春の芦ノ湖 サイトでミノーイング 2014

春の芦ノ湖 サイトでミノーイング 2014

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 今回はワカサギの接岸が依然ピークを迎えているという5月中旬の芦ノ湖に出掛けてきました。本格的な春の訪れに湖の状況も大分変ってきているようす。水辺に沢山のワカサギが見られる状況はこれまでとあまり変わりはありませんが、傷ついた個体 或いはやせ細って動きの弱々しい個体が多くなった状況を見ると、彼らの産卵行動がいよいよ終盤戦であることが窺い知れました。

そして彼らの動向に合わせるかのようにトラウトたちの動きにも次第に変化が現れ、前回まで通用した釣り方が今回はまったく効かないといった状況をこのところ毎回味わっている様な気がします。 そんな感じでなかなか思い通りには行かないけれど、フィールドの変化を直接肌で感じられる今の状況に幸せを感じる2014年の春でした。

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この日使用したタックルは、ロッド:TLB-83DT ラグレスボロンにラインはPE 0.8号(12lb)+フロロ・リーダー 10lb の組み合わせ。使用したルアーは前回と同様にパニッシュ85Fを選択しました。これを当日の魚の状況に合わせて手を変え品を変えて広くポイントを探って行きました。 今回も狙う相手はワカサギを求めて浅瀬をウロウロしている個体。彼らの回遊コースを見極めて、最も狙いやすい地点まで静かに移動した後は、一本の杭となって相手がやって来るのをただひたすらに待ちました。そして運良く魚が回ってきたらまずは相手が向かう進行方向先から僅かに狙いをずらしてルアーをキャスト! 相手の視界ギリギリのラインをイメージしてストレートリトリーブで魚の反応を窺いました。 ルアーを見た途端に急いで逃げてゆくようであれば、それ以上深追いはせずに次の機会を待ちました。相手が待ってましたとばかりにルアー目掛けて突進してくるようであれば、それはもういう事なし! ですが相手は百戦錬磨の兵たちです。シーズン初期ならまだしも、フィッシングプレッシャーが相当に掛かった今の状況に於いてはそんな個体などめったにお目に掛かれるものではありませんでした。

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それでもルアーに対してちょっとでも興味を示す個体がいたならまずは大成功! 相手の姿と去って行った方向をしっかりと目に焼き付けました。 恐らく彼らは一日のうちで同じコースを何度も行き来を繰り返している筈。 再び目の前に現れたら先程の反省を活かして再度アプローチを行いました。 (これならどうよ!!) いくら寛容な相手でも、二度も三度も変なアプローチで迫ってこられたらさすがに興も覚めてしまったのでしょう。そのうち見向きもされなくなってしまいましたorz...。 恐らく普通のフィールドなら、この折角のチャンスをモノに出来なかった時点でこの日の釣りは終了です。ところがこれで終了とならなかったのが今シーズンの芦ノ湖の凄さでした! トライ&エラーの結果、相手をスレさせてしまっても、やる気のある別の個体がまた相手をしてくれるのですからほんと驚きです!この漁場の豊かさには感動すら覚えました。

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私の入ったポイントだけがたまたま凄かったのか?或いは今年だけの幸運な出来事だったのか? 普段通いなれていないフィールドのため、実際どうなのかはよく分かりませんが、地元漁協さんをはじめ地域の人たちの活動を知るにつけ、これがきっと今現在の芦ノ湖の実力なんだろうなと感じています。 芦ノ湖 ほんといい魚たちが育っています! また来年訪れるのが楽しみなフィールドです。

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〇 使用タックル

ロッド : TLB-83DT ラグレスボロン(SMITH) リール : 10 CERTATE 2500(DAIWA) ライン : FIRELINE EXT 0.8号(12lb) LO-VIS GREEN(BERKLEY) リーダー: TROUT SHOCK LEADER フロロカーボン 10lb(MORRIS) スナップ: クイックロックスナップ #2(SMITH) ルアー : パニッシュ85F、70F(SMITH)       チェリーブラッドMD75(SMITH)       AR-SS Minnow(SMITH) ネット : チェリーネット サツキ(SMITH)

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6 years ago

中禅寺湖 久しぶりの蝉活(備忘録)-2018.06.15-

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およそ半月ぶりに中禅寺湖へ出掛けてきました。そうとうに叩かれているだろうと覚悟はしていましたが、蝉を見に来たのは2匹だけとやはりとても厳しい釣りとなりました。そのせいか一匹獲れただけでもう満足♡ 予定より早く家路へと就きました。

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(上写真)まずは国道側から。この日は朝から降ったり止んだりのあいにくのお天気☂ 日中でも気温が12℃程度ともう風邪をひきそうでした

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(上写真)もうそろそろ大型が出る頃かと思い、朝は少しだけメタルの釣りをしてみました

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(上写真)久しぶりのタグフィッシュが出ました

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(上写真)メタルの次は蝉活。ですがこの天気なのでいつまで待っても蝉は鳴かず終い。※ 釣れた場所とは関係ありません

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(上写真)小雨が降る中、出てくれたブラウントラウト(59cm)。そうとうに警戒しているのか口先だけで啄むようような、とても静かなバイトでした

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(上写真)からだのあちこちに釣り人とやり取りした痕が見られました

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(上写真)およそ半月振りに蝉の釣りを満喫出来ました

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(上写真)美蝉(ビセン)No.29 ゴーストハルゼミGL。※ フックはテイル&ベリー共にシュアーフック Wトラウトタテアイの4Bに変更しています。また少しでも警戒されない様、白色のダクロン糸はマジックで黒く塗り潰しています

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(上写真)修学旅行生たちにとっては生憎の天気だったことでしょう

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(上写真)九輪草(クリンソウ)が満開でした。花言葉は『幸福を重ねる』『物思い』『物覚えのよさ』『少年時代の希望』だそうです。中年時代の夢は無いのね...。

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(上写真)山側最奥にある駐車場工事の様子。バリアフリーのコンクリートスロープが出来るようです

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(上写真)駐車場 完成予想図

その他の蝉ブラの記事はこちら


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15 years ago

中禅寺湖釣行 -20100409-

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 全国各地から湖解禁の便りが届いて久しい今日この頃、どうにも我慢が出来なくなった私は、解禁間もない4月の中禅寺湖に出掛けてきました。 この日向かった場所は湖の南岸、通称 山側と呼ばれる一帯です。 ここをいつも通りに徒歩でポイントを目指しました。湖を周回する遊歩道には今年は雪もなく、乾いた地面が顔を出していました。 

ポイント到着! 気になるタイムは...? (よし、昨年と変わってない!)  私にとっての中禅寺湖通い、それはもはや自身の体力が落ちていない事を確認するための場(行い)となりつつありました! 髪には白いものがちらほら、艶やコシもだいぶ無くなってきました。視力だって間違いなく落ちてきています。 数年前くらいからでしょうか、こんな辛い現実をまざまざと感じる機会が多くなって来たのですが、どこかでこの現実を認めたくないという自分がいます。 (自分はまだまだやれる! 自分はヤングな若者だ(笑)!) それを頭ではなく体で実感したい! そんな思いがあってこの日も遥々ここまでやって来たといった具合なのでした。 まぁそのためだけにやって来たというのは少し言い過ぎでした。私も釣り師の端くれ、魚が釣れた時の喜びもぜひともこの場所で味わいたいと思ったのでありました。 

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そしてam5:00にいざ実釣開始! 最初に結んだルアーはチェリーブラッドLL70Sという今年発売されたばかりのリ ップレスシンキングミノーです。魚食性の強いランドロック系トラウトをメインターゲットに製作されたルアーで、昨年手にしてからというもの、私はずっとこの日に照準を合わせて、使い方の練習をしてきました。私の中では中禅寺湖の場合、例えば5月~6月中旬の大尻や国道側など、ワカサギの接岸に合わせて岸寄りするレイクトラウトやブラウントラウト、さらにはホンマスなどに打って付けのルアーではないかと思っています。この日は4月上旬という事もあり、ワカサギの接岸には少し時期が早過ぎましたが、朝から時折ライズが確認(おそらくヒメマス)できる事から使用してみました。 基本はただ巻きが中心でしたが、途中で軽いトゥイッチによるアクションを加えた直後の事でした。魚がじゃれつく様な明らかな違和感があったのですが、残念ながらフックアップまでには至りませんでした。ですがシーズンはまだ始まったばかりです。これから迎えるハイシーズンに向けて期待が大きく膨らむルアーです。  am7:00。表層での魚の気配がまったく感じられなくなったため、ルアーをスプーンへと切り換えました。この時使用したルアーはバッハスペシ ャル・ジャパンバージョン18g(カラーはSPL)、ここはほとんど根掛かりの心配はいらなかったためリフト&フォールで湖底を丹念に探って行きました。 天気は快晴、目の前の男体山を遮るものは何もなく、山頂までクッキリと見渡す事が出来ました。そしてここでいちど大きく深呼吸。ああなんて気分の良いことでしょう! 今年もここで釣りが出来る幸せを噛み締めた瞬間でした。 周囲の景色、そして沈下して行くラインの動き、これらを交互に見ながらの釣りが続きました。そしてどのくらい時間が過ぎた頃だったのでしょうか? ほんの一瞬でしたが突然ラインが不自然な動きを見せたものだから驚きました!はっ!と我に返り、自分が今釣りをしている最中である事を思い出します。 (今のはアタリだよなぁ!?) 無意識のうちに加えられていたアワセは、どうやら何ものかを捕らえているようです。キャスト後の着底からほどない距離でのヒット、ラインは50m以上は優に出ています。今年中禅寺湖での初フィッシュになるので途中でバレてくれなければ良いのですが。足元に広がるエメラルドグリーンの水底から、白いものが姿を現します。どうやら魚である事に間違いはなさそうです。ですが風で水面が波立っており、その大きさまでは確認することは出来ませんでした。その引きの強さから判断すれば、相手は超ビックサイズとまでは行かない筈です。ですが解禁初期であるこの時期、水温が低すぎる事が影響しているのか、魚達は5月、6月といったハイシーズンの時ほど勢いがない事がほとん どです。予想外の大物なんて事もあるかも知れません、油断は禁物です! そして漸く体全体が見えてきました。 予想外の超大物!なんてことはありませんでしたが、なにせ今年の初フィッシュですので絶対にキャッチしたいものです。そして『よっしゃー!』 あがってきた魚はレイクトラウト(68cm)。この魚の特徴である大きく切れ込んだ尾鰭も立派な大変に美しい魚体でした。  

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(上写真) 中禅寺湖のレイクトラウト(68cm)

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(上写真) バッハスペシャル・ジャパンバージョン 18g(SPLカラー)

この後、ポイントを移動してヘブン&バッハスペシャルを用いた駆け上がりトレースで同じくレイクトラウト(56cm)と、こちらは手前でバラしてしまいましたが30cm程のブラウントラウトをそれぞれ一匹づつを追加して今シーズンの中禅寺湖初釣行を終えました。

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(上写真) 駆け上がりを舐めるようにトレースしての一匹

とりあえず昨年レベルの体力を維持出来ている事は確認出来ました。素晴らし い景色の中でロッドを振る事も出来ました。そして何より求めていた美しい魚たちに出会う事が出来ました。これら全ての喜びを与えてくれた中禅寺湖に感謝しながらこの日私は奥日光を後にしました。

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(上写真) 今シーズンの初釣行を気分よく終えることが出来ました

~ 4月後半(山側某所) ~ あれから2週間、今シーズン2回目となる中禅寺湖釣行です。今回はスミス・スタッフのSさんとOさんのお二人が同行してくれる事となりました。今回私はガイド役としての参戦です。 ですがガイド役とは言ってもそれはあくまで名ばかりのもの。釣りを生業としている人たちに釣り方云々を説明する事など出来る訳もなく、単に私のお気に入りのポイントを紹介、そこまでの道案内をさせて頂くというだけのものでした。そして当日は趣味で釣りを楽しむ者と、これを生業にしている者との格の違いをまざまざと見せ付けられる事になるのでした。 

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am5:00、釣り開始。少し襟元が寒いからと一枚カイロを貼ろうか貼るまいかと悩んでいた時でした。隣に釣り座を構えていたOさんから突然『きたっ!』 のひと声が!(ええっ、ウソでしょ!?) 釣り開始から僅か1分。正真正銘の第一投目でのヒットでした! そして落ち着いたやり取りでキャッチした魚はレイクトラウト(47cm)。中禅寺湖の釣りはまだ日が浅く、以前から一度釣ってみたいと思っていた魚だと言うことでした。それは良かったです! レイクががっちりと銜えたルアーはヘブン13g(カラーはGPP(G))、ポイントの地形的特徴から判断したであろうこのルアー&ウエイト選択、そして朝の少ない光量を間違いなく意識したと思われるこのカラー選択は、ルアーの特性、そして魚の特性を熟知したメーカースタッフさんならではの釣果と言ってもいいでしょう。 その後 『中禅寺湖の釣りは、もう極めたよ!』 と本人が言ったとか言わなかったとか...(笑)

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(上写真) やったぜオーギー、初レイク!しかも一投目!!

そんなことがあってから凡そ一時間後のこと、先輩の威厳を示すかのように今度はSさんのロッドが弧を描きました。体色が白く光輝いていることから、どうやら今度は先ほどのレイクとは違った魚のようです。急ぎカメラを持って駆け寄ってみると、(おおーっ!!) それは立派な体高を持つヒメマスでした(37cm)。 ルアーはトラウティンサージャーの6cm(カラーはレーザーパール)。表層から2~3メートルレンジのステディリーリングで喰ってきたとのことでした。 そしてそれからほどなく、またまたSさんにヒメマス(38cm)のヒットです。風が強くなってきたため、サージャーを6cmから8cmへとサイズアップ。今回も先程と同じような探り方でのヒットだったそうです。 中禅寺湖でトラウティンサージャーと言えばブラウンやレイクを狙った湖底近くでのリフト&フォールが有名ですが、表~中層域でのスイミングでも十分効果的であることを目の前で証明してくれました。Sさん流石です!

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(上写真) Sさんヒメマスをキャッチ! トラウティンサージャー 6cm(レーザーパール)

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(上写真) グットコンディションのヒメマスたち(Sさんの釣果)

こうなると私も俄然やる気が沸いてきました!さっきまでずっと頭を占めていた (自分がススメたポイントで何も釣れなかったらどうしよう) などという不安はまったくの取り越し苦労でした。 (よーし、俺も後に続くぞ!) ですが現実はとても厳しく、この日私のやる気は終始空回りに終わりました。 ですが今回は私はあくまでガイド役としての参戦です。皆さんが釣って楽しんでくれたらそれだけで大満足です! まあ、間違いなく負け惜しみな んですけどね(笑) 勝ち逃げは許さないということで、今度また皆さん良い時期に行きましょう!

〇 使用タックル

ロッド : TRBX-SS83SD (SMITH) リール : CERTATE 2500 (DAIWA) ライン : FIRELINE EXT 1.0号(16lb) LO-VIS GREEN (BERKLEY) リーダー: TROUT SHOCK LEADER フロロカーボン 10lb (MORRIS) ルアー : チェリーブラッド LL70S 7.7g (SMITH)       バッハスペシャル・ジャパンバージョン 18g(SMITH)       ヘブン 16g(SMITH)       トラウティンサージャー 14g(SMITH) フック : シュアーフック Wトラウト7G、8G、9G (SMITH) ネット : マリエット・ネット(SMITH)


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13 years ago

中禅寺湖釣行 -20120512-

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 2012年 春、例年とは少し違ったかたちで中禅寺湖が釣りの季節を迎えました。未だかつて誰も経験したことの無い大きな問題に対して、今は何もかもが手探りの状態。色々な立場の人たちの意見を集め 試行錯誤を繰り返しながら、この湖での釣りが少しでも良い方向に進んで行ってくれる事を切に願います。

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今シーズンの中禅寺湖は国道側でのみ岸釣りの遊漁が認められました。これまで山側での釣りを楽しむ機会の多かった私にとって、国道側はどこも馴染みの薄いポイントばかり。そんな私でも知っているような大場所のポイントは当然の如く朝一から満員御礼といった状態。とりあえずは入れそうなポイントを探してしばらく歩き回る事にしました。

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今年は夏の電力不足に備えて?いるのか、例年のこの時期としては有り得ないほどに湖は超満水状態でした。このため ただでさえ遠浅の地形の多い国道側のポイントは何処も湖岸線が大きく後退してしまっており、探りたいブレイクラインは手の届かない遥か沖の方へと行ってしまいました。 もうここまでくるとほんと魚が岸寄りしてくれる事を祈るしかありません。

 この日 まず最初に手に取ったルアーはトラウティンサージャーの6cmでした。例年 4~5月中旬くらいまでのいわゆる解禁初期の時期に、岸寄りしたヒメマスやホンマスを狙うのに私が最も多用しているルアーのひとつになります。 湖の表層水温が4~7℃といったかなりの低温で推移するこの時期、彼ら冷水性の魚たちは(特にヒメマスは)想像を超えるようなド表層を群れで回遊している事が多いようです。しかもこの回遊が岸からのキャスティングで十分狙える範囲内まで近づいて来る事があるというのですから、私のような岸釣り愛好家にとっては、まさに釣り欲が最もかき立てられる季節であります。

am9:00の釣り開始時刻までの間、湖面をしばらく眺めていましたが、魚が岸寄りしているような様子はまったく感じられませんでした。 一抹の不安が残りますが当初の予定通りにトラウティンサージャー6cmを使って、まずは表層付近から探ることにしました。 ルアー着水後は糸ふけを取り、ラインテンションを保ったままカウントを刻みました。トラウティンサージャーはテンションフォールでは小刻みなバイブレーションアクションを続けながら水平姿勢でゆっくりと沈下してゆきます。これがトラウティンサージャーの特徴であり最大の持ち味です! キラキラと明滅しながらゆっくりと沈下してゆくこの姿が、魚たちを強烈に惹きつけるものと思っています。

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魚の泳層がまったく分からないため、とりあえずはカウント10からスタートする事にしました。時折このフォールの際にもバイトしてくることがあるため、念のためラインの動きにも気を配りました。 カウントダウンで必要な数を数えたら、次はリーリングをスタート。巻きスピードは状況により色々と変えるようにしていますが、とりあえずは私の中でのスタンダードである、およそ1回転/2秒(2500番ノーマルギアのスピニングリールを使用)の巻きスピードから始めることにしました。 極力一定の巻きスピードで10回ハンドルを回したら、リーリングする手を止めテンションフォールでカウント3~5を刻みました(これで1セット)。 この後は再びハンドルを10回巻いた後にカウント3~5でテンションフォール。その後 また巻いてはフォールの繰り返しで、ルアーが竿先の視界に入ってくるまで丁寧にやり切るようにしました。 ですが今回入ったような遠浅の地形では、上記の操作を手前までしっかり行ってしまうと、ルアーが手前の岩などの間に挟まってしまい まさかの根掛かり!なんて事にもなり兼ねませんので地形によっては手前は捨てるなどの状況判断が必要となってきます。 決して安くはないルアー、しかもそれが大変思い入れのあるルアーであったりしたら、ロストのショックはきっと計り知れないものになるでしょう。愛してやまないフィールドを汚さないという観点からもあまり無理な探り方はしない方がよいと思います。

釣り開始からおよそ1時間が経過しました。途中 (おやっ!?)と思わせるような違和感を感じた場面もありましたが、突然のことで体が反応出来ずに結局フッキングまで持ち込む事は出来ませんでした。 ここで向かい風が若干強くなってきた事と、ルアーのアピール度を増したいという思いから、トラウティンサージャーを 6cmから8cmへとサイズアップを試みました。 たまたまいいタイミングで魚が廻って来ただけなのかも知れませんが、この後 ルアーのサイズアップが奏功する形で短時間のうちに複数匹の魚を手にする事が出来ました。

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どんな状況にあろうともこんな美しい魚たちを育む中禅寺湖はやはり素晴らしい! 今回の釣行を通してこのことを改めて実感しました。

5 years ago

屈斜路湖のレインボートラウト 2019初冬

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 昨年11月後半、北海道は弟子屈町にある屈斜路湖にレインボートラウトを求めて出掛けてきました。この湖にはこれまでにも何度か足を運んでいるのですが、ここをメインに訪れたことは一度もなく、同じ道東エリアにある阿寒湖での釣りの合間に、 もし時間があれば出掛けてみようかといった程度のものでした。

以前から屈斜路湖という湖に大きな魅力(なんといってもプラチナレインボー)は感じていても、その巨大さ故に魚がとても薄くて難しいというイメージがあり、なかなか足が向かなかったのです。ところが、一昨年の秋に北海道在住のスミス社・スタッフであるSAKAMOTOさんと、同じくスミス社・フィールドモニターのOKUDAIさんのおふたりが、屈斜路湖で大変良い釣りをされたという話を聞き、その際の釣果写真を見せてもらってからというもの、私の屈斜路湖への思いがすっかりと変わってしまったのです。 (自分もあんな立派なレインボートラウトを釣ってみたい! 屈斜路湖メインで釣りを楽しんでみたい!!) そして今回、この願いが1年越しに叶うことになったのです。さらに、おふたりに事情を話したところ、今回の遠征に同行してくれる事になり、これ以上ない万全の態勢を整えて屈斜路湖入りする事が出来ることになったのでした。もうおふたりには感謝の言葉しか見つかりません。

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(上写真)SAKAMOTOさんがメタルミノーで釣り上げた屈斜路湖のレインボートラウト  ※ Photo taken by OKUDAIさん

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(上写真) OKUDAIさんがチェリーブラッドLL90Sで釣り上げた屈斜路湖のレインボートラウト 。これらおふたりの釣果写真にすっかり魅せられてしまいました。  ※ Photo taken by SAKAMOTOさん 

今回の釣行では入ったポイントの全てがOKUDAIさんとSAKAMOTOさん頼みで決めてもらいました。まずは当日の天気予報から風の向きと強さを確認、そこから湖流がよく利くであろうエリアをいくつか選び出します。次にベイトが多く集まる場所や最近の釣果実績などを加味、さらにはポイントへのアクセスのし易さ(駐車スペースが限られる場所も多いため)なども考慮に入れて、その日ベストと思われるポイントを絞り込んでもらいました。特に最後の駐車スペースの問題に関しては、最新の情報を持ち合わせていないと、近隣の農場の方たちに迷惑 (迷惑駐車による農作業の邪魔)を掛けてしまうことにもなるため大変に重要なこと、遠征組の私にはなかなか知りえない情報であるため大変心強かったです。 このように事前の検討を十分に行ってもらえていたお陰で、どのポイントにも問題なくすんなりと入ることが出来ました。

水辺に立つと、狙い通りの方角から風が吹きつけていました。そしてそれに伴う良い感じの湖流が目の前を流れていきます。小魚の跳ねなども沢山見ることが出来て、弥が上にも期待が膨らみました。目の前に魚は間違いなくいる。後は釣るだけです!

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(上写真)とても良い感じの荒れ具合です 

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(上写真) 水際には天寿を全うしたチップ(ヒメマス)の姿が

今回、私がメインで使用したルアーは小魚のシルエットを持つシンキングミノージグであるトラウティンサージャーSH(8cm 13g)とリップレスシンキングミノーのチェリーブラッドLL70S(7cm 7.7g フック変更実施)のふたつでした。どちらもこの湖の代表的なベイトフィッシュのひとつである、ワカサギやウグイを演出するために選んだものです。そしてこれらを使って沖の表層を広く探って行きました。

ここで何故、沖の表層を探ったのか?ということについてですが、 これは近年、雑誌メディアなどでも度々紹介されているのでご存知の方も多いと思うのですが、最近の屈斜路湖では秋から冬の時期、レインボートラウト狙いで沖の表層を探るというのがひとつのトレンドとなっています。ショアからの海アメや海サクラを狙うためのヘビータックル(10フィート近い長尺のロッド&20~40g前後の細身のメタルジグなど)をそのまま湖に持ち込んで、大遠投を武器に沖の表層を回遊するフレッシュな個体を狙ってしまおう!というものです。 今回私が訪れた際にも、感覚的には9割近いルアー・アングラーの方たちがこの釣りを楽しんでいました。そして実際に釣り上げている場面も何度も目撃しており、このスタイルの釣りがレインボートラウトを狙う上でとても有効な手段であることを実感しました。 ならば『郷に入れば郷に従え!』。そんなに有効なら、私も真似させてもらいましょう!となった訳です。 ただ、ここでひとつ問題がありました。今回私が使用したタックルは、本州の中禅寺湖や芦ノ湖で普段から使っているもので、100メートル先の沖合を探ることを目的とした仕様のものではありませんでした。おそらくトラウティンサージャーSH(8cm 13g)ならば、50メートルを安定して飛ばすのが限界でしょう。このような訳で、狙いのレインボートラウトに私の熱い思いが届くのか?かなり不安なところもあったのですが、意外にもはやく魚からの反応が返ってきたのでした。

トラウティンサージャーSH(8cm 13g 飛距離にして40~50メートル)を使った表層のただ巻き(ダイワの2500番ノーマルギアのスピニングで1.5回転/秒)や、チェリーブラッドLL70S(飛距離にして30~40メートル)を使った同じく表層のただ巻き(ダイワの2500番ノーマルギアのスピニングで1回転/秒)で、これぞまさに屈斜路湖クオリティと呼ぶに相応しい、野性味溢れる綺麗なレインボートラウトとサクラマスが顔を出してくれました。

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(上写真)屈斜路湖のレインボートラウト(54cm)。チェリーブラッドLL70Sを使った表層のただ巻きで

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(上写真)まさに屈斜路湖クオリティと呼ぶに相応しい立派な尾鰭でした

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(上写真) このレインボーは風のない日中に出てくれました(51cm) ※ Photo taken by OKUDAIさん

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(上写真) チェリーブラッドLL70Sを使った表層のただ巻きで

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(上写真) 早朝の気温はマイナス5℃、日中の最高気温はプラス5℃前後

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(上写真) 日中の表層水温は7℃前後で推移していました

広大な屈斜路湖に於いて、飛距離が大きなアドバンテージであることに間違いはないでしょう。ですがそれだけでは無い事を今回実感しました。鱒たちは餌を探し求めて間違いなく岸近くまでやって来ています。それを妨げることが無いように、水際では極力静かにふるまうこと、また無暗やたらとウェーディングはしないことなど(どれも皆当たり前のことですが)、これらをしっかり行えば、一般的な湖沼用のタックルでも十分に太刀打ち 出来ると感じました。

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(上写真) トラウティンサージャーSH(8cm 13g)のただ巻きに出てくれたレインボートラウト 

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(上写真) 体側の斑点が少なめの綺麗な個体でした

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(上写真) パニッシュ85Fのトゥイッチ・アクションに出てくれたアメマス ※ Photo taken by OKUDAIさん

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(上写真) 強風により湖岸線に強い濁りが入ったタイミングで、岸際から数メートルのところを探っている最中に出てくれました

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(上写真) これまでとは色味の違ったレインボートラウト(54cm)。このタイプの個体が来るのをずっと待っていました

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(上写真) こちらもトラウティンサージャーSH(8cm 13g)を使った表層のただ巻きでした

 ちなみに、上で書いたただ巻きについてですが、使用するリールのメーカーや番手、ギヤ比などによって、同じ操作でも巻き上げの速度は当然変わってきます。上で紹介したルアーをこれまで使ったことが無いという方は、あらかじめ自身のタックルでルアーが最もよく動く、巻き上げ速度を確認しておくのが良いと思います。それを十分に身体に覚え込ませたら、次はその速度を基本に、低速側と高速側でのルアーの動き(揺れの周期や立ち姿勢など)と沈下速度(トレースレンジ)についても覚えておくとよいでしょう。魚の状況変化に対する探りの幅がきっと広がると思います。 また、上記したルアーにはいずれもリップなどが存在しないため、水を受ける部分は大変小さなものです。このため使い慣れていない人が、ただ巻きでこれを使用すると、そのあまりの引き抵抗の無さに途中で心が折れてしまい、使うのをやめてしまったという話をよく聞きます(私も最初はそうでした)。最初の一匹を手にするまでは、自信を持って巻き続けるのはなかなか難しい事だとは思いますが、きっと釣れますので諦めずに巻き続けてみて下さい。あのリーリングしている最中に、突如 『ガツン!!』と襲って来るバイトの感触は一度味わったら病み付きになること間違いなしです。

※ 屈斜路湖での遊漁について 弟子屈町のHPを参照下さい

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(上写真) 美幌峠から見た屈斜路湖の眺め

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(上写真) こんな吹雪の中での釣りも楽しみました

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(上写真) 屈斜路湖に冬の到来を告げるオオハクチョウの群れ(砂湯にて)

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(上写真) 釣りのあと皆で食べた弟子屈ラーメンは最高でした! 

屈斜路湖のレインボートラウト 2019初冬

(上写真)2021.02.07 加筆 昨年の話になりますが、鱒の森 11月号(No.60)に屈斜路湖でのレインボートラウトの釣り記事を書く機会を頂きました。近年、大遠投を目的としたヘビータックルを用いた釣りが人気の屈斜路湖ですが、そういったタックルの持ち合わせが無くても(一般的な湖沼用のタックルでも)十分に釣りになりますよ!という内容となっております。

〇 使用タックル

【使用タックル】 ⚫︎ロッド : イル・フロッソ TILF-87 (SMITH) ⚫︎リール : セルテート2500 (DAIWA) ⚫︎ライン : バリバス ハイグレードPE 4本撚り 1.0号 (MORRIS) ⚫︎リーダー: バリバス トラウトショックリーダー フロロカーボン 12lb (MORRIS) ⚫︎ルアー :   チェリーブラッドLL70S No.03 TSカラー (SMITH)    ※ ベリーのフックなし、テイル側シングルフック1本のみ   トラウティンサージャーSH 8cm 13g No.09 RGカラー  (SMITH)    パニッシュ85F No.31 LPIカラー  (SMITH)    ※ フック変更実施   チェリーブラッドSR90 No.06 グリーンゴールド   (SMITH)    ※ フック変更実施   ウォブリンS 24g No.10 グリーンゴールド   (SMITH)  ⚫︎フック :   チェリーブラッドLL70S用 シュアーフックWトラウト・タテアイ 7G  (SMITH)   トラウティンサージャーSH用 シュアーフックWトラウト・タテアイ 8G  (SMITH)   パニッシュ85F&チェリーブラッドSR90用 SBL-75M #1 (OWNER) ⚫︎スナップ : SPスナップ #2 強度21kg (SMITH) ⚫︎ネット : チェリーネット 旧タイプ Mサイズ サツキ (SMITH) ⚫︎その他 :  VARIVAS PEラインにシュッ! ノンガスタイプ 50ml (MORRIS) 


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14 years ago

中禅寺湖釣行 -20110510-

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 今回は5月初旬の中禅寺湖に出掛けて来ました。情報によると解禁以来好調であったヒメマスやホンマスが未だ釣れ続けているとのこと。しかも今年は例年になくワカサギの数が多いという事で、これを飽食したと思われる体高のあるホンマスが数多く見受けられるとの事でした。もういやがうえにも期待が膨らみます!

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 今回のような湖での回遊魚狙いの場合、私が真っ先に思い浮かべるルアーはやはりトラウティンサージャー! 中禅寺湖でのヒメマスやホンマス狙いに対しても抜群の実績を誇っているルアーのひとつです。

私が初めてこのルアーを使ったのは、たしか90年代後半の芦ノ湖でした。 当時 使い方がまったく分からなかった私は、こんな引き抵抗もなく真っ直ぐにしか泳がないルアーで 本当に魚が釣れるのか? これがトラウティンサージャーを使っての正直な感想でした。リップ付きのルアーに慣れ親しんでいた私は、そのあまりの引き抵抗の無さに耐えきれず どうしてもキャストし続ける事が出来ませんでした。ですが私のそんは不安をよそに同行したアングラーたちはしっかりと結果を出していました。しかも私の目の前で! そんな状況を目の前で見せ付けられてしまっては認めない訳にも行かず、その後は不安を抱きながらもただひたすらにキャストを続けました。

芦ノ湖のブラウントラウト! これが私がトラウティンサージャーで初めて釣った魚でした。大変に嬉しかった事を今でもよく覚えています。しかし一匹釣り上げたとは言っても、当時の私は未だ不安を拭い去ることは出来ていなかったと思います。 ですがその後、色々な釣り場で何度も何度も繰り返し使い続けてゆくうちに、何時の頃からか釣果も大きくのびるようになっていました。 そして気がついた時にはもう何の躊躇いもなく、釣れるという確信をもってキャストを続けている自分がいました。 そしてあれから10年以上! 人も時代も大きく変わりましたが、トラウティンサージャーは当時のまま未だ変わることなく私に釣果をもたらし続けてくれています。 ほんと頼りになる存在です!

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 解禁初期~盛期に掛けてのマヅメ時、複数のライズやボイルなどのいわゆる魚の回遊に遭遇する事が多々あります。この日私の入った山側のポイントでは、目に見える明らかな回遊が1回(am6:00前)、そして目には見えないが絶対に何かいると感じたものが1回(am7:30前)、合計2回の回遊に出くわしました。そんな中、最初の回遊で顔を出してくれたのはホンマス(41cm)でした。噂通り引きも強烈で体高のある立派な魚体でした。このホンマス、リーリングの最後のさいご、目の前 数メートルの位置で突如 『ドンッ!』とルアーをひったくって行きました。今更ですが、リーリングは最後まで丁寧にやり切る事が大事だと思い知らされます。

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そして続く2回目の回遊、こちらではヒメマス(38cm)が顔を出してくれました。時折 テンションフォールを交えての水面下2~3mレンジの巻きで喰ってきてくれました。ヒメマスは私の大好きな魚。太陽光を浴びて白く光り輝く魚体はいつ見ても本当に美しく最高です!

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そして更にもう一匹と、ヒメマス狙いのためトラウティンサージャー 8cmで沖の表層域(感覚的には2~3m)を探っていたところ、突如 ヒメマスのものとは明らかに異なる何者かがロッドを押さえつけました。 相手はレイクトラウト(67cm)! シーズンを問わずにこんな表層でこの魚を掛けたのはこれが初めての経験でした。

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5月も半ばを過ぎ、表層水温が7℃を超えてきた頃がまさに彼らのベストシーズン! 荒食いのため大尻などのシャローエリアにワカサギを求めて大挙してやって来るというのが、私の中でのレイクトラウトのイメージでした。このため、表層水温がようやく5℃になるかならないかといった今の時期、大尻ならまだしも、水深が20mを優に超えるような地形が続く山側のこのポイントで、まさか彼らがこんな表層で餌を追い求めているなんてことは夢にも思っていませんでした。私の中でのレイクトラウトの誤ったイメージ(先入観や思い込み)を拭い去ったという意味で、今回のこの魚は大変に思い出深い一匹となりました。

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〇 使用タックル

 ロッド : TRBX-SS83SD インターボロンX(SMITH)  リール : CERTATE 2500(DAIWA)  ライン : FIRELINE EXT 0.8号(11lb) LO-VIS GREEN(BERKLEY)  リーダー: TROUT SHOCK LEADER フロロカーボン 6lb(MORRIS)  ルアー : トラウティンサージャー 6cm&8cm(SMITH)        チェリーブラッドLL70S 7.7g(SMITH)  フック : シュアーフック サクラマス2G(SMITH)        ※ フックはバーブを潰してあります  ネット : マリエット・ネット(SMITH)


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4 years ago

中禅寺湖 2021年初釣り(備忘録)-2021.04.02-

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先日、解禁して間もない中禅寺湖に出掛けてきました。今年はなかなか思い通りの釣行が叶わない日が続いてしまったため、この日が私にとっての2021年の遅い初釣りでした!

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(上写真)今年も無事にこのフィールドに立てたことに素直に感謝です

夜明け前の暗い中、久々に行うキャスティングやリーリングなどの感覚をひとつひとつ思い出しながら慎重に周囲を探っていると、チェリーブラッドSR90(&SR90T2)の一定速度でのただ巻きにレイクトラウトが反応してくれました。 その後、ただ巻き時のリーリングスピードを変えたり、巻いて止めてを繰り返すストップ&ゴーなどで誘いに変化をつけてやると、これまたレイクトラウトが口を使ってくれました。

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(上写真)中禅寺湖のレイクトラウトたち(52、57、62cm)

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(上写真)この日の最大魚 レイクトラウト

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(上写真) チェリーブラッドSR90T2 のただ巻きに出てくれました

日中には沖にブレイクを控えたシャローエリアで、CB70PEN(垂直浮きのミノーペンシル)を使ってトップウォーターの釣りを試してみたところ、一度だけでしたが大きなスプラッシュバイトが得られました。これは残念ながらフッキングには至りませんでしたが、周囲にワカサギが見えない状況でもトップに反応する個体が居ることを確認できただけで私にとっては大きな収穫となりました。 中禅寺湖が本番を迎えるのはまさにこれから。次回釣行への期待が大きく膨らみます!

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(上写真) 同行者もレイクトラウトで無事に解禁! ボトムノックスイマー41のスイングアクションでだなんてとっても楽しそうだ♬

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(上写真)日中は風の無い時間が続きました。

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(上写真)男体山の頂。雪はほとんど無いように見えます。

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(上写真)木の葉が芽吹く前のため、遥か遠くまで見渡すことができます。

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(上写真)帰りはおよそ9ヶ月振りとなる香楽(こうらく)さんで空腹をみたしてきました

【使用タックル】 ⚫︎ロッド : イル・フロッソ TILF-88 (SMITH) ⚫︎リール : セルテート2500 (DAIWA) ⚫︎ライン : バリバス ハイグレードPE 1.0号 (MORRIS) ⚫︎リーダー : バリバス トラウトショックリーダー フロロカーボン 12lb  1ヒロ FGノットで結束 (MORRIS) ⚫︎ヒットルアー :  ・チェリーブラッドSR90 No.06グリキン他(SMITH)  ・チェリーブラッドSR90 T2 No.55チェリゴクロキン他(SMITH) ⚫︎スナップ : SPスナップ #2 (SMTH) ⚫︎フック : SBL-75M #1(OWNER) ⚫︎ネット : チェリーネット Lサイズ(SMITH)


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16 years ago

屈斜路湖釣行 -20081102*-

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 今回訪れたフィールドは北海道は阿寒国立公園内にある巨大カルデラ湖 屈斜路湖。その規模をはじめ、湖の成り立ちや過去に辿ってきた歴史など、非常に興味深く惹きつけられるものがあり、以前から一度は訪れてみたいと思っていた湖でした。

この湖は過去には火山活動によりほとんど魚の住めない水環境となってしまった時期もあったようですが、その後の水環境の回復、さらに地元自治体やフィールドを愛する有志さんたちの精力的な活動により、今日では北海道を代表する人気フィッシングフィールドのひとつとなっており、道内はもちろんのこと道外のアングラーさんたちからも大きな注目を集めています。  この湖を代表する魚はなんといってもレインボートラウト! 背中が淡い緑色でボディはビカビカに光り輝く銀白色、さらに形の整った大きな各鰭と、この魚体をひとめ見たいとの思いから同地を訪れるアングラーの数は大変に多いようで、今回 私も同じ思いでこの地を訪れる事にしました。

諸事情により今回 私が釣りが出来るのは凡そ7時間ほど。このため今回は本格的に訪れるかも知れない次回釣行時のための下調べ。釣果は二の次、三の次と、フィールドのおおまかな雰囲気を肌で感じる事を第一目標に挑んだ釣行でした。  夜がまだ明けきらぬ朝一、この湖にも精通した先輩フライマンさんのアドバイスを頼りに、この時期の代表的なポイントのひとつへと向かうことにしました。 しかし、そこには既に先行者の姿が orz... 仕方ないのでこのポイントは諦め、湖岸線伝いに北上しながらランガンする事に決めました。時刻はam5:30。いざ釣りスタートです! (コン ココンッ!?) 釣りを始めてから早々のできごとでした。 屈斜路湖での記念すべきファーストフィッシュは手のひらサイズのアメマスでした! 間違いなくこの湖で生まれ育った個体。命のサイクルは確実に回っているようです。

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想像を遥かに超える規模の広大なフィールド。限られた時間内で少しでも多くの景色を目にしたいとの思いから、速いピッチでのランガンを続けました。

そして最初のヒットから凡そ3時間が経過したam9:00少し前。先程まで鏡のようであった湖面が、吹き始めた風によりいい感じに波立って来てから間もなくの事でした。バッハスペシャル(JPV)18gを使って表層レンジ(~1m程度)を速めのリーリングで探っていると...。 なんの前触れもなしに 突如『ゴンッ!』とヒット! やはり湖での釣りは風が吹いてからがなんぼのようです。 その鋭角的な引きから、これは狙いのレインボートラウトに違いない! と思っていたのですが...。相手はまさかのサクラマスでした。 生息している事は知ってはいましたが、釣れる個体数はそれほど多くはない筈です。まったく想定外の相手でしたが、とても嬉しいお客様でした!!

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その後さらにランガンを続けること凡そ2時間 とあるポイントへと到着しました。 これまで探ってきたポイントとは明らかに湖底の様子が違っており、PEライン越しに伝わって来る湖底の様子はとても変化に富んでいました。 そしてこのポイントをボトム近辺を意識しながら沖のブレイクを丹念に探っていると... (グッ グググッ!) PEラインならではの明確な魚信が竿先に伝わって来ました。 なかなか良い引きをする個体です。 先程とはまったく違う引きをするこの個体は間違いなくあの魚 そう、相手はやはりアメマスでした!

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そして時刻はpm13:00少し前 駐車場まで歩いて戻らねばならない事を考えると、もう潮時といった時刻です。あの後さらに2時間ほどキャストを続けましたが、魚からの反応は結局何もないままでした。

 あくまで釣果は二の次、フィールドの大まかな雰囲気を肌で感じる事を第一目標に挑んだ今回の釣行。念願のビカビカに光り輝くレインボートラウトに出会いたい! という夢こそ叶いませんでしたが、予想を大きく上回る釣果に大満足の屈斜路湖 初釣行となりました。

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〇 使用タックル

ロッド : TRBX-SS83SD(SMITH) リール : CERTATE 2500(DAIWA) ライン : FIRELINE EXT 1.0号(16lb) LO-VIS GREEN(BERKLEY)       SUPER TROUT ADVANCE 6lb(MORRIS) ルアー : BUCH SPESIAL JAPAN VERSION 18g(SMITH)       TROUTIN SURGER 14g(SMITH)       リップレスシンキングミノー 8cm フック : シュアーフック サクラマス2G(SMITH)       ※ バーブは潰してあります ネット : マリエット・ネット(SMITH)

9 years ago

中禅寺湖 シーズン最終釣行(備忘録)-2015.09.19-

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今シーズン ラストの中禅寺湖。来年までの暫しの別れを惜しむように沢山のトラウティストの方たちが詰めかけておりました。私も来年までの中禅寺エネルギーを貯めこむべく、丸一日竿を降り続けました! 今年も沢山の思い出をありがとうございました。また来年もどうぞ宜しくお願い致します。

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(上写真)来月は男体山に登りたいと思います

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(上写真)朝一に出たレイクトラウト。メタルミノーEXにて

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(上写真)朝一の表層水温は17℃

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(上写真)こちらもメタルミノーEXによる釣果

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(上写真)何故だか理由は分かりませんが、監視船が来るタイミングでいつも釣れるんです

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(上写真)こちらは監視船が来たタイミングでした

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(上写真)今季最大のホンマス。まさか最終日に来てくれるなんて思いもしませんでした。メタルミノーEXにて

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(上写真)立派な尾鰭

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(上写真)丸々と太ってました

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(上写真)湖畔の木々ははやくも色付いていました

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(上写真)最後までやり切りました

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(上写真)今シーズンも沢山の思い出をありがとうございました


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5 years ago

中禅寺湖 蝉ブラの釣り ラスト釣行(備忘録)-2019.06.25-

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今回も先日リリースされたばかりのロッド・イルフロッソ(TILF-72)と蝉ルアー・大美蝉(ダイビセン)を携えて中禅寺湖に出掛けてきました。 夏至を過ぎ、ハルゼミの鳴き声もほぼ聞こえなくなってしまいましたが、蝉を食べたいという捕食欲求の高いブラウンは依然として湖岸線近くをウロツイテいるようでした。

ですがこの状況も梅雨が明けて水温がさらに上昇してしまうと、直ぐに終わってしまうものと思われます。梅雨明け前の今がラスト・チャンスなのかも知れません!

【使用タックル】 ⚫︎ロッド : イル・フロッソ TILF-72 (SMITH) ⚫︎リール : 13 セルテート2500 (DAIWA) ⚫︎ライン : バリバス ハイグレードPE 1.0号 (MORRIS) ⚫︎リーダー : バリバス トラウトショックリーダー フロロカーボン 10lb (MORRIS) ⚫︎ルアー :    大美蝉(ダイビセン) (SMITH) ※ フック交換実施    ※ ラインはスプリットリング(後付け)を介して接続 ⚫︎フック : シュアーフック Wトラウトタテアイ 4B (SMITH)    ※ バーブは潰しました ⚫︎ネット : チェリーネット Lサイズ サクラ (SMITH)

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(上写真)この日も現着はam8:00過ぎ。蝉ブラの釣りの朝は遅いので身体が楽で助かります(*'▽')/

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(上写真)この日も小型のレインボートラウトからスタート🌈

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(上写真)日中の表層水温は16℃前後

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(上写真)回遊ものと思しきブラウントラウト(大美蝉 No.29 ゴーストハルゼミGLにて)。この後、遊覧船の引き波にさらわれてしまいました(涙)

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(上写真)沖のブレイク沿いを探っている最中に出てくれました。飛距離が出る大美蝉ならではの嬉しい釣果でした!

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(上写真)この日も国道側の目ぼしいポイントをランガンして行きました

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(上写真)沖にブレイクを控えたシャローエリアで出たブラウントラウト(59cm)大美蝉 No.31 ハルゼミショートにて

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(上写真)居着きのものらしく色味の濃い個体でした

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(上写真)魚体がとても太く、しっかり餌を食べられているようです

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(上写真)尾鰭もパーフェクト

その他の蝉ブラの記事はこちら

7 years ago

中禅寺湖 大型ブラウンは何処へ!?(備忘録)-2018.04.05-

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今回は60センチを超えるような大型ブラウンを求めて栂から阿世潟の三角周辺までRUN&GUNして来ました。スプーンでは釣れているという話ですが、私が操る表層のミノーイングには小さな個体しか来てはくれませんでした。まあ、そう簡単に釣れないのは承知の上。今後も根気強く狙って行きたいと思います。

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(上写真)朝一のまだ暗い時間帯にチェリーブラッドSR90(クロキン)のただ巻きに出てくれたレイクトラウト(63cm)

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(上写真)手尺で40センチ台。狙いのサイズには届きませんが、魚体がとにかく綺麗で嬉しくなります

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(上写真)こちらも朝一に出てくれたレイクトラウト(59cm)。パニッシュ85F (CBオリカラ)にて

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(上写真)レイクトラウト(63cm)。パニッシュ85F (新色HCW ホロクリアーワカサギ)にて

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(上写真)サイズはともかくも綺麗な個体が多いです

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(上写真)日光白根山に朝陽がさします

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(上写真)今回は栂をスタート地点に阿世潟の三角までRUN&GUNして行きました。※ 釣れたポイントとは関係ありません

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(上写真)水色の変化するファーストブレイクを中心に探って行きました。※ 釣れたポイントとは関係ありません

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(上写真)小寺ヶ崎と社山(1,827m)。※ 釣れたポイントとは関係ありません

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(上写真)あと1ヶ月もすれば新緑で賑やかになる筈です ※ 釣れたポイントとは関係ありません

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(上写真)阿世潟三角からの眺め。ネオプレンでの歩きはちと辛い。※ 釣れたポイントとは関係ありません

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(上写真)翌日に疲れを残さないために、pm14:00にはいろは坂を下りました


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水辺のできごと

トラウトルアーフィッシングの備忘録

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