったら、風はビュービュー! そして波はジャブジャブといった具合に、冷たい季節風が吹き付ける中、波に揉まれながらただひたすらにキャストを続けるといったイメージがあります。釣り人にとってはかなり辛い状況ですが、過去の経験からそんな荒れた天気の日こそ良い釣りが出来るといった確信があるため、いつも待ってましたとばかりに胸を高鳴らせ現地へと向かっています。
そんな感じですから釣行前にはいつも天気予報とにらめっこ。 風力は? 風向きは? と最新のピンポイント予報の確認に余念がありません。 ところがそんな期待とは裏腹に2016年の晩秋はいつも穏やかなお天気の日ばかり。表示される値はいつも風力1か2の静穏で、紅葉狩りを楽しむ観光客とは対照的にテンションがなかなか上がらない日が続いていました。 そしてこの日も朝から風のない穏やかなお天気のようです。ようやく空が白み始めうっすらと目に映った湖面はまさに鏡のようでした。 (今日もスローな釣りか...⤵) こんな風も波もないようなマヅメ時、魚たちはどうやら上の方が気になるらしく、表層での反応が良くなる事があります。そんな状況の時に私がもっぱら使用するルアーは【チェリーブラッドSR90】と【チェリーブラッドLL70S】のふたつ。先ずはこれらを使って表層の広範囲を手返し良く探るようにしています。
【チェリーブラッドSR90】はフローティングタイプのシャローランナー(潜航深度はMAX60cm前後)でアクションはローリングが主体。 対する【チェリーブラッドLL70S】はシンキングタイプのペンシルベイトで、ただ巻き時は頭を支点に後傾姿勢でテイルを左右にユラユラとさせる振り子アクションが主体となっています。 私は表層付近をアピールをやや大きめに、より低速で探りたいといった場合には【チェリーブラッドSR90】を、シルエットを小さく そしてよりナチュラルに探りたいといった場合には【チェリーブラッドLL70S】をそれぞれ使い分けるようにしています。 この日はここ最近の釣果の事もあり【チェリーブラッドSR90】を選択。カラーはマヅメ時の薄暗い時間帯に実績のあるグリーンゴールド(No.06)を選びました。これをルアー着水後は凡そ1~2秒でハンドル1回転(2500番ノーマルギアのスピニングリール 1巻き凡そ70cmを使用)のスピードを基本に ただ巻きするだけ。【チェリーブラッドSR90】に関しては、ルアーがアクションしなくなる程のデッドスローで水面に引き波を立てながら巻く時もありますが、その時もとにかく一定のスピードで最後のティップぎりぎりまで巻き続けるのが肝要だと思っています(目の前でバイトしてくるケースが度々あるためです)。 ※ 着水直後(止水域しかも湖流なし)の【チェリーブラッドSR90】は重心移動用のタングステンボールが後方に移動しているため、立ち姿勢で浮いている場合が殆どだと思います。この状態でゆっくりのただ巻きを行うと、タングステンボールが後方に残ったままとなってしまう場合があり、ルアー本来のアクションが出ない事があります。私はこれを避けるため、巻き始めのほんの一瞬だけ早巻きするなどして、後方にあるタングステンボールを前方に移動させるための動作を加えるようにしています。 そしてこの日も朝の静寂が破られました! 全神経をルアーの動きに集中している最中に、突如『ズドンッ!』と襲ってくるあの衝撃はほんとたまりません♡ 10月~11月後半の秋シーズンの前半戦、水面が穏やかで水温が一桁台に突入する前の時期に特に威力を発揮する釣り方だと思っています。 ちょっと地味で忍耐が必要な釣りとなりますが、機会がありましたら是非とも一度試してみて下さい。
〇 使用タックル
ロッド : TLB-83DT ラグレス・ボロン(SMITH) リール : 10 CERTATE 2500(DAIWA) ライン : VARIVAS ハイグレードPE ブルー 1.0号(13.1lb)(MORRIS) リーダー: TROUT SHOCK LEADER フロロカーボン 12lb(MORRIS) ルアー : チェリーブラッドSR90(SMITH) チェリーブラッドLL70S(SMITH)※ フックはテイルのみ ※ シュアーフック Wトラウトタテアイ 6B(SMITH) ネット : チェリーネット・サツキ(SMITH)
今回も首の皮一枚でしたが、何とか繋ぎ留める事が出来ました。 それにしても蝉ブラの釣りは、途中のプロセス全てが丸見えなので強烈に印象に残りますね! 特に逃した魚はまさにそれで、日が経つにつれて脳内でサイズがどんどん大きくなって行きます。現在もまだ成長中です(笑) 同行の皆様、お疲れ様でした。
(上写真)今回は山側に入りました
(上写真)シロヤシオ
(上写真)アズマシャクナゲ? それともハクサンシャクナゲ?
(上写真)美蝉(ビセン) ※ photo 半田明宏
(上写真)直前に良型をばらしていただけに、ほんと嬉しかった! ※ photo 半田明宏
(上写真)美蝉(ビセン)に出てくれた中禅寺湖のブラウントラウト(58cm)
(上写真)たいへんな男前でした
(上写真)今回も10km以上歩いたので、もうお腹はペコペコ。お疲れ様でした~!
男体山と中禅寺湖に一礼してから釣りを開始しました。 今年も蝉ブラ、頂きました!
(上写真)アカヤシオ
(上写真)突然背後に現れたものだから驚きました
(上写真)中禅寺湖のブラウントラウト。今回は蝉オンリーで行きました
(上写真)今年も何とか蝉初め出来ました!
(上写真)春蝉と美蝉(クリアーブラウン)
およそ半月ぶりに中禅寺湖へ出掛けてきました。そうとうに叩かれているだろうと覚悟はしていましたが、蝉を見に来たのは2匹だけとやはりとても厳しい釣りとなりました。そのせいか一匹獲れただけでもう満足♡ 予定より早く家路へと就きました。
(上写真)まずは国道側から。この日は朝から降ったり止んだりのあいにくのお天気☂ 日中でも気温が12℃程度ともう風邪をひきそうでした
(上写真)もうそろそろ大型が出る頃かと思い、朝は少しだけメタルの釣りをしてみました
(上写真)久しぶりのタグフィッシュが出ました
(上写真)メタルの次は蝉活。ですがこの天気なのでいつまで待っても蝉は鳴かず終い。※ 釣れた場所とは関係ありません
(上写真)小雨が降る中、出てくれたブラウントラウト(59cm)。そうとうに警戒しているのか口先だけで啄むようような、とても静かなバイトでした
(上写真)からだのあちこちに釣り人とやり取りした痕が見られました
(上写真)およそ半月振りに蝉の釣りを満喫出来ました
(上写真)美蝉(ビセン)No.29 ゴーストハルゼミGL。※ フックはテイル&ベリー共にシュアーフック Wトラウトタテアイの4Bに変更しています。また少しでも警戒されない様、白色のダクロン糸はマジックで黒く塗り潰しています
(上写真)修学旅行生たちにとっては生憎の天気だったことでしょう
(上写真)九輪草(クリンソウ)が満開でした。花言葉は『幸福を重ねる』『物思い』『物覚えのよさ』『少年時代の希望』だそうです。中年時代の夢は無いのね...。
(上写真)山側最奥にある駐車場工事の様子。バリアフリーのコンクリートスロープが出来るようです
(上写真)駐車場 完成予想図
今シーズンも沢山の感動をありがとう御座いました。 嬉しさも悔しさも全ていい思い出です(*^_^*) 2014.9.19 中禅寺湖にて
(上写真)朝一、メタルフォーカスに出てくれたレイクトラウト(63cm)
(上写真)メタルフォーカス (METAL/FORCAST) 18g。今回初めて実戦投入しました。
(上写真)朝寝坊したKUMAKURAさんの87BSPが大きく弧を描きます。気持ち良さそう~(*´∇`*)
(上写真)朝寝坊したKUMAKURAさんのレイクトラウト釣果(63cm)。MTレイクスにて。
(上写真)今シーズンもありがとう御座いました。また来年もどうぞ宜しくお願い致します。
訪れるようになり今年で二年目を迎えた朱鞠内湖に秋イトウを求めて出掛けてきました。今回は昨年とは探る場所を大きく変えて、ボサ(冠水したヤナギの木)や切り株などが多く点在するシャローエリアを中心にランガンで探って行きました。 春とは違い岸際にはウグイやワカサギなど餌となる小魚の姿はまったく見えません。はたしてこのエリア選択で本当によかったのだろうか?
と最初は不安で仕方ありませんでしたが、一匹目を手にしてからは自信を持って探り続けることが出来ました。今回は沖の切り株周りなどをチェリーブラッドSR90でトレース(ただ巻き)する探り方と、所々に点在する小さなワンド(ワンドと呼ぶのは憚れるくらいのほんと小さな規模のものです)をDDパニッシュ80Fでボトムトレースするやり方でイトウを手にする事が出来ました。
朱鞠内湖では遊漁規則でシングルバーブレスフックの使用が義務付けられています(※) ※ 朱鞠内湖 フィッシング 公式WEBサイトを参照
【使用タックル】 ⚫︎ロッド : インターボロンXX IBXX-77MSD (SMITH) ⚫︎リール : 13 セルテート2500 (DAIWA) ⚫︎ライン : バリバス ハイグレードPE 1.2号 (MORRIS) ⚫︎リーダー : バリバス トラウトショックリーダー フロロカーボン 16lb (MORRIS) ⚫︎ルアー : ・チェリーブラッドSR90 (SMITH) ・チェリーブラッドSR90 type2 プロト(SMITH) ・DDパニッシュ80F (SMITH) ・パニッシュ85F (SMITH) ・ミスティSP&スーパーミスティS(SMITH) ⚫︎スナップ : SPスナップ #2 (SMTH) ⚫︎フック : S-75M #1 (OWNER) ※ バーブは潰しました ⚫︎ネット : チェリーネット Lサイズ サクラ (SMITH)
(上写真) 前浜にある漁協管理事務所で渡船の時刻を待ちます
(上写真) この日の渡船開始時刻はam5:30過ぎでした
(上写真) ここしばらくの間、誰も入っていないというポイントに入りました
(上写真) パニッシュ85F(No.23 クレイジーヤマメ)にでたイトウ
(上写真) 本釣行での最大サイズ 78cm となりました
(上写真) こんな景色が続く中をランガンして行きました
(上写真) 朝から濃い霧が立ち込めます
(上写真) 沖の切り株周りで出たイトウ(77cm)
(上写真) チェリーブラッドSR90(No.15 ワカサギ)のただ巻きにて
(上写真) こんなちょっとしたワンドの中からも反応がありました
(上写真) DDパニッシュ80F(No.23 クレイジーヤマメ)のボトムトレースにでたイトウ(73cm)
(上写真) こちらは沖の切り株周りで出たイトウ(75cm)。今秋は餌となるワカサギの数が少ないそうで、その影響からなのか痩せた個体が目立ちました。
(上写真) チェリーブラッドSR90(No.06 グリーンゴールド)のただ巻きで
(上写真) こちらも沖の切り株周りで出たイトウ(75cm)
(上写真) 今回の釣行で一番よく引いてくれた個体でした
(上写真) チェリーブラッドSR90(No.15 ワカサギ)のただ巻きで
(上写真) 先の尖った綺麗な尾鰭でした
(上写真) 日中の表層水温は13℃前後で推移していました
(上写真) こちらも沖の切り株周りで出たイトウ(75cm)。チェリーブラッドSR90(No.15 ワカサギ)のただ巻きにて
(上写真) 大きなワンドに辿り着きました
(上写真) 先に進むためにはこんな斜面を通らなければなりません。この先にはきっと楽園があると信じて進みます。
(上写真) 濡れているのでよく滑ります(汗)
(上写真) 楽園の筈がこのサイズ...(涙) 。 DDパニッシュ80F(No.23 クレイジーヤマメ)にて
(上写真) 移動の際など頻繁に電子ホイッスルを鳴らしていました。前日には別ポイントで熊を目撃していたため気が休まりません。
(上写真) こちらも小振りなイトウ(65cm)。チェリーブラッドSR90(No.06 グリーンゴールド)のただ巻きにて
(上写真) 帰りの船上から見る朱鞠内湖の夕焼け
先日、連休を利用して尚仁沢アウトドアフィールドさんに出掛けてきました。相変わらず寒い日が続いているので今回もボトムの釣りがメインになるかと思っていたのですが、この日は少し状況が違いました。 最初のうちこそボトムで反応はあるのですが、日が高くなるに従って反応がどんどん弱くなって行きました。
(水温の上昇により)魚が大分浮いてきたのかな? ハネやモジリなど魚の様子を見ていると何となくそんな気がしてきます。そこで試しにMKスプーン2.2gを使って中層をスローに探り始めると、数投で直ぐにゴンッ!と重たいアタリがやって来ました。相手はまさかのイトウでした(しかも相当に大きい)。あまりの引きの強さに最初はスレ掛かり?かとも思ったのですが、右の口元、閂(かんぬき)部分にしっかりとフッキングしていました。飲まれてはないのでとりあえずはラインが歯にあたってブレイクする事は無さそうですが、あの巨体から繰り出されるパワーにいつまでフックが堪えられるのか、今回初使用の(私の中では実績の無い)おニューのラインがこれまたどこまで堪えきれるのかが気がかりで、やり取りの最中はほんとヒヤヒヤものでした(大汗)! そして水車や桟橋などをギリギリのところでかわし格闘すること10分以上。手持ちのネットではどうすることも出来ないのは明らかだったため、お客さんに急ぎ阿久津オーナーさんを呼んでもらい、メーターすっぽりネットでもって無事に掬って(救って)もらいました。おお-救いの神よ! それにしてもあまりに凄い魚体。文句なしの自己最大魚となりました! こんなサプライズゲストならまたいつでも来てもらいたいものです(*'▽')/ ※ 魚の写真は釣り場オーナー様の許可を得て撮影させてもらいました
(上写真)雪は日陰の部分に僅かに残っているだけでした
(上写真)看板犬のデニーくん。このあとワシャワシャしてやりました(*´ω`*)
(上写真)とても良く引くいいスチールヘッドでした。ボトムノックスイマーⅡ(インセクトブラウンカラー)にて ※ 釣り場のオーナーさん撮影
(上写真)前回もそうでしたが足元のカケアガリでヒットする頻度がとても多かったです。ボトムノックスイマーⅡを使ったデジ巻きにて
(上写真)こちらもボトムノックスイマーⅡ(インセクトブラウンカラー)で
(上写真)オーナさん曰く、最近は以前に放流したスチールやロックが良く釣れているとのこと。このスチールもその色合い(白っぽい)から以前に放流されたものだと思われます。ちなみにこの日は放流はありませんでした。
(上写真)こちらも引き味の素晴らしいスチールでした。※ 釣り場のオーナーさん撮影
(上写真)こちらもボトムノックスイマーⅡ(インセクトブラウンカラー)にて
(上写真)メーターすっぽりネットで掬ってもらいました。阿久津オーナーさんに感謝。まさに掬いの神様です。
(上写真)魚鬼とはよくいったものです。MKスプーン TRAP2.2g(ライトカーキ)にて
(上写真)各鰭が完璧でとにかく良く引きました。※ 釣り場のオーナーさん撮影
(上写真)今回もボトムノックスイマーⅡのインセクトブラウンカラー(+自塗りバイトマーク)が良く効きました
(上写真)僅かですがイワナも混ざりました