先日、群馬県は上野村にある『冬季ハコスチ釣り場』に出かけてきました(神流川を利用したC&R釣り場)。 前の週にここを訪れた釣友から、とてもいい釣りをしたという話を聞き、もう居ても立っても居られなくなり車を走らせてしまったといった具合です!
(上写真)川の駅-上野に事務所受付けがあります(営業時間 am9:00-pm16:00)
情報では、ボトムノックスイマーを使った川底から中層を探る釣りで好反応が得られたそうなのですが、残念ながら私には反応なし。
ルアーの動きをしっかりと目視することのできないブラインドの釣りにも飽きてしまったため、ルアーを小型のフローティングミノー「スティル」&「スティル・エリアチューン」に変更しました。
(上写真)スティル(最上段)とスティル・エリアチューン 水面から20~30cmのところで、移動距離を抑えた弱めの連続トゥイッチアクションを加えると、それまでのノー感じがまるでウソであったかのように反応があります。
しかし、魚はかなりスレているようで追ってくるスピードに勢いがありません。やっと口を使ったと思ったら喰い損ねてしまう個体も多く、ついつい汚いコトバが口から洩れてしまいます...反省。 そしてやっとフッキングしたと思ったら、今度は得意のハコスチJUMPを披露されて、はいサヨナラ。 ん~難しい。けど楽しい! 当日はこんな感じで、私が夢見ていたウハウハな状況とは少し違いましたが、これはこれでとても楽しかったです! 基本的には難しいけれど、まったく歯が立たない訳でもないという適度な難易度が◎。たまに大きな個体が顔を出してくれるところも魅力ですね! そして何よりウエイダーを履いての川歩きがとても気持ちよかった!! 機会があれば、年内にもう一度足を運びたいと思います。 ※ これからの時期に出かける方は、朝晩の車の運転(路面凍結)には十分に注意してください。
(上写真)この日のファーストヒットはハコスチではなく、秋色ヤマメ
(上写真)婚姻色のでた雄の個体でした
(上写真)この日は混雑を避けて、下流域を中心に探りました
(上写真)こちらはレギュラーサイズのハコスチ
(上写真)こちらもハコスチ。ジャンプを繰り返すのでとにかくバレます
(上写真)反応のあるポイントは、時間を空けて何度も探りなおしました
(上写真)この日最大のハコスチ 61cm 精悍な顔つきの個体を期待していたのですがチョット太りすぎですね
(上写真)この日の行動ログ 下流域しか探ることができませんでした
(上写真)とてもいい釣り日和でした
【 使用タックル 】
ロッド : トラウティンスピン インターボロンX IBX-53MTH(SMITH) リール : ツインパワー 1000S(SHIMANO) ライン : アーマード®︎フロロ+ 0.3号 (DUEL) リーダー : シューター・FCスナイパー インビジブル 5lb (SUNLINE) スナップ : SPスナップ #00(SMITH) ルアー : スティル(SMITH) スティル・エリアチューン(SMITH) ※共にフック変更実施。テイル側のみに1フック フック : ミノーエキスパートフック ME-31BL #4 (VANFOOK) ネット : チェリーネットLサイズ (SMITH) ※ 網の部分はラバーコーティング仕様に張り替えています
先日、尚仁沢アウトドアフィールドさんに初釣りに出掛けてきました。実は昨年末にもこちらを訪れているのですが、ジャガートラウトを相手にしたミノーイングがとても楽しかったもので、すっかり病み付きになってしまったといった具合でした。
相手はさすがイワナ系の魚だけあって、障害物周りを好む個体が多いらしく、そこでの反応がやはり圧倒的でした。ですがこういったポイントは多くの人が何度も何度もミノーを通すためやはり見切られがち。ルアーの種類はもちろんのことカラーやサイズ、或いはトレースコースにも変化を付けるなど見飽きさせない工夫をして、何とか口を使わせる事が出来ました。 決して簡単ではありませんでしたが、あの素晴らしい魚体を見にまた訪れたいと思います。 ※ 魚の写真は釣り場オーナー様の許可を得て撮影させて頂きました ※ 尚仁沢アウトドアフィールドさんのHP :http://www.shojinzawa.com/
【使用タックル 】 ロッド : トラウティンスピン インターボロンX IBX-53MTH(SMITH) リール : ツインパワー 1000S(SHIMANO) ライン : アーマードⓇフロロ+ 0.3号 (DUEL) リーダー : シューター・FCスナイパー インビジブル 5lb (SUNLINE) スナップ : SPスナップ #00(SMITH) ルアー : パニッシュ55 SP(SMITH)※フック変更実施 DDパニッシュエリア65F(SMITH)※フック変更実施 ボトムノックスイマーⅡ 3.2g(SMITH)※フック変更実施 フック : ミノーエキスパートフック ME-31BL #4 (VANFOOK)
(上写真)朝一は池の一部が凍っていました
(上写真)狙いのジャガートラウト。※ オーナーさんの許可を得て、一部の個体だけ写真を撮らせてもらいました
(上写真)パニッシュ55SPを使ったジャークアクションにて
(上写真)水温が上昇したためだろうか、am10:00を過ぎたあたりから急に反応が良くなってきました
(上写真)テイルとベリーの両方にフッキングしていました
(上写真)時には同じポイントで6連発する時も。 こんな尚仁沢さんは初めて経験しました!
(上写真)パニッシュ55SP ヒメマス・カラー とても地味なカラーですが、すこぶる反応が良かったです!
(上写真)雄のジャガーが釣れる割合が高かったか
(上写真)なんとも味のある顔です。サミー・ディヴィスJrを彷彿とさせます
(上写真)同じジャガーでも色々な表情の個体が居ます
(上写真)これぞジャガー!といったとてもカッコいい個体でした。尚仁沢さんのロゴの魚を彷彿とさせます
(上写真)とても鮮やか
(上写真)あまりのカッコよさに、いつまでも見ていたくなります
(上写真)凄い色と模様でした
(上写真)この個体もいい色をしていました
(上写真)こちらの個体もパニッシュ55SPにて
(上写真)子狸3匹がこちらの様子をうかがっていました
(上写真)60アップはあるであろう、この日一番の大型のジャガートラウトでした
(上写真)こちらの個体はとにかく太かったです
(上写真)もうお腹いっぱいという感じで、早めに家路へと就きました
およそ半月ぶりに中禅寺湖へ出掛けてきました。そうとうに叩かれているだろうと覚悟はしていましたが、蝉を見に来たのは2匹だけとやはりとても厳しい釣りとなりました。そのせいか一匹獲れただけでもう満足♡ 予定より早く家路へと就きました。
(上写真)まずは国道側から。この日は朝から降ったり止んだりのあいにくのお天気☂ 日中でも気温が12℃程度ともう風邪をひきそうでした
(上写真)もうそろそろ大型が出る頃かと思い、朝は少しだけメタルの釣りをしてみました
(上写真)久しぶりのタグフィッシュが出ました
(上写真)メタルの次は蝉活。ですがこの天気なのでいつまで待っても蝉は鳴かず終い。※ 釣れた場所とは関係ありません
(上写真)小雨が降る中、出てくれたブラウントラウト(59cm)。そうとうに警戒しているのか口先だけで啄むようような、とても静かなバイトでした
(上写真)からだのあちこちに釣り人とやり取りした痕が見られました
(上写真)およそ半月振りに蝉の釣りを満喫出来ました
(上写真)美蝉(ビセン)No.29 ゴーストハルゼミGL。※ フックはテイル&ベリー共にシュアーフック Wトラウトタテアイの4Bに変更しています。また少しでも警戒されない様、白色のダクロン糸はマジックで黒く塗り潰しています
(上写真)修学旅行生たちにとっては生憎の天気だったことでしょう
(上写真)九輪草(クリンソウ)が満開でした。花言葉は『幸福を重ねる』『物思い』『物覚えのよさ』『少年時代の希望』だそうです。中年時代の夢は無いのね...。
(上写真)山側最奥にある駐車場工事の様子。バリアフリーのコンクリートスロープが出来るようです
(上写真)駐車場 完成予想図
先日、初夏の釣りの代名詞といえる春蝉パターンの釣りを楽しみに中禅寺湖へ出掛けてきました。狙う相手はもちろん色鮮やかなブラウントラウトです。
場所にもよりますが、水ぎわには多くのワカサギがいまだ群れており、これらを狙ったブラウンたちの激しいボイルがあちこちで繰り広げられていました。 このことだけが理由ではないのでしょうが、蝉ルアーへの反応はとても少なく、10時間ちかく探って得られたバイトはたったの3回のみでした。
そんななかで迎えた夕暮れの時間帯。そろそろミノーの釣りに切り替えようかと思っていた矢先のこと、20メートルほど沖合に浮かべていた大美蝉(マジョーラリブ)が何の音も立てずに突如姿を消しました。 その後の相手とのやり取りはとても長く激しいもので、絶対にバラしたくないという緊張感から胃がキリキリと痛む程でした。 そして無事ネットにおさまった魚は65cmのブラウントラウト。 その引きの強さからもうひと回り大きな個体を想像していたのですが、整った大きな鰭と魚体の太さを目にしてすぐに納得しました。 この日は春蝉に対する捕食シーンは全く見られなかったのですが、蝉を意識している個体はやはり居るんだなと、この釣りを行う上での心構え(信じて粘り抜く)を新たにした釣行となりました。 また近いうちに出掛けたいと思っています。
(上写真)この日はam8:00過ぎから国道側で釣りをスタート
(上写真)水際にはワカサギの他に産卵行動中のウグイも多数みかけました
(上写真)開始から30分も経たないうちに幸先のいいスタート(51cm)
(上写真)その後はpm14:00まで反応がまったくありません
(上写真)人の居ないところを探しておよそ1.5kmほどランガンしました
(上写真)そして夕方、この日最後のチャンスが訪れました
(上写真)10分近くのやり取りの末に手にすることのできたブラウントラウト(65cm)
(上写真)過去に釣られた痕跡がありました
(上写真)背鰭もパーフェクト! 引きが強烈なわけです
(上写真)魚体が夕陽に染まります
(上写真)ヒットルアーは大美蝉(ダイビセン) カラーはマジョーラリブ
(上写真)同行者が山側で手にしたブラウントラウト。あちらもとても厳しかったそうです
(上写真)帰りは日光市荊沢にある台湾料理店 香味鮮(こうみせん)さんに寄ってきました
(上写真)回鍋肉定食(¥980) とにかく量が多くてやっとの思いで食べきりました(汗)とても美味しかったですよ!
【使用タックル】 ⚫︎ロッド : イル・フロッソ TILF-72 (SMITH) ⚫︎リール : セルテート2500 (DAIWA) ⚫︎ライン : バリバス ハイグレードPE 0.8号 (MORRIS) ⚫︎リーダー : バリバス トラウトショックリーダー フロロカーボン 10lb (MORRIS) ⚫︎ヒットルアー : 大美蝉(ダイビセン) (SMITH) ※ フック変更実施 ※ ラインはスプリットリング(後付け)を介して接続 ⚫︎フック : シュアーフック Wトラウトタテアイ 4B (SMITH) ※ バーブは潰しました ⚫︎ネット : チェリーネット Lサイズ (SMITH) ※ ラバーコーティングネットに張り替えています
この体高&幅広の魚がずっと欲しかったんです! ワカサギを鱈腹喰って、まさにお腹ははち切れんばかり 芦ノ湖、本当にいい魚たちが育っていますね!!
(上写真)芦ノ湖のブラウントラウト。チェリーブラッドLL70Sの表層ただ巻きにて。
(上写真)日没直後に来てくれました!
今回で第14回目となる芦ノ湖Catch&Cleanに初参加して来ました。準備運動がてら、朝一にちょっとだけ釣糸を垂らしてみたところ、まさかのブラックバスがHIT! 狙いの魚種とは違えども、これはこれで非常に嬉しい一匹でした! その後は気持ちを入れかえて、ただひたすらに湖畔清掃に勤しみましたよ!下心一杯でしたが(笑)
昼間の善行を九頭龍様もきっと見ていてくれたはず。夕マヅメはさぞかし良い釣りが出来るだろうと期待に胸膨らませポイントに向かったのですが、ヒットしたのはレギュラーサイズの虹鱒のみでした。きっと(善行)ポイントの当日利用は出来ない決まりになっているのでしょう。次回に期待したいと思います(*'▽')/
(上写真)朝一に出てくれた芦ノ湖のブラックバス(53cm)。チェリーブラッドSR90の低速ただ巻きにて。チェリーネットにブラックバスはやはり何かしっくりと来ません(^_^;)
(上写真)ゴンザレス 自己記録更新です( 〃▽〃)
(上写真)Catch&Cleanの清掃担当エリアは元箱根湾周辺エリアを選びました。芦ノ湖レジェンドのNOZAKIさんを囲んで記念撮影!皆さまお疲れ様でした。カメラマンのササキさん、ありがとう御座いました。
(上写真)当日は最高の湖畔清掃日和でした
(上写真)清掃後はバケツリレーでブラウンの稚魚放流
(上写真)ブラウンの稚魚放流。3~4年後が楽しみです!
(上写真)最後は湖尻の芦ノ湖キャンプ村で記念撮影。皆さまお疲れ様でした。来年もまた参加させて頂きます!
(上写真)湖畔の木々も大分色付いて来ました
朝一の表層(チェリーブラッドSR90&SR90T2)、さらに日中のトップ(CB70PEN)と、バラシの連続で胃が痛くなるなか迎えた夕方の15:30過ぎ。急に吹きだした強めの北風により、いい感じの波が立ち始めたタイミングで、チェリーブラッドSR90のただ巻きにポンポンポン!と連続して3匹のレイクトラウトが顔を出してくれました。
その後、風は30分も経たないうちに止んでしまい、反応もすっかりと無くなってしまいました。 いつやって来るとも知れない好機(タイミング)。これを逃さないためには、やはり最後まで粘り抜く根気強さが大事だなと感じさせられた釣行となりました。
(上写真)お昼過ぎ、いろは坂の方角から雲海が上ってきました
(上写真)中禅寺湖では早春から初夏にかけてよく見られる現象です
(上写真)ランガンで阿世潟の三角まで来たところで折り返します
(上写真)この時点でトップウォーターも含めて3バラシ。あ”~胃が痛い(汗)
(上写真)PM15:30過ぎにようやくこの日のファーストフィッシュ! ちょうど強めの北風が吹き始めたタイミングでした。
(上写真)チェリーブラッドSR90(TSカラー)のただ巻きでした
(上写真)釣り再開後の一投目に出てくれたレイクトラウト。 夕陽に照らされて輝いています。
(上写真)この魚も チェリーブラッドSR90(TSカラー)のただ巻きで
(上写真)3連続目となるこの魚を最後にアタリはパタリと止んでしまいました
(上写真)雰囲気はとても良かったのですが、ラストは何もありませんでした。
【使用タックル】 ⚫︎ロッド : イル・フロッソ TILF-88 (SMITH) ⚫︎リール : セルテート2500 (DAIWA) ⚫︎ライン : バリバス ハイグレードPE 1.0号 (MORRIS) ⚫︎リーダー : バリバス トラウトショックリーダー フロロカーボン 12lb 1ヒロ FGノットで結束 (MORRIS) ⚫︎ヒットルアー : ・チェリーブラッドSR90 No.03 TSスラッシュ他(SMITH) ・チェリーブラッドSR90T2 No.52 SHクリアーワカサギ他(SMITH) ⚫︎スナップ : SPスナップ #2 (SMTH) ⚫︎フック : SBL-75M #1(OWNER) ⚫︎ネット : チェリーネット Lサイズ(SMITH)
今シーズン私が初めて中禅寺湖の蝉ブラを手にしたのは6月初旬のこと。今回はその時の模様を振り返ってみたいと思います。 ですがその前に、まずは今シーズン蝉活をスタートした5月末(前回の釣行)の状況について振り返ってみます。向かった先は通称 山側と呼ばれる湖の南側の一帯で、背後の森が湖岸線ギリギリまで迫っている好ポイントが多いのが特徴です。
(上写真) 初夏の中禅寺湖(山側)。あちこちから春蝉の鳴き声が聞こえてきます
(上写真)湖畔のヤマツツジ
朝8時過ぎ、お目当てのポイントに向けて湖畔の遊歩道を歩いていると、進行方向の先から突如ガボガボッ!!と激しく水の割れる音が聞こえてきました。 (おっ、何事だ!?) と急ぎ駆け寄り、遊歩道から遠巻きにその個所を眺めていると、ほどなくして小魚たちがピチャピチャ!と水の中から勢いよく飛び出し、その直後に水面が大きく破裂しました! 間違いありません。相手はブラウントラウトです。彼は大胆にも上半身を岸へと乗り上げて、ガボガボガボッ!!!と小魚を水際へと追いやり激しく襲い掛かっていました。よく海外の映像などで見る、シャチがアシカを浜辺に追い込んで喰らいつくあの光景そのものです。小魚というのはワカサギの群れで、今年はこれが湖岸線の至るところに大量に発生していました。 先ほどのワカサギたちは水際ギリギリの位置を縦一列になって右往左往しており、また直ぐに襲い掛かってくるであろう捕食者に完全に怯え切った様子でした。 この状況、釣り人ならば誰もが待ち望む熱い瞬間だと言えますが、こと蝉の釣りを楽しみにやって来た今回の私にとっては、あまり歓迎できない厄介な状況であると言わざるを得ませんした。 というのも、このワカサギの捕食モードに入ってしまったブラウンたちというのは、こればかりに夢中になってしまい、その他の捕食対象(今回の場合はもちろん春蝉になります)にはすっかり感心が無くなり、蝉ルアーでこれを振り向かせるのはたいへん難しく、過去に何度も痛い目にあってきたからでした。近年ではたしか2016年にも今回と同じようにワカサギが大量発生した年があり、蝉ルアーに振り向かせるのにたいへん苦労したことをよく覚えています。 何年かに一度、こんな年がやって来ることは承知しており十分覚悟はしていたのですが、まさか今年がその年なのか?と急に不安になってきました。 ですが釣りというのは実際にやってみないと何が起こるか分からないもの。当日はこの私の不安が杞憂であることを願いながら、山側の奥の方までただひたすら探って行ったのですが、結局 ワカサギに夢中になったブラウンが私の操る蝉ルアーに振り向いてくれることは一度もありませんでした。
(上写真) 湖岸線は至るところワカサギだらけ(山側での様子)
(上写真)今シーズンの蝉活初日は山側のハイキングで終了しました(涙)
そして明けて翌週、6月最初の週に私は再び蝉活をしにいろは坂を登っていました。前回の釣行からおよそ一週間が経過しましたが、山側のあのワカサギの飽和状態が終息しているとはとても思えません。この日はこれを避ける意味で場所を大きく変更、湖の北側となる国道側に入ることにしました。湖の北側と南側、日照量からくる積算水温の違いなどからワカサギの接岸状況にもきっと違いが出るだろうと期待してやって来たのですが、此方もどこもかしこもワカサギだらけ。残念ながら国道側に於いても状況に大きな変化は見られませんでした。
(上写真) 国道側ではよくサルたちの朝の見回りに遭遇することがあります
(上写真)対岸に見える山側からは春蝉の大合唱が聞こえてきます
ポイントに到着し、しばらく水際の様子を静かに眺めていると、やはり此方でも始まりました。水際から1メートルも離れていない位置でブラウンの黄色い魚体がガボガボガボッ!!!と勢いよくワカサギを追い回しています。此方のブラウンも完全にワカサギモードに突入してしまっているようです。 (これはまいった!) もうこうなってしまっては逃げる場所はありません、ただひたすらに探り続けるしかないと腹を決めました。もしかしたら魚嫌いの現代っ子なブラウンが居るかも知れません。急ぎタックルの準備に取り掛かりました。
(上写真)日中の表層水温はおよそ15℃
この日、最初に手にしたルアーは大美蝉(ダイビセン)! 昨年発売されたばかりのNEWアイテムで、従来品である美蝉(ビセン)をサイズアップ(長さで5mmアップ、重さで1.4gアップ)させたモデル。見た目のサイズ感はほぼそのままにウエイトをアップさせてやることで、飛距離を大幅に伸ばすことに成功しています。 昨シーズンはこの+5mmのサイズアップが魚の反応にどう影響するのかが心配で、その日最初の釣りから投入することには正直抵抗がありました。ですが昨シーズン使用してきた経験から、特に悪い影響は感じられなかったこと、飛距離のアドバンテージが想像以上に大きかったことなどを理由に、今年は何の躊躇いもなく初めから投入することにしました(当日はやや強めの向かい風となる状況が多かったこともあり、沖へのキャストが容易にきまる大美蝉が大変重宝しました)。
(上写真)大美蝉(No.31 ハルゼミショート)とエゾハルゼミ
この日は岸際で群れるワカサギに夢中になったブラウンを相手にしても仕方ないだろうとの考えから、ワカサギが群れている箇所の遥か向こう、ブレイクラインの先となる沖合(15~20メートル程)を集中的に探ることにしました。その辺りを泳いでいるような個体ならば、もしかするとワカサギをあまり意識していないものも少しは居るのではないか?という単純な発想からです。
(上写真)大美蝉・シェルが今シーズン発売されました(全8色)。 水面下にシェルプレートの輝きが届くように、サイド~腹部にかけての塗装をあえて抑えて作ってあるそうです
そしてランガンしながら探り続けること4時間以上。半日釣行の終了間際となるお昼過ぎになってようやく大美蝉がボコッ!と大きな音を立てて水中に飲み込まれました。 取り込むまでにおそらく5分近くは費やしたのではないかと思われる強烈なやり取りの末にあがってきた魚は、狙いのブラウントラウトでした(60cm)。後頭部がこんもりと隆起したもの凄い体高、全ての鰭が大きくそして整っていて、さらにお腹回りははちきれんばかりに凄いことになっています。 きっとワカサギを飽食してのあの凄いファイトとこのプロポーション、まさにワカサギ様様と喜び、感謝しなければならないのでしょうが、蝉への反応のことを考えると、やはりあまり多すぎるのは困りもの。とても複雑な心境で迎えた2020年シーズン中禅寺湖での蝉初めなのでありました。
(上写真)大美蝉に出たブラウントラウト60cm(No.01 ハルゼミ・オスにて)。湖流に合わせてのナチュラルドリフト(ホットケ)が功を奏しました。
(上写真)きっとワカサギを飽食しているからでしょう、プロポーションもそうですが、走りと持久力にもの凄いものがありました
(上写真) 蝉ブラの体表面。初夏の日差しを浴びてより一層輝きを増します
(上写真)大きく整った胸鰭。引きが強烈なわけです。
【使用タックル】 ⚫︎ロッド : TILF-72 トラウティンスピン イル・フロッソ (SMITH) ⚫︎リール : 13 セルテート2500 (DAIWA) ⚫︎ライン : バリバス ハイグレードPE X4 1.0号 (MORRIS) ⚫︎リーダー : バリバス トラウトショックリーダー フロロカーボン 10lb (MORRIS) ⚫︎ルアー : ・大美蝉(ダイビセン) (SMITH) ※ フック変更実施。ラインはアイのスプリットリング(後付け)に直結 ・大美蝉・シェル (SMITH) ※ フック変更実施。ラインはアイのスプリットリング(後付け)に直結 ・美蝉(ビセン) (SMITH) ※ フック変更実施。ラインはアイのスプリットリングに直結 ⚫︎フック : シュアーフック Wトラウトタテアイ 4B (SMITH) ※ ベリー&テイル共に。バーブは潰しました ⚫︎ネット : チェリーネット Lサイズ (SMITH)
今年も無事に中禅寺湖が解禁を迎えました! 当日は終日のマイナス気温、さらに絶えず吹き付ける西からの暴風により、ロッドもリールも完全に凍り付いてしまい釣りを続けること自体が難しいといった状況でした。ですがそんな凍えるような寒さの中でも魚たちは割と元気で、
勢いよくフローティングミノー パニッシュ85Fを引ったくって行ってくれました。これから水温が上昇し、さらにワカサギの接岸が絡んでくれば、魚たちの活性は益々上向いてくるはず。今後の中禅寺湖 弥が上にも期待が膨らみます!
【使用タックル】 ⚫︎ロッド : ラグレスボロンTLB-83DT (SMITH) ⚫︎リール : 13 セルテート2500 (DAIWA) ⚫︎ライン : バリバス ハイグレードPE 1.0号 (MORRIS) ⚫︎リーダー : バリバス トラウトショックリーダー フロロカーボン 12lb (MORRIS) ⚫︎ルアー : パニッシュ85F (SMITH) ※ シングル・バーブレスフックに換装しています。このフック変更に伴うウエイト調整ならびに強度UPを目的にスプリットリングも変更しました。 ⚫︎フック : SBL-75M #1 (OWNER) ⚫︎スプリットリング : P-03N #3 (OWNER) ⚫︎スナップ : SPスナップ #3 (SMITH) ⚫︎ネット : チェリーネット Lサイズ サクラ (SMITH)
(上写真)まだ暗い時間にそれは起こりました!やり取りの感触から相手は恐らく良いサイズのブラウンだったのだと思います。近くまで寄せてあともう少しでランディングだという時に、相手は急に反転、沖へと向けもの凄い勢いで走り出しました。そして次に気が付いた時には2つのガイドもろとも相手は姿を消してしまっていました。8年使ったロッドは修理のために暫く入院となりました。
(上写真)その後、明るくなってから出てくれたレイクトラウト。今シーズンのはつモノとなりました。パニッシュ85Fにて
(上写真)丸一日、晴れたり吹雪いたりを繰り返すお天気でした
(上写真)2匹目もレイクトラウト。パニッシュ85Fにて
(上写真)午前中は国道側をRUN&GUNしていきました
(上写真)そしてまたレイクトラウト。パニッシュ85Fにて。どの個体もみな痩せています
(上写真)氷点下の気温と暴風により、水際にある岩は全て凍り付いていました
(上写真)余りの寒さにシムスのジャケットもこんなありさま。こんな経験初めてでした
(上写真)日中の気温はマイナス(計測不能)、水温はプラスの1度
(上写真)二荒山神社の大鳥居と男体山
(上写真)大尻前
(上写真)歌が浜駐車場前
(上写真)今回見て回った場所ではワカサギを見つけることは出来ませんでした
(上写真)今年はフランスとベルギー大使館前での釣りが禁止されてしまいました。いいポイントだったのにとても残念でなりません(涙)
午後は再び国道側に入るも、小型を2匹バラしたのみで終了となりました。 同行して頂いたOHGIさん、今日は一日お疲れさまでした。
今シーズン2回目の中禅寺湖。 数&サイズこそ出ませんでしたが、美鱒たちが相手をしてくれました。
(上写真)暑くもなく寒くもなく、今が一番いい時期ですね!
(上写真)早くもハルゼミが出ておりました!
(上写真)岸際は沢山のワカサギたちで溢れかえっていました!
(上写真)日中の表層水温は10℃。まさにベストです。
(上写真)今シーズンの初レイク! パニッシュ85Fにて
(上写真)レイクトラウト
(上写真)真っ昼間に出てくれた美形のレインボートラウト。パニッシュ85Fにて
(上写真)鰭ピンの尾びれ
この日向かった先はまたも山側のポイント。『今日こそは国道側へ!』との意気込みでいつもより早い時間に自宅を出てきたのですが、 国道側の路肩は相変わらずの車だらけ。入れそうなスペースは全く無かったため、仕方なく此方へと逃げてきた次第でした。
それにしても今年の中禅寺湖の人気には凄いものがあります。今年はこの湖の好調が伝えられているのに加えて、この上にある湯の湖の釣りが一時休止を強いられているせいで(6月25日~再開しました)、釣り人が集中したものと思われますがこの日も兎に角凄い人出でした。
およそ1ヶ月振りに訪れた湖畔はすっかり様変わりしていました。芽吹きはじめたばかりであった筈の木々は青々と生い茂り、まるで初夏を思わせるような勢いです。湖の水位も30cm近く上昇したらしく、湖岸線は大きく後退、昼寝用にと考えていたスペースはすっかり水の中でした。そして前回釣行時に見られた沢山のワカサギ。こちらもいまだ健在でしたがよく見ると少しサイズが小さめでどこか違和感を感じます。お腹に卵を抱えている様子もなく、かといって産卵後の弱りきった個体とも思えません。元気良く泳ぎ回るその姿は1ヶ月前に見たものとは明らかに違った個体でした。おそらく彼らは1年魚、来春の生後2年目にして産卵に参加する個体だと思われます。これまでの過去5年間、この湖でこんなに多くのワカサギを目にした年はありませんでした。この調子ならまた来年も多くのワカサギたちの姿を目にする事が出来るのではないでしょうか。
(上写真) 凡そ1ヶ月振りに訪れた湖畔はすっかり様変わりしていました
(上写真) 岸際は至るところワカサギだらけ
夏至まではあともう僅か。夜明けの時刻が確実に早くなっている事を実感しながら釣りを開始しました。最初に結んだルアー はハルゼミルアー。当初の予定では使うつもりは無かったのですが、せっかく山側に来たのだからと朝一だけでも試してみる気になりました。ところが釣りを開始するや否や、突然の大雨! 湖面を激しく叩きつける大粒の雨に自身の蝉ルアーがどこにあるのかさえ見分けがつきません。さすがにこの状況ではトップに出るとも思えず、早々にスプーンの釣りに切り替えました。 ここで選んだルアーはヘブン16g、カラーはGPP(G)。このカラー、大変人気のカラーであるらしくショップさんではいつも欠品状態。入手がなかなか困難なカラーでしたが、先日偶然に見つけることが出来ました。パールホワイト(裏はゴールド)に鮮やかなピンク色を施したこのカラーは人の目を強く惹きつけますが、魚に対しても抜群の効果を発揮してくれます。朝一のローライトしかも今日の様な曇天雨交じりのお天気の中ではまさにうってつけで、同じような状況のなか過去に何度も良い思いをさせてもらってきた大変思い入れのあるカラーです。 このように私にとっては非常に相性の良いカラーだといった事もあり、釣れる気十分、自信満々に湖底付近を探っているとすぐに明確な反応が返ってきました。湖底を僅かにきるギリギリのラインを、リフト&フォールで丁寧に誘い、その後に行ったリーリングの開始直後に相手は喰ってきました。 (きたっ!!) 誘いや食わせの間などまさに絵に描いたような釣れ方に気持も大いに盛り上が ります。ですが残念なことに、その後数十秒も経たないうちにフッ!とラインテンションが無くなってしまいました。独特の首振りや鈍重な引きの様子などからして相手はおそらくレイクトラウト。そんなに大きな個体とは思えませんが、ひょっとしたら...と思うと悔しさが込み上げて来ました。 そしてそれから数十分後、この日2度目となるアタリがやってきましたが、ものの10秒も経たないうちに此方もフックオフしてしまいました。針先を見ても何らおかしなところは見当たらないためなんとも納得がゆきません。まだ釣りを開始したばかりでしたが、私の脳裏には早くも 『ノーフィッシュ』という文字がちらつき始めていました。 この日は1か所に長くは留まらずに次々とポイントを移動して行きました。あまり馴染みがなく(水中の)地形の様子が分らないポイントでは根掛かりを避けるために表~中層域のみをトラウティンサージャー8cmで手返しよく探りました。そして底質や地形など良く見知ったポイントでは湖底も含めて丹念に探って行きました。 そして激しい雨も降り止み、湖面がようやく静けさを取り戻したタイミングで、待ちに待った魚からの反応がかえってきました。相手はホンマス(41cm)。今回はちょっと深目の水深5mくらいの中層レンジから巻き始めたトラウティンサージャー8cmのリーリング&フォールで喰ってきてくれました。 私は今回このホンマス釣果をもたらしてくれたトラウティンサージャー(HMカラー)を購入してから実に5年以上も使い続けていま す。その使用頻度を物語るように塗装は背面と頭の部分だけを残してあとはほとんどありません。仮にヤフオクに出品したとしても おそらく買い手はつかない、それくらいの状態です。ですがなぜかこれが良く釣れるのです。良く釣れるといっても数が沢山釣れる訳ではなく、(どうしても一匹欲しい!)そんな最終手段的状況の中で使うと高い確率で良い結果が返ってくるというものでした。
(上写真) トラウティンサージャー8cmの中層トレースに出たホンマス
(上写真) 塗装はもうほとんどありませんがなぜかこれがよく釣れます
この何だか分からないけど良く釣れる!ということに気付き始めた頃は、世間でもよく聞かれる(塗装がハゲかけのスプーンは良くつれる!)と似たような類の現象だと思っていました。そしてこれを確かめるため、過去に何度か新品の同じカラーを使って釣り比べをした事があるのですが、釣れたのはやはりハゲかけの方でした。(ああ、ほんとうのことなんだ!) ですが最近、さらに劣化の進んだこのルアーを目にして思うのですが、釣れる本当の理由はそれではなく、これなら絶対に釣れるだろうというその『想い』がきっとそうさせているのだろうと強く思うようになりました。 釣果を大きく左右するもののひとつに集中力があげられます。『これは釣れる!』という強い想いは集中力そのものですから、きっと良い結果に繋がる事も多いのでしょう。そして釣れたとなれば、必然的にそのルアーの出番はどんどん増えてゆく筈で、結果としてルアー(塗装)はボロボロに...。 実際、(塗装がハゲかけのルアーは良くつれる!) という事もあるのでしょうが、(良く釣れるから塗装がハゲる!) 今の私にはこちらの方が何かしっくりくるような気がしています。
時折、雲間から太陽が顔を覗かせるような天気のなか、西へ向かってポイ ントを転々として行きました。雨が上ってからあちこちでライズが見られるよ うになり、湖面が俄かに活気づいています。そんな中、突然 岬の向こう側から聞こえてきた『ガボッ』という派手な水音に誘われて息をひそめて出向いていったところ、その正体はなんと水鳥のダイビングでした(笑)。こんな感じでそれらしい雰囲気を持った場所では湖面に蝉ルアーを浮かべて、それらしい事をしては見たのですが、残念ながら私にはまったく反応はありませんでした。
(上写真) それらしい雰囲気はあるのですが反応はなし...。
それからさらに進んで行くと見慣れたスプーニングのポイントに差し掛かりました。勝手知ったるそのポイントには水辺に3つものイケスが残されていました。原形をしっかり留めていたことから、つい最近少なくとも3匹以上の釣果が上がっていた事が窺えました。それならばと、朝一と同様にヘブン16gを使ってディープレンジをリフト&フォールで探りました。 直ぐに良い反応が得られるのではないかと期待したのですが、そう甘くはありませんでした。朝の貴重な時合いも残すところあと僅か。今日はあまり一ヶ所に長居し過ぎても良いことはないだろうとの判断から移動を決意。移動前に最後に数投、ルアーチェンジして急深の駆け上がりをリーリングで探りました。ルアーの種類は違えど、先程まで何度も探っていたポイントです。ルアーの動きやトレースコースが変わった事により捕食のスイッチが入ったのか! 或いは、うまい具合にフレッシュな個体が入ってきてくれたのか!は分かりませんが、リーリングのかなり後半に突如何者かがルアーを引っ手繰ってゆきました。引きの様子からしてあの魚に間違いありません。今度こそは絶対にばらすまい。キャッチ出来ることだけを信じて祈るような気持ちでやり取りを行いました。そして...。 (ありがとう!) なんとか無事にネットに収まった相手はやはりレイクトラウト(66cm)でした。体の色がとても濃くどこか居着きを思わせるような個体でした。
(上写真) レイクトラウト 66cm (バッハスペシャルJPV 18g SBLPカラーにて)
(上写真) 掛け上がりのステディーリトリーブで喰ってきました
その日の午後は先輩フライマンさんと合流して、国道側へと向かいました。結果から言ってしまえばノーフィッシュ! 途中、晴れ渡った湖面が急に濃い霧に包まれた際にほんの一瞬だけ魚っ気を感じたタイミングはあったのですが、結局なにも起こることはありませんでした。ですが、刻々と表情を変えてゆく霧と光の作り出す大パノラマを見ているだけで、気分は十分に満ち足りていました。こんな素晴らしい景色に出会えるのも、水辺に長く立つ釣り人ならではの特権でしょうね。
(上写真) 急に霧が立ち込め、幻想的な雰囲気が辺りを包みました
(上写真) たとえ釣果がなくとも、こんな景色が見られただけで満足でした
~ その翌週 ~ スミス・スタッフさんをお誘いし、先週とほぼ同じコースを辿って各ポイントを探って行きました。昨夜は月齢が16前後と月明かりがとても明るい夜、こんな日の翌朝はあまり良い思いをしたことが無かったため、開始前から不安が募りました。 そしてその不安は的中!先週、雨上がり後にあれだけ見られたライズやボイルはまったくの皆無で、さらにお昼過ぎからは大雨に見舞われる など、この日我々は散々な目にあいました。ですがスタッフさんのアドバイスに助けられたと言って良いでしょう。ボウズだけはなんとか免れることができ、日没後に我々は家路へとつきました。
(上写真) レイクトラウト 57cm (ヘブン 16g GPP(G)カラーにて)
(上写真) スタッフOさんのアドバイスにはいつも助けられてます
そう、最初は本当に帰るつもりだったのです。ですがこの日の釣りがあまりにも納得がいかなかったのと、駐車場で一眠りしたら思いの外、体力が回復してしまったという事もあり、私だけあともう1日 山側を探り直して見ることにしました。 そして明けて翌朝、前日にも入った気になるポイントへと一目散に向かいました。この日は端からレイクトラウト狙い! 私にとってはこの時期ならではの探り方である、スプーン(バッハスペシャル・ジャパンバージョン)を使った湖底からの巻き上げ(リーリング)でカケアガリを舐めるようなイメージで探って行きました(この探り方、私は根掛かりを避けるため、地形を熟知したポイントでしか行いません)。 am7:00前には小型ですがなんとかレイクトラウトを手中に収める事が出来ました。そしてさらなる大物をと、ポイント移動を繰り返しながら手を変え品を変えて色々なアプローチで探っていると、ついに出ました。トラウティンサージャー8cm に対する反応です。 水深15mほどのポイントに対して、凡そ10mを目標にテンションフォールでカウントを刻んでいたところ、いきなりラインが走ったものだからとても驚きました。 相手はレイクトラウト 70cm。この個体、これまで相手にしてきたレイクトラウトの中では一二を争う引きの強さで、とてもハラハラさせられました。 今回使用したロッドのラグレス・ボロン(TLB-83DT)。この製品の 『超大型トラウト専用ロッド』という謳い文句に、これまでずっと申し訳なさの様なものを感じていたのですが、やっとこれに相応しいサイズの相手とやり取りをする事が出来ました。その意味でも喜びはひとしお、大変に思い出深い一匹となりました。
(上写真) レイクトラウト 70cm。やっとこの竿に相応しいサイズが釣れました
(上写真) トラウティンサージャー 8cm(レーザーパール) のテンションフォ ール(小ピッチでのバイブレーションアクション)で喰ってきました
(上写真) もうすっかり夏の景色です
(上写真) 今シーズンも残すところあと数ヶ月。さらなるサイズアップを目指して、あと少しだけ足を運んでみたいと思います
〇 使用タックル <タックル①> ロッド : TLB-83DT ラグレスボロン (SMITH) リール : 10 CERTATE 2500 (DAIWA) ライン : FIRELINE EXT 0.8号(12lb) LO-VIS GREEN (BERKLEY) リーダー : TROUT SHOCK LEADER フロロカーボン 8lb (MORRIS) ルアー : トラウティンサージャー 8cm (SMITH) フック : シュアーフック Wトラウトタテアイ6G、7G (SMITH) ネット : マリエット・ネット (SMITH) <タックル②> ロッド : TRBX-SS83SD インターボロンX (SMITH) リール : CERTATE 2500 (DAIWA) ライン : FIRELINE EXT 1.0号(16lb) LO-VIS GREEN (BERKLEY) リーダー : TROUT SHOCK LEADER フロロカーボン 10lb (MORRIS) ルアー : ヘブン 16g (SMITH) バッハスペシャル・ジャパンバージョン 18g (SMITH) フック : シュアーフック Wトラウト8G (SMITH) ネット : マリエット・ネット (SMITH)
<タックル③> ロッド : TRBX-SS78M インターボロンX (SMITH) リール : CERTATE 2500 (DAIWA) ライン : VARIVAS ガノア フィネスアプローチ 6lb (MORRIS) ルアー : 蝉ルアー(ハンドメイド) ネット : マリエット・ネット (SMITH)