朝一の表層(チェリーブラッドSR90&SR90T2)、さらに日中のトップ(CB70PEN)と、バラシの連続で胃が痛くなるなか迎えた夕方の15:30過ぎ。急に吹きだした強めの北風により、いい感じの波が立ち始めたタイミングで、チェリーブラッドSR90のただ巻きにポンポンポン!と連続して3匹のレイクトラウトが顔を出してくれました。
その後、風は30分も経たないうちに止んでしまい、反応もすっかりと無くなってしまいました。 いつやって来るとも知れない好機(タイミング)。これを逃さないためには、やはり最後まで粘り抜く根気強さが大事だなと感じさせられた釣行となりました。
(上写真)お昼過ぎ、いろは坂の方角から雲海が上ってきました
(上写真)中禅寺湖では早春から初夏にかけてよく見られる現象です
(上写真)ランガンで阿世潟の三角まで来たところで折り返します
(上写真)この時点でトップウォーターも含めて3バラシ。あ”~胃が痛い(汗)
(上写真)PM15:30過ぎにようやくこの日のファーストフィッシュ! ちょうど強めの北風が吹き始めたタイミングでした。
(上写真)チェリーブラッドSR90(TSカラー)のただ巻きでした
(上写真)釣り再開後の一投目に出てくれたレイクトラウト。 夕陽に照らされて輝いています。
(上写真)この魚も チェリーブラッドSR90(TSカラー)のただ巻きで
(上写真)3連続目となるこの魚を最後にアタリはパタリと止んでしまいました
(上写真)雰囲気はとても良かったのですが、ラストは何もありませんでした。
【使用タックル】 ⚫︎ロッド : イル・フロッソ TILF-88 (SMITH) ⚫︎リール : セルテート2500 (DAIWA) ⚫︎ライン : バリバス ハイグレードPE 1.0号 (MORRIS) ⚫︎リーダー : バリバス トラウトショックリーダー フロロカーボン 12lb 1ヒロ FGノットで結束 (MORRIS) ⚫︎ヒットルアー : ・チェリーブラッドSR90 No.03 TSスラッシュ他(SMITH) ・チェリーブラッドSR90T2 No.52 SHクリアーワカサギ他(SMITH) ⚫︎スナップ : SPスナップ #2 (SMTH) ⚫︎フック : SBL-75M #1(OWNER) ⚫︎ネット : チェリーネット Lサイズ(SMITH)
一昨年あれだけ良かった蝉パターンの釣りですが、昨年同様に今年も全くと言っていいほど反応が得られません。本来の予定であれば日がな一日、蝉ルアーを使ってトップの釣りを楽しみたかったところなのですが、これが不成立。 仕方ないので今年もメタルジグを使ったディープレンジの釣りをメインに組み立てざるを得なくなりました。
このディープレンジの釣りはその名前が示す通りに水深の深い層を探る釣りになります。日中の表層水温が18℃近くまで上昇するこの時期の中禅寺湖、冷水を好むトラウトたちはより居心地の良い環境(水深)を求めて深場へと移動して行くと聞きます。この深場へと移動したトラウトたちがまさにこの釣りのメインターゲットとなります。 私は今から5年ほど前、メディアで取り上げられたショアからのレイクジギングの釣りを知ってからこの釣りを始めましたが (釣れたではなく、釣った!) というより大きな感動が得られるためお気に入りでずっと楽しんでいます。
(上写真)この日は山側をランガンして行きました
(上写真)朝一の表層水温は14℃
今回使用したルアーはメタルミノーEX(仮称 プロト)。私はこのルアーをボートからではなく岸からのキャスティングで使用していますが、水深が10mを超える深い層をバーチカル(縦方向)に探る機会が多い事から、足元から急激に落ち込むような急深のカケアガリを控えた地形を中心に探るようにしています。ですが傾斜の緩いカケアガリが続く地形(遠浅の地形も含む)さらに、目視出来る最初のブレイクがロッド2本分よりも先にあるような地形では、根掛かりやタカ切れ回避のため探らないようにしています。
(上写真)メタルミノーEX(仮称プロト) フロントフックで使用します
次に探り方ですが、湖底まで一旦沈めたルアーをロッドを使って
(トントントン... ♬) とリズミカルにシャクリ上げて行くというもので、恐らくソルトジギングなどではお馴染みの誘い方だと思います。 そしてこれは当たり前の事ですが、スプーンやミノーなどを使った釣りと同様にルアーをいかに魅力的に躍らせられるかが釣果を大きく左右します。 私はいつも釣り開始の直前に足元でルアーをシャクってやり、ウグイや鱒稚魚などが興味を示し追いかけてくる様であれば、とりあえずは上手く? シャクレているなと判断するようにしています。 ジギングというある種特殊な釣り方のため、ロッドのアクションや硬さなど、ルアーを綺麗に躍らせるのに向き不向きなロッドがあるという事を強く実感しています。今のところ私の中では、実績として TLB-83DT(ラグレス・ボロン)とPEラインとの相性がとても良いと感じています。
そしていざ実釣開始! (トントントン...???) これは今に始まった事ではないのですが、私の場合 上手くシャクレるようになるまでに暫く時間(練習)を必要とします。上手い具合にシャクレていないとロッドを動かす周期とルアーが上下へと舞う周期との間にズレが生じてシャクっていてとても嫌な感覚を覚えます(そして何より疲れる)。 ですが徐々に体も慣れお互いの周期が合ってくると、先ほどの違和感が無くなり ルアーの抵抗を殆ど感じなくなる瞬間があります(私にとってはこの状態が理想)。もうこうなって来ると長い間シャクっていても殆ど疲れを感じなくなります。 (トントントン...♬) 良い感じでシャクリのリズムが刻めるようになると直ぐに魚からの反応が返ってきました。恐らく湖底から誘い上げられ追って来るのでしょう。中層近くでやって来るバイトが殆どでした。 シャクっている最中に突如『ズドン!』と襲ってくるあのバイトの感触は何度味わっても良いものです!
(上写真)中禅寺湖のレイクトラウト(83cm)
(上写真)使用したルアーはメタルミノーEX(仮称プロト)のシルバーカラー
(上写真)このサイズになると貫禄が違います
(上写真)尾鰭も手のひらサイズ
(上写真)小型も反応してくれました
シャクリのリズムやシャクリ幅 さらにルアーをどうトレースするかなど、それらをさらに突き詰めてゆけば、きっともっと良い釣りが出来るはず!
それを確かめるため来シーズンも引き続きこの釣りを楽しんで行きたいと思います。
(上写真)湖尻から眺める夕陽 とてもいい一日でした
〇 使用タックル
ロッド : TLB-83DT ラグレス・ボロン(SMITH) リール : 10 CERTATE 2500(DAIWA) ライン : FIRELINE EXT 1.0号(16lb) LO-VIS GREEN(BERKLEY) リーダー: TROUT SHOCK LEADER フロロカーボン 12lb(MORRIS) ルアー : メタルミノーEX 仮称プロト(SMITH) フック : ツインダンサー(TD-31 3L)(VANFOOK) ※ ソリッドリング使用 フロント・アシストフック仕様 ネット : チェリーネット・サツキ(SMITH)
先日、尚仁沢アウトドアフィールドさんにジャガートラウトを狙いに出掛けてきました。前回、ミノーイングでとても反応の良かったジャガートラウトですが、あれからもうひと月も経ってしまっていたので反応が得られるのか少し心配していたのですが、こちらの期待にしっかりと応えてくれました。
当日は急な冷え込みのせいか、前回のように勢いよくアタックしてくる個体は少なく、パニッシュ55のSPタイプで移動距離の少ないジャークを行った後に、長めのストップを入れてやることで口を使ってくれる個体が殆どでした。 決して簡単ではありませんでしたが、あの素晴らしい引きを味わいにまた訪れたいと思います。 ※ 魚の写真は釣り場の管理者様の許可を得て一部撮影させて頂きました ※ 尚仁沢アウトドアフィールドさんのHP : http://www.shojinzawa.com/
使用タックル ロッド : トラウティンスピン インターボロンX IBX-53MTH(SMITH) リール : ツインパワー 1000S(SHIMANO) ライン : アーマード🄬フロロ+ 0.3号 (DUEL) リーダー : シューター・FCスナイパー インビジブル 5lb (SUNLINE) スナップ : SPスナップ #00(SMITH) ルアー : パニッシュ55 SP(SMITH)※フック変更実施 DDパニッシュ65F(SMITH)※フック変更実施 ボトムノックスイマーⅡ 3.2g(SMITH)※フック変更実施 D-コンタクト50mm(SMITH)※フック変更実施 ロングA B14AP(BOMBER)※フック変更実施 フック : ミノーエキスパートフック ME-31BL #4 (VANFOOK) SBL-75M #2(OWNER)※ロングAで使用
(上写真)ちょっと遅めのam8:00前の到着となりました
(上写真)水温が低いためか、追いがいま一つで速い動きにはついてこられない感じでした
(上写真)このため、ルアーをジャーキング後、しっかり食わせの間を入れてあげることでやっと喰ってきてくれました。パニッシュ55SP(GTOパールにて)
(上写真)ボトムノックスイマーⅡでボトムを叩くも、出てくれたのはこの一匹だけでした
(上写真)こちらもパニッシュ55SP(ヒメマスカラー)にて
(上写真)パニッシュ55SP シングルフック&テイルのみダブルリングに変更。この設定だとサスペンドではなくスローフローティング
(上写真)連日のように叩かれているのか、前回(一か月前)のように連発とまではいきませんでした
(上写真)いつも高活性の小型のイワナたち
(上写真)何度も場所移動を繰り返しての釣りが続きます
(上写真)この色が見たかったんです
(上写真)イワナに近い?ジャガートラウト(一般的にはイワナ♀とブルックトラウト♂の交配種と言われています)DDパニッシュエリア65Fにて
(上写真)こちらもDDパニッシュエリア65F(オリーブカラシ)にて
(上写真)一匹だけでしたが、ロングA B14APで口を使わせる事が出来ました
(上写真)何気に試してみたD-コンタクト50でドナスチが
(上写真)D-コンタクト50によるボトムトレースに出てくれました
(上写真)こちらもD-コンタクト50(ヤマメレーザー)にて
(上写真)またジャガートラウトに会うために此方に訪れたいと思います
先日、初夏の釣りの代名詞といえる春蝉パターンの釣りを楽しみに中禅寺湖へ出掛けてきました。狙う相手はもちろん色鮮やかなブラウントラウトです。
場所にもよりますが、水ぎわには多くのワカサギがいまだ群れており、これらを狙ったブラウンたちの激しいボイルがあちこちで繰り広げられていました。 このことだけが理由ではないのでしょうが、蝉ルアーへの反応はとても少なく、10時間ちかく探って得られたバイトはたったの3回のみでした。
そんななかで迎えた夕暮れの時間帯。そろそろミノーの釣りに切り替えようかと思っていた矢先のこと、20メートルほど沖合に浮かべていた大美蝉(マジョーラリブ)が何の音も立てずに突如姿を消しました。 その後の相手とのやり取りはとても長く激しいもので、絶対にバラしたくないという緊張感から胃がキリキリと痛む程でした。 そして無事ネットにおさまった魚は65cmのブラウントラウト。 その引きの強さからもうひと回り大きな個体を想像していたのですが、整った大きな鰭と魚体の太さを目にしてすぐに納得しました。 この日は春蝉に対する捕食シーンは全く見られなかったのですが、蝉を意識している個体はやはり居るんだなと、この釣りを行う上での心構え(信じて粘り抜く)を新たにした釣行となりました。 また近いうちに出掛けたいと思っています。
(上写真)この日はam8:00過ぎから国道側で釣りをスタート
(上写真)水際にはワカサギの他に産卵行動中のウグイも多数みかけました
(上写真)開始から30分も経たないうちに幸先のいいスタート(51cm)
(上写真)その後はpm14:00まで反応がまったくありません
(上写真)人の居ないところを探しておよそ1.5kmほどランガンしました
(上写真)そして夕方、この日最後のチャンスが訪れました
(上写真)10分近くのやり取りの末に手にすることのできたブラウントラウト(65cm)
(上写真)過去に釣られた痕跡がありました
(上写真)背鰭もパーフェクト! 引きが強烈なわけです
(上写真)魚体が夕陽に染まります
(上写真)ヒットルアーは大美蝉(ダイビセン) カラーはマジョーラリブ
(上写真)同行者が山側で手にしたブラウントラウト。あちらもとても厳しかったそうです
(上写真)帰りは日光市荊沢にある台湾料理店 香味鮮(こうみせん)さんに寄ってきました
(上写真)回鍋肉定食(¥980) とにかく量が多くてやっとの思いで食べきりました(汗)とても美味しかったですよ!
【使用タックル】 ⚫︎ロッド : イル・フロッソ TILF-72 (SMITH) ⚫︎リール : セルテート2500 (DAIWA) ⚫︎ライン : バリバス ハイグレードPE 0.8号 (MORRIS) ⚫︎リーダー : バリバス トラウトショックリーダー フロロカーボン 10lb (MORRIS) ⚫︎ヒットルアー : 大美蝉(ダイビセン) (SMITH) ※ フック変更実施 ※ ラインはスプリットリング(後付け)を介して接続 ⚫︎フック : シュアーフック Wトラウトタテアイ 4B (SMITH) ※ バーブは潰しました ⚫︎ネット : チェリーネット Lサイズ (SMITH) ※ ラバーコーティングネットに張り替えています
今年も無事に中禅寺湖が解禁を迎えました! 当日は終日のマイナス気温、さらに絶えず吹き付ける西からの暴風により、ロッドもリールも完全に凍り付いてしまい釣りを続けること自体が難しいといった状況でした。ですがそんな凍えるような寒さの中でも魚たちは割と元気で、
勢いよくフローティングミノー パニッシュ85Fを引ったくって行ってくれました。これから水温が上昇し、さらにワカサギの接岸が絡んでくれば、魚たちの活性は益々上向いてくるはず。今後の中禅寺湖 弥が上にも期待が膨らみます!
【使用タックル】 ⚫︎ロッド : ラグレスボロンTLB-83DT (SMITH) ⚫︎リール : 13 セルテート2500 (DAIWA) ⚫︎ライン : バリバス ハイグレードPE 1.0号 (MORRIS) ⚫︎リーダー : バリバス トラウトショックリーダー フロロカーボン 12lb (MORRIS) ⚫︎ルアー : パニッシュ85F (SMITH) ※ シングル・バーブレスフックに換装しています。このフック変更に伴うウエイト調整ならびに強度UPを目的にスプリットリングも変更しました。 ⚫︎フック : SBL-75M #1 (OWNER) ⚫︎スプリットリング : P-03N #3 (OWNER) ⚫︎スナップ : SPスナップ #3 (SMITH) ⚫︎ネット : チェリーネット Lサイズ サクラ (SMITH)
(上写真)まだ暗い時間にそれは起こりました!やり取りの感触から相手は恐らく良いサイズのブラウンだったのだと思います。近くまで寄せてあともう少しでランディングだという時に、相手は急に反転、沖へと向けもの凄い勢いで走り出しました。そして次に気が付いた時には2つのガイドもろとも相手は姿を消してしまっていました。8年使ったロッドは修理のために暫く入院となりました。
(上写真)その後、明るくなってから出てくれたレイクトラウト。今シーズンのはつモノとなりました。パニッシュ85Fにて
(上写真)丸一日、晴れたり吹雪いたりを繰り返すお天気でした
(上写真)2匹目もレイクトラウト。パニッシュ85Fにて
(上写真)午前中は国道側をRUN&GUNしていきました
(上写真)そしてまたレイクトラウト。パニッシュ85Fにて。どの個体もみな痩せています
(上写真)氷点下の気温と暴風により、水際にある岩は全て凍り付いていました
(上写真)余りの寒さにシムスのジャケットもこんなありさま。こんな経験初めてでした
(上写真)日中の気温はマイナス(計測不能)、水温はプラスの1度
(上写真)二荒山神社の大鳥居と男体山
(上写真)大尻前
(上写真)歌が浜駐車場前
(上写真)今回見て回った場所ではワカサギを見つけることは出来ませんでした
(上写真)今年はフランスとベルギー大使館前での釣りが禁止されてしまいました。いいポイントだったのにとても残念でなりません(涙)
午後は再び国道側に入るも、小型を2匹バラしたのみで終了となりました。 同行して頂いたOHGIさん、今日は一日お疲れさまでした。
今回の芦ノ湖。朝一は予想を遥かに越える暴風雨に、一瞬車から出るのも躊躇われる程でしたが、(こういった天気の日にいいブラウンが釣れるんだよね!)と自身を奮い立たせてポイントへと向かいました。
期待通りに直ぐに魚からの反応がやって来ましたが、魚種もサイズも異なり後が続きません。そしてあっという間にブラウン狙いには厳しい時間帯へと突入。雨風も止んでしまった為、レインボー狙いへとルアーをチェンジしました。ほんとこういう時にリップレスミノーの表層タダ巻きが効くんです! 特大サイズとちょっと大き目サイズの2匹のレインボーが直ぐに顔を出してくれました! 午後はササキさん、韋駄天さん達と合流して東岸を探りました(御二人共に午前中に魚との熱いドラマがあったそうです!)。そしてこれからまさにプライムタイム突入という時に、韋駄天さんとササキさんが共同作業でナイスサイズのレインボートラウトを見事キャッチ!俄然私もやる気がアップしました! そしてラスト30分はとても熱かったですね! (いまアタった!) (あ~ またアタった!!)などなど 暗がりの中 あ~(>_<) だの、う~(>_<) だの 男達の艶めかしく悶え苦しむ声が湖面に響き渡っておりました(笑) 大型の良型ブラウン、絶対釣れると思ったんですが次回に持ち越しです! ササキさん、韋駄天さん今回はありがとうございました。 次回また宜しくお願い致します(*'▽')/
(上写真)朝一はもの凄い暴風雨でした
(上写真)この日のファーストフィッシュ
(上写真)日中の表層水温は9.5℃
(上写真)芦ノ湖のレインボートラウト(73cm)。チェリーブラッドLL70S の表層タダ巻きにて
(上写真)上の写真と同一個体です。フラッシュを炊くと写真の印象が大きく変わりますね
(上写真)こちらも同じく表層のタダ巻きで
(上写真)チェリーブラッドLL70S #03(TSカラー)
今年最後の芦ノ湖に出掛けてきました。狙いのサイズのブラウントラウトが絶対に来てくれると信じて最後の一投まで魂を込めて投げ続けたのですが、その願いが叶う事はありませんでした。 明後日(12/15)からは禁漁ですが、気が付くと次の釣行について考えている自分がいます。まぁ毎年のこと(病気)ですが、やっぱりあともう少しだけ足掻きたかったなぁ。
(上写真)朝一に出てくれたレインボートラウト。パニッシュ85Fを使ったステイ時間長めのジャークアクションで喰ってきてくれました
(上写真)一瞬でしたが秋色のコーホーサーモンと見間違えました
(上写真)日中は湖尻までポイントを移動。今シーズン最後という事で日中も釣りを楽しみました。
(上写真)日中の表層水温は9℃台
(上写真)夕マヅメの釣りの前に、鱒たちの産卵遡上を見に行きました
(上写真)流入河川に産卵遡上する鱒たち。イワナ属(30~50センチ台)が目立ちます
(上写真)イワナが産卵床作りに精を出していました
(上写真)このブラウン(一番上の個体)、優に60センチはありそうでした
(上写真)遡上産卵するレインボートラウト。凍えるような寒さのなか、水の中では人知れず命の営みが繰り広げられていました。※注意:この河川内での釣りは禁止されています
(上写真)卵はその後やってきた巨鯉に砂ごと食べられてしまいますが、あまりの体格差に親たちはなす術なし。見ていてとても切なくなりますがこれも自然の摂理。
(上写真)日没直前に出てくれたレインボートラウト。チェリーブラッドLL70Sを使った表層タダ巻きにて
(上写真)いい顔をしています
(上写真)今シーズンはこんな鰭の個体が多かったです
(上写真)今回もこのサイズのブラウンが良く釣れました
(上写真)サイズはともかくも、今年釣れた個体は(魚種問わずに)綺麗な個体が多かったという印象が残ります
(上写真)期待していたラスト1時間は何もありませんでした
春のワカサギ接岸に合わせて熱くなるトラウトのシャローゲーム! 楽しめるポイントと期間がある程度限られてくる事もあり、一か所のポイントに多くのアングラーが集中して、中々思い通りの釣りが出来ないなんて言うことがよくあります。そしてこの日も私はポイント難民...(涙)
こんなどうしようもない時は気持ちを切り換えて別のエリアへポイント移動です。 もともと急深の駆け上がりマニアを自称する私にとっては、シャローエリアに入る方がむしろ稀な事ですから、いつものやり慣れたポイントへ戻るだけの事です。そんな訳で今回は、6月初旬の中禅寺湖でいつものディープエリアでいつもの釣りを楽しんできました。
今回私が入ったポイントは足元から一気に急深の駆け上がりが続くドン深のエリア。シャローエリアの賑わいとは対照的に、目に見える範囲内の釣り人の数は私を含めて数名程度といった感じでした。そして数はとてもまばらでしたが、こちらでも接岸するワカサギの姿をちらほら見つけることが出来ました。 それならばと、まずはシャローエリアと同様にチェリーブラッドLL70Sで表層レンジから探りました。但し、今回は沖に向かってではなく、岸際から竿一本分くらいのラインを岸と並行となるようにトレースして探りを入れました。すると僅か数投目でいきなりのヒット! ですがこれはラインの弛みが大きく、有効なアワセを加えることが出来なかったため、フッキングの直後に直ぐに外れてしまいました。朝一にありがちなとても初歩的なミス。ジャンプした魚のシルエットがそれほど大きくなかったのがせめてもの救いでした。そしてそれ以降は沖の方へも探る範囲を広げてみましたが、期待に反して魚からのコンタクトはありませんでした。 そして次はいよいよディープレンジを探ります。使用したタックルはロッド:IBXX-87BSP インターボロンXX(別名、中禅寺湖ボトムフィッシングスペシャル)に PE 1.0号(16lb)の組み合わせ。ルアーはヘブンの16g で カラーは#4 GGG(G)メタリック・グリーンゴールドを使用しました。このカラーは私の中では当たり外れが大きいという認識があるのですが、もし当たった時には良い釣りが出来ることが多いので、ついつい試してみたくなるカラーなのでありました。 そしていざ男体山の方角へ向けて大遠投! 小口径のKガイドとPEラインとの相性は抜群です。何といっても糸抜けが非常にスムース。そしてこの事が影響しているのでしょうが、高い飛距離を毎回安定して投げることが出来ました。そして8.7ftという少し長めに感じるロッドレングスと、ブランクスの持つ強めのパワーが、深場でのヘビーウェイト・スプーンの操作をよりコンパクトに、より少ない力でコントロールする事を可能にしてくれました。釣り人はそのお陰で、遠くの魚が出す僅かなアタリに集中する事が出来るのでした。 (きたっ!) 着底はさせずに湖底を僅かに切るラインをリフト&フォールで丁寧に誘っている最中での明確なバイトでした。これは完全に後付けされたモノですが、魚に誘いを掛けている時のルアーの動き、そしてそれに喰らいつく魚の姿、さらにフッキング後に相手が見せる抵抗のようす等々。これら一連の動作がまるで実際に水中で見てきたかの様に頭の中で再現されました。それほど理想的なフッキングとやり取りだったと言うことです! 相手はやはりレイクトラウトでした。細かな斑点がやけに目立つ、いかにもディープエリアの魚らしい黒味がかった恰幅のいい個体でした。
(上写真) ディープエリアで釣れたレイクトラウト
(上写真) ヘブン 16g GGG(G)カラーにて
(上写真) その後、同じポイントで釣れた色味の全く異なるレイクトラウト
そしてこの後も同じポイントを探り続けました。さすがハイシーズンと言ったところでしょうか、静かにウェーディングをしていると、ほんの数メートル先の目の前をレイクトラウトやレインボーなどがウロウロウロウロと行ったり来たりを繰り返しています。私の腕ではあまり釣れる気はしませんでしたが、ここでルアーをフローティングミノーのパニッシュ85Fに付け替え、慣れないミノーイングに挑戦してみました。同じミノーでもリップレスミノーを使ったただ巻きならばそれなりの自信はあるのですが、相手が使い慣れないリップ付きのミノーとなると話はまったく別でした。 ここで前回ご一緒させてもらったスミス・スタッフさんが行っていたミノー操作を思い返しました。 (確かこんな感じだったよなぁ...) グリッ...グリッ...グリグリッ...。彼が何度も魚を掛けていたあの動きを真似しようとすればするほど、何かこうとても嘘臭いアクションになっている事が自分でもよく分かりました。ですがこんなアクションでも続けてみるものですね。注視していた水面が一瞬盛り上がったと思った次の瞬間、握りしめていたロッドにえも言われぬ心地よい感触が伝わって来ました。(やった!!) まさかこんなにも早く自分の操るミノーに喰ってくるなんて思いもしませんでした。あまりに突然の出来事でかなり動揺しましたが、それでも何とか無事にランディングに成功! 相手は少し茶色味がかった中々良いサイズのレイクトラウトでした。
(上写真) 表層のミノーイングで出たレイクトラウト
(上写真) パニッシュ85F(キャンベルオリカラ)にて
はやくも時刻はお昼少し前。この時間になっても相変わらず目の前には何匹ものトラウトたちの姿を確認する事が出来ました。もしこのまま釣りを続けていたら、いったいこの後どうなってただろう?と妄想は大きく膨らみましたが、この日は残念ながらここでストップフィッシング。後ろ髪を引かれる思いで水辺をあとにしたのでした。
〇 使用タックル
<タックル①> ロッド : IBXX-87BSP インターボロンXX(ボトムフィッシングスペシャル) (SMITH) リール : 13 CERTATE 2500 (DAIWA) ライン : FIRELINE EXT 1.0号(16lb) LO-VIS GREEN (BERKLEY) リーダー: TROUT SHOCK LEADER フロロカーボン 12lb (MORRIS) スナップ: クイック ロック スナップ #2 (SMITH) ルアー : ヘブン 16g (SMITH) メタルミノー (SMITH) フック : シュアーフック Wトラウト 7G、8G (SMITH) ※ バーブは潰してあります ネット : チェリーネット・サツキ (SMITH)
<タックル②> ロッド : TLB-83DT ラグレス・ボロン (SMITH) リール : 10 CERTATE 2500 (DAIWA) ライン : FIRELINE EXT 0.8号(12lb) LO-VIS GREEN (BERKLEY) リーダー: TROUT SHOCK LEADER フロロカーボン 10lb (MORRIS) スナップ: クイック ロック スナップ #2 (SMITH) ルアー : パニッシュ85F(キャンベルオリカラ) (SMITH) チェリーブラッドLL70S (SMITH) ※ シングル・バーブレスフックに換装。テイル側に1本のみ トラウティンサージャー 6cm (SMITH) フック : シュアーフック チェリーブラッドLL70S用 Wトラウトタテアイ 6B (SMITH) トラウティンサージャー用 Wトラウトタテアイ 5B (SMITH) ※ どちらもバーブは潰してあります ネット : チェリーネット・サツキ (SMITH)
先日、連休を利用して尚仁沢アウトドアフィールドさんに出掛けてきました。相変わらず寒い日が続いているので今回もボトムの釣りがメインになるかと思っていたのですが、この日は少し状況が違いました。 最初のうちこそボトムで反応はあるのですが、日が高くなるに従って反応がどんどん弱くなって行きました。
(水温の上昇により)魚が大分浮いてきたのかな? ハネやモジリなど魚の様子を見ていると何となくそんな気がしてきます。そこで試しにMKスプーン2.2gを使って中層をスローに探り始めると、数投で直ぐにゴンッ!と重たいアタリがやって来ました。相手はまさかのイトウでした(しかも相当に大きい)。あまりの引きの強さに最初はスレ掛かり?かとも思ったのですが、右の口元、閂(かんぬき)部分にしっかりとフッキングしていました。飲まれてはないのでとりあえずはラインが歯にあたってブレイクする事は無さそうですが、あの巨体から繰り出されるパワーにいつまでフックが堪えられるのか、今回初使用の(私の中では実績の無い)おニューのラインがこれまたどこまで堪えきれるのかが気がかりで、やり取りの最中はほんとヒヤヒヤものでした(大汗)! そして水車や桟橋などをギリギリのところでかわし格闘すること10分以上。手持ちのネットではどうすることも出来ないのは明らかだったため、お客さんに急ぎ阿久津オーナーさんを呼んでもらい、メーターすっぽりネットでもって無事に掬って(救って)もらいました。おお-救いの神よ! それにしてもあまりに凄い魚体。文句なしの自己最大魚となりました! こんなサプライズゲストならまたいつでも来てもらいたいものです(*'▽')/ ※ 魚の写真は釣り場オーナー様の許可を得て撮影させてもらいました
(上写真)雪は日陰の部分に僅かに残っているだけでした
(上写真)看板犬のデニーくん。このあとワシャワシャしてやりました(*´ω`*)
(上写真)とても良く引くいいスチールヘッドでした。ボトムノックスイマーⅡ(インセクトブラウンカラー)にて ※ 釣り場のオーナーさん撮影
(上写真)前回もそうでしたが足元のカケアガリでヒットする頻度がとても多かったです。ボトムノックスイマーⅡを使ったデジ巻きにて
(上写真)こちらもボトムノックスイマーⅡ(インセクトブラウンカラー)で
(上写真)オーナさん曰く、最近は以前に放流したスチールやロックが良く釣れているとのこと。このスチールもその色合い(白っぽい)から以前に放流されたものだと思われます。ちなみにこの日は放流はありませんでした。
(上写真)こちらも引き味の素晴らしいスチールでした。※ 釣り場のオーナーさん撮影
(上写真)こちらもボトムノックスイマーⅡ(インセクトブラウンカラー)にて
(上写真)メーターすっぽりネットで掬ってもらいました。阿久津オーナーさんに感謝。まさに掬いの神様です。
(上写真)魚鬼とはよくいったものです。MKスプーン TRAP2.2g(ライトカーキ)にて
(上写真)各鰭が完璧でとにかく良く引きました。※ 釣り場のオーナーさん撮影
(上写真)今回もボトムノックスイマーⅡのインセクトブラウンカラー(+自塗りバイトマーク)が良く効きました
(上写真)僅かですがイワナも混ざりました
今回で第14回目となる芦ノ湖Catch&Cleanに初参加して来ました。準備運動がてら、朝一にちょっとだけ釣糸を垂らしてみたところ、まさかのブラックバスがHIT! 狙いの魚種とは違えども、これはこれで非常に嬉しい一匹でした! その後は気持ちを入れかえて、ただひたすらに湖畔清掃に勤しみましたよ!下心一杯でしたが(笑)
昼間の善行を九頭龍様もきっと見ていてくれたはず。夕マヅメはさぞかし良い釣りが出来るだろうと期待に胸膨らませポイントに向かったのですが、ヒットしたのはレギュラーサイズの虹鱒のみでした。きっと(善行)ポイントの当日利用は出来ない決まりになっているのでしょう。次回に期待したいと思います(*'▽')/
(上写真)朝一に出てくれた芦ノ湖のブラックバス(53cm)。チェリーブラッドSR90の低速ただ巻きにて。チェリーネットにブラックバスはやはり何かしっくりと来ません(^_^;)
(上写真)ゴンザレス 自己記録更新です( 〃▽〃)
(上写真)Catch&Cleanの清掃担当エリアは元箱根湾周辺エリアを選びました。芦ノ湖レジェンドのNOZAKIさんを囲んで記念撮影!皆さまお疲れ様でした。カメラマンのササキさん、ありがとう御座いました。
(上写真)当日は最高の湖畔清掃日和でした
(上写真)清掃後はバケツリレーでブラウンの稚魚放流
(上写真)ブラウンの稚魚放流。3~4年後が楽しみです!
(上写真)最後は湖尻の芦ノ湖キャンプ村で記念撮影。皆さまお疲れ様でした。来年もまた参加させて頂きます!
(上写真)湖畔の木々も大分色付いて来ました
今回はワカサギの接岸が依然ピークを迎えているという5月中旬の芦ノ湖に出掛けてきました。本格的な春の訪れに湖の状況も大分変ってきているようす。水辺に沢山のワカサギが見られる状況はこれまでとあまり変わりはありませんが、傷ついた個体 或いはやせ細って動きの弱々しい個体が多くなった状況を見ると、彼らの産卵行動がいよいよ終盤戦であることが窺い知れました。
そして彼らの動向に合わせるかのようにトラウトたちの動きにも次第に変化が現れ、前回まで通用した釣り方が今回はまったく効かないといった状況をこのところ毎回味わっている様な気がします。 そんな感じでなかなか思い通りには行かないけれど、フィールドの変化を直接肌で感じられる今の状況に幸せを感じる2014年の春でした。
この日使用したタックルは、ロッド:TLB-83DT ラグレスボロンにラインはPE 0.8号(12lb)+フロロ・リーダー 10lb の組み合わせ。使用したルアーは前回と同様にパニッシュ85Fを選択しました。これを当日の魚の状況に合わせて手を変え品を変えて広くポイントを探って行きました。 今回も狙う相手はワカサギを求めて浅瀬をウロウロしている個体。彼らの回遊コースを見極めて、最も狙いやすい地点まで静かに移動した後は、一本の杭となって相手がやって来るのをただひたすらに待ちました。そして運良く魚が回ってきたらまずは相手が向かう進行方向先から僅かに狙いをずらしてルアーをキャスト! 相手の視界ギリギリのラインをイメージしてストレートリトリーブで魚の反応を窺いました。 ルアーを見た途端に急いで逃げてゆくようであれば、それ以上深追いはせずに次の機会を待ちました。相手が待ってましたとばかりにルアー目掛けて突進してくるようであれば、それはもういう事なし! ですが相手は百戦錬磨の兵たちです。シーズン初期ならまだしも、フィッシングプレッシャーが相当に掛かった今の状況に於いてはそんな個体などめったにお目に掛かれるものではありませんでした。
それでもルアーに対してちょっとでも興味を示す個体がいたならまずは大成功! 相手の姿と去って行った方向をしっかりと目に焼き付けました。 恐らく彼らは一日のうちで同じコースを何度も行き来を繰り返している筈。 再び目の前に現れたら先程の反省を活かして再度アプローチを行いました。 (これならどうよ!!) いくら寛容な相手でも、二度も三度も変なアプローチで迫ってこられたらさすがに興も覚めてしまったのでしょう。そのうち見向きもされなくなってしまいましたorz...。 恐らく普通のフィールドなら、この折角のチャンスをモノに出来なかった時点でこの日の釣りは終了です。ところがこれで終了とならなかったのが今シーズンの芦ノ湖の凄さでした! トライ&エラーの結果、相手をスレさせてしまっても、やる気のある別の個体がまた相手をしてくれるのですからほんと驚きです!この漁場の豊かさには感動すら覚えました。
私の入ったポイントだけがたまたま凄かったのか?或いは今年だけの幸運な出来事だったのか? 普段通いなれていないフィールドのため、実際どうなのかはよく分かりませんが、地元漁協さんをはじめ地域の人たちの活動を知るにつけ、これがきっと今現在の芦ノ湖の実力なんだろうなと感じています。 芦ノ湖 ほんといい魚たちが育っています! また来年訪れるのが楽しみなフィールドです。
〇 使用タックル
ロッド : TLB-83DT ラグレスボロン(SMITH) リール : 10 CERTATE 2500(DAIWA) ライン : FIRELINE EXT 0.8号(12lb) LO-VIS GREEN(BERKLEY) リーダー: TROUT SHOCK LEADER フロロカーボン 10lb(MORRIS) スナップ: クイックロックスナップ #2(SMITH) ルアー : パニッシュ85F、70F(SMITH) チェリーブラッドMD75(SMITH) AR-SS Minnow(SMITH) ネット : チェリーネット サツキ(SMITH)