中禅寺湖釣行(備忘録) -20150516-

中禅寺湖釣行(備忘録) -20150516-

image

今シーズン2回目の中禅寺湖。 数&サイズこそ出ませんでしたが、美鱒たちが相手をしてくれました。

image

(上写真)暑くもなく寒くもなく、今が一番いい時期ですね!

image

(上写真)早くもハルゼミが出ておりました!

image

(上写真)岸際は沢山のワカサギたちで溢れかえっていました!

image

(上写真)日中の表層水温は10℃。まさにベストです。

image

(上写真)今シーズンの初レイク! パニッシュ85Fにて

image

(上写真)レイクトラウト

image

(上写真)真っ昼間に出てくれた美形のレインボートラウト。パニッシュ85Fにて

image

(上写真)鰭ピンの尾びれ

More Posts from Mizube-japan and Others

6 years ago

尚仁沢アウトドアフィールド ジャガーの引きが忘れられなくて...(備忘録)-2019.03.09-

image

先日、栃木県は塩谷町にある尚仁沢アウトドアフィールドさんに出掛けてきました。あの厳つい顔をしたジャガートラウトとのミノーを使った熱い駆け引きを味わいたくて、またやって来てしまったといった具合です。当日の午前中は未明から降り続く雨の影響からかお客さんが少なく、多くのポイントを自由に探ることが出来ました。

そんな中でも、やはり障害物周りでジャガートラウトの反応が良く、ミノーの釣りの醍醐味であるアクションで誘って食わせる釣りを楽しむことが出来ました。まだ水温が低いためか魚の追いは遅めなので、サスペンドミノーで短い距離をロッドアクションで誘った後は、しっかりと食わせのポーズを入れてやることで深いバイトを得ることが出来ました。 これから春に向け水温が上昇してくると、さらに魚の活性が上がってくるそうなので、その頃にまた訪れたいと思います。 そして話は変わりますが、来たる3月10日(日)に同エリアにおいて今年も恒例の『さくら祭り』が開催されるそうです。タグの付いた魚を集めて合計点数を競い、点数の高い人から豪華賞品が貰えるそうです(詳しくは尚仁沢アウトドアフィールドさんのHPを参照願います)。 ※ 魚の写真は釣り場オーナー様の許可を得て一部撮影させて頂きました ※ 尚仁沢アウトドアフィールドさんのHP : http://www.shojinzawa.com/

使用タックル ロッド : トラウティンスピン インターボロンX IBX-53MTH(SMITH) リール : ツインパワー 1000S(SHIMANO) ライン : アーマード🄬フロロ+ 0.3号 (DUEL) リーダー : シューター・FCスナイパー インビジブル 5lb (SUNLINE) スナップ : SPスナップ #00(SMITH) ルアー : パニッシュ55 SP(SMITH)      ※フック変更実施。ウエイト調整のためソリッドリングを使用。 フック : ミノーエキスパートフック ME-31BL #4 (VANFOOK)

image

(上写真)この日も一匹目からジャガートラウト。パニッシュ55SP(HHGORカラー)にて

image

(上写真)二匹目もジャガートラウト。パニッシュ55SP(GTOパール)にて

image

(上写真)色鮮やかなジャガートラウトの♂。パニッシュ55SP(クレイジーヤマメ)にて

image

(上写真)昨年放流した個体がまだまだ良い仕事をしてくれています

image

(上写真)この色がほんとたまりません

image

(上写真)今日一の太い個体です。パニッシュ55SP(クレイジーヤマメ)にて

image

(上写真)これも昨年放流した個体だそうです。ほんと素晴らしい魚体です

image

(上写真)今回もやはり障害物周りでの反応が良好でした

image

(上写真)これまた太くて素晴らしい魚体です。C&Rの賜物!

image

(上写真)こんな個体が釣れるとほんと嬉しくなってしまいます!

image

(上写真)いい顔してます!

image

(上写真)ベリーのフックにガップリ!

image

(上写真)午後は追いが悪くなりました

image

(上写真)デニー君が木の枝を持って近づいて来ました♪

image

(上写真)飼い主さん曰く、遊んでほしいのサインだそうです。可愛い♡

image

(上写真)3月10日(日)は『さくら祭り』🌸開催🌸


Tags
7 years ago

中禅寺湖 今年も蝉ブラが始まりました!(備忘録)-2017.05.27-

image

土曜日の中禅寺湖。せっかくのチャンスをものにする事が出来ずに途中諦め掛けた時もありましたが、最後のさいご、霧が晴れた場面で黄色い天使は微笑んでくれました!久しぶりに感動しました(*'▽')/

image

(上写真)朝一だけはいつものミノーイングを楽しみました

image

(上写真)雨の後は厚い霧に覆われました。※ 釣れた場所とは関係ありません

image

(上写真)深い霧が湖面にたちこめていました

image

(上写真)山側を奥に向けてランガンして行きました

image

(上写真)雨に濡れるアズマシャクナゲ?それともハクサンシャクナゲ?

image

(上写真)まだ少し時期が早いのか、蝉への反応がありません。※ 釣れた場所とは関係ありません

image

(上写真)中禅寺湖の春蝉

image

(上写真)美蝉に出てくれたブラウントラウト(50.5cm)

image

(上写真)およそ10時間のランガンの末に手にした一匹でした。今シーズンの初ものという事もあり、ほんと感無量でした

image

(上写真)霧が晴れてきたタイミングでした

その他の蝉ブラの記事はこちら


Tags
6 years ago

中禅寺湖 極寒の初釣り(備忘録) -2019.04.02-

image

今年も無事に中禅寺湖が解禁を迎えました! 当日は終日のマイナス気温、さらに絶えず吹き付ける西からの暴風により、ロッドもリールも完全に凍り付いてしまい釣りを続けること自体が難しいといった状況でした。ですがそんな凍えるような寒さの中でも魚たちは割と元気で、

勢いよくフローティングミノー パニッシュ85Fを引ったくって行ってくれました。これから水温が上昇し、さらにワカサギの接岸が絡んでくれば、魚たちの活性は益々上向いてくるはず。今後の中禅寺湖 弥が上にも期待が膨らみます!

【使用タックル】 ⚫︎ロッド : ラグレスボロンTLB-83DT (SMITH) ⚫︎リール : 13 セルテート2500 (DAIWA) ⚫︎ライン : バリバス ハイグレードPE 1.0号 (MORRIS) ⚫︎リーダー : バリバス トラウトショックリーダー フロロカーボン 12lb (MORRIS) ⚫︎ルアー : パニッシュ85F (SMITH) ※ シングル・バーブレスフックに換装しています。このフック変更に伴うウエイト調整ならびに強度UPを目的にスプリットリングも変更しました。 ⚫︎フック : SBL-75M #1 (OWNER) ⚫︎スプリットリング : P-03N #3 (OWNER) ⚫︎スナップ : SPスナップ #3 (SMITH) ⚫︎ネット : チェリーネット Lサイズ サクラ (SMITH)

image

(上写真)まだ暗い時間にそれは起こりました!やり取りの感触から相手は恐らく良いサイズのブラウンだったのだと思います。近くまで寄せてあともう少しでランディングだという時に、相手は急に反転、沖へと向けもの凄い勢いで走り出しました。そして次に気が付いた時には2つのガイドもろとも相手は姿を消してしまっていました。8年使ったロッドは修理のために暫く入院となりました。

image

(上写真)その後、明るくなってから出てくれたレイクトラウト。今シーズンのはつモノとなりました。パニッシュ85Fにて

image

(上写真)丸一日、晴れたり吹雪いたりを繰り返すお天気でした

image

(上写真)2匹目もレイクトラウト。パニッシュ85Fにて

image

(上写真)午前中は国道側をRUN&GUNしていきました

image

(上写真)そしてまたレイクトラウト。パニッシュ85Fにて。どの個体もみな痩せています

image

(上写真)氷点下の気温と暴風により、水際にある岩は全て凍り付いていました

image

(上写真)余りの寒さにシムスのジャケットもこんなありさま。こんな経験初めてでした

image

(上写真)日中の気温はマイナス(計測不能)、水温はプラスの1度

image

(上写真)二荒山神社の大鳥居と男体山

image

(上写真)大尻前

image

(上写真)歌が浜駐車場前

image

(上写真)今回見て回った場所ではワカサギを見つけることは出来ませんでした

image

(上写真)今年はフランスとベルギー大使館前での釣りが禁止されてしまいました。いいポイントだったのにとても残念でなりません(涙)

午後は再び国道側に入るも、小型を2匹バラしたのみで終了となりました。 同行して頂いたOHGIさん、今日は一日お疲れさまでした。


Tags
5 years ago

春イトウを求めて朱鞠内湖へ 2019

image

 今回は北海道は雨竜郡幌加内町にある朱鞠内湖に春イトウを求めて出掛けてきました。今年で2年目を迎える朱鞠内湖でのイトウ釣り、昨シーズンは思っていた釣果に恵まれず、しかもこの釣りのヒントとなるようなモノを何も見つけられないままシーズン終了を迎えてしまいました。 (いったい今年は何処でどうやった釣りをやればいいのだろうか!?)

釣行直前までその答えが出ることはありませんでしたが、とりあえずは昨年と同じ釣りをやっていても埒が明かないだろうという事で、今年はこれまでとは少し違ったアプローチでイトウ釣りに挑んでみることにしました。 

《朱鞠内湖の状況 一抹の不安》  道内各地で雪不足が叫ばれた2019年の春でしたが、それはここ朱鞠内湖周辺に於いても例外ではなかったようです。例年であれば5月末のこの時期、雪解けが進んで水位は満水に近い状態となっている筈なのですが、今年は未だ多くの地面が白く顔を出しており、水位がかなり低い状態にあることを示していました。春以降なかなか気温が上がらなかった等で、ただ単に雪解けが遅れているだけなのかとも思ったのですが、今年の春は記録的な猛暑、しかも周囲の山々に雪はほとんど残っておらず、これから直ぐに水位が上昇するとはとても思えない状況でした。地元の釣り人から『この時期にこんなに水の少ない朱鞠内湖は初めてみたよ!』 という言葉を耳にしました。〇〇年に一度の異常気象という言葉が何の意味も持たなくなって久しい昨今ですが、北の大地 北海道だけはこういった言葉とは無縁の土地だと勝手に思い込んでいました。これから先、北海道でもこういった事が当たり前のように起こるようになるのだろうか...。そんなことを考えるととても怖く悲しい気持ちになりました。 願わくば今回のイトウ釣りへの悪影響が無ければよいのですが。

image

(上写真)今年はこの時期としてはあり得ないほどに水位が低い状態でした

image

(上写真)ピッシリ山山頂に見える雪も残りはあと僅か

《探ったポイント シャローエリアのブッシュ周り》  今回このような状況の中で私が最も多くの時間を割いて探ったポイントは、障害物が多く存在するシャローエリアでした。ここでいう障害物とは具体的には冠水したヤナギの木が密集するブッシュ周りや切り株周りのことで、イトウたちは普段こういった場所で餌となるワカサギやウグイなどの小魚がやって来るのを身を潜めてじっと待っているという話を聞いていたからでした。まぁ以前からそういった話は聞いて知ってはいたのですが、特にブッシュ周りなどあの恐ろしい見た目ですから、もし手を出そうものなら根掛かりは必至だろうと、探るのをずっと避け続けていたポイントなのでした。ですがこれまでの過去の釣行経験から、思っていたほどは根掛かりしないこと(これは間違いなくシングル&バーブレスフックの効果だと言っていいでしょう)。さらに仮に根掛かりしたとしても今回探ろうとしている場所の水深は深くても1メートル程度なので、近づいて直接回収するか、或いは根掛かり回収器を使えば十分に回収可能であると判断したからでした。今まで探ってこなかったポイントですが、はたして結果はどうなるだろうか?不安と期待で胸が一杯でした!

image

(上写真)今回はその見た目も恐ろしいブッシュ(ヤナギの木)周りを探りました

image

(上写真)その他にもこんな切り株周りも積極的に探りました

《アプローチ とにかく静かに》  この時期のイトウは産卵のために接岸してくるウグイやワカサギなどを捕食するために、大胆に岸寄りしているといいます。相手は岸から数メートルの範囲内といったごく至近距離に居ると思って、極力静かなアプローチを心掛けました。最初は水の中には立ち込まずに(逆に少し後ろに下がるくらいの立ち位置から)、岸から届く範囲内のブッシュや切り株周りなどを撃って行きました。5投程して反応がないようならば少し横移動して隣にある障害物周りをやはり入水せずに探って行きました。そしてこの作業をある程度の範囲内をひと通りやり終えた後は、膝下程度までを目安にそろりそろりと静かに入水、岸からでは探り切れなかった個所を丹念に探ってゆきました。またブッシュが目の前一面に広がっているようなポイントでは、静かに入水したうえで沖側に面したブッシュの端をそれとほぼ平行となるような形で撃って探って行ったりもしました。先にも書いたように今年は超がつくほど水位が低かったため、例年ならば恐らく水没していたであろうブッシュや切り株が多く顔を出しており、この釣りをやるにはうってつけの条件が整っていたと言えます。

image

(上写真)写真ではよく分かりませんが、水中にある切り株横に大型のイトウがじっと身をひそめていました

image

(上写真)場所にもよりますが、ブッシュ周りに沢山のワカサギの姿を見ることが出来ました

《実釣 良型個体をもたらしてくれた3つのルアー》  今年はその低い水位のため、湖岸線には広く地面が顔を出していました。例年であれば陸伝いにポイント移動することなど難しい時期ですが、今年はそれが容易に出来たのです。恐らくこんな状況はめったにないだろうということで、迷わず湖岸線をランガンして行くことに決めました。ですがそこは日本最大の湛水面積を誇る朱鞠内湖、探るのにも限界があります。このため今回は上でも述べたブッシュや切り株が多く存在するシャローエリアに絞って探って行くことにしました。

 ここでまず最初に使用したルアーはチェリーブラッドSR90でした。潜航深度は最大で80cm程度、アクションは小刻みなローリングが主体で、頭を少し下げた姿勢でプリプリと小気味良く泳いでくれるルアーです。これをリーリングスピードがおよそ2回転/秒(2500番ノーマルギヤのスピニングリールを使用)程度の速さでただ巻きし、ブッシュのすぐ脇や切り株周りなどをトレース、障害物周りを何の警戒心もなしに泳いでいる小魚をイメージして操りました。水深がとても浅いところでは(数十センチ~1メートル程度)、ルアーがなるべく底を擦らないようにロッドティップを斜め上方に掲げて都度高さ(深さ)調整を行いながら探っていったりもしました。このやり方で探っていると、前アタリと思われるモゾッ!という違和感を感じた後の数秒後に本アタリがやってくるパターンを何度か経験しました。こんな時はたとえ違和感を感じてもハンドルを止めたりはせずに、それまでのリーリングスピードを維持したまま巻き続けるのが肝なのだと思います。

image

(上写真)ブッシュ脇で出た朱鞠内湖のイトウ 79cm

image

(上写真)チェリーブラッドSR90(No.06グリーンゴールド)にて

image

(上写真)とても大きくて綺麗な尾鰭でした

image

(上写真)この個体もブッシュ脇で釣れました。チェリーブラッドSR90(No.15ワカサギ)にて

 続いて出番の多かったルアーはDDパニッシュ80Fでした。潜航深度が2メートル以上にもなるロングビルミノーであるため、今回探ったようなシャローエリアでは当然底を叩いてしまうことになります。根掛かりがとても心配でしたが、今回はこの特性を敢えて利用することにしました。ストップ&ゴーのやり方で、ルアーを湖底にボトムノックさせたら、次はリーリングを止めて少し浮かび上がらせます。その後またリーリングを再開してボトムノックさせたら、ストップしてまた浮かび上がらせる...、あとはこれの繰り返しでした。湖底の砂や砂利を舞い上げながら泳がせてやることで、産卵行動中のウグイを演出してやっているつもりでした。そしてこれはもう狙い通りといっていいかも知れません。この探り方で最もよい反応が得られたのは、産卵行動中のウグイがよく釣れるポイントでした。このような場所では水際ギリギリまでルアーをトレースしてやると、ルアーを追ってやって来たウグイ目掛けて、巨大なイトウが突進してくる姿を何度も目にしました。水面から頭や背中を出してガバガバッ!とウグイに襲い掛かる姿はとても迫力満点。その光景を今思い浮かべただけでも鼓動が速まるくらいです。

そしてこちらもルアーが必要以上に底を擦らないように、ロッドティップを斜め上方に掲げて都度高さ(深さ)調整をしながら探って行きました。ロングビルミノーというスナッグレス(根掛かり回避)性能の高いルアーになりますが、余りに根掛かりが頻発する時はベリーのフックを外してテイル側のフック1本のみで探ったりもしていました。

image

(上写真)DDパニッシュ80F(No.23クレイジーヤマメ)のボトムノックに出たイトウ 81cm

image

(上写真)イトウならではといったとても迫力ある大きな頭

image

(上写真)産卵行動中のウグイ溜まりに居たと思われるイトウ 80cm。DDパニッシュ80F(No.23クレイジーヤマメ)にて

image

(上写真)この個体もかなりの太さでした

image

(上写真)大型のイトウともなると、こんなサイズのウグイでも普通に襲い掛かります

 そして最後にもうひとつ、とても印象に残る魚を引き出してくれたルアーにトップウォータ・ミノーペンシル CB 70DRIFT TRがありました。これはワカサギが多く生息するフィールドで特に威力を発揮するルアーで、春先に産卵を終えて瀕死の状態で水面を漂っているワカサギを演出した釣りで私はよく使用しています。今回の釣行では場所によっては岸際に沢山のワカサギを目撃することが出来ましたが、弱って水面に浮かんでいるような個体は何処にも見られませんでした。このためか水面での激しいボイルなどは無く、はたしてこの釣りに貴重な時間を割いてしまってよいものかとしばらく悩みました。ですがせっかく用意して来たのだからと、他の釣りで反応が得られなかった時間を利用して試してみることにしました。使い方は基本的にはキャストしたらあとはただ浮かべておくだけですが、時折ロッドティップを使ってルアーの周りに波紋を作り、その存在をアピールしてやったりもしました。もし反応が無ければ直ぐに止めてしまおうと思っていたのですが、なんだかんだでやめ時を失ってしまい1時間近く同じ場所を探っていた時でした。波間に見え隠れするルアーのシルエットが音もなくゆっくりと水の中へと消えてゆきました。このルアーはバスとは違って獲物を吸い込む力の弱いトラウトを対象に作られたルアーであるため、吸い込み易いよう浮力を敢えて抑え目にして作ってあります。このため大きい(重い)スナップや、比重のある高番手のフロロリーダーを長く使ってしまうと、その重さでルアーが徐々に沈んでいってしまう事があります。このことが頭にあったため、最初はこのせいで沈んでしまったのかとも思ったのですが、それは十分注意していた筈なのでやはりおかしいぞ!ということで念のためスイープな巻き合わせを行ってみました。するとその直後でした、大きな水柱と共に太くて大きな魚体が水面で身をくねらせている姿が目に飛び込んできました。やはり釣りはやってみないと何が起こるか分からない!この魚からはこのことを改めて教えてもらった気がします。

image

(上写真)トップに出た朱鞠内湖のイトウ 80cm。CB 70RDIFT TR(No.51ワカサギⅡ)にて ※ ルアー背部に見えるオレンジマーカーは後付けしたものです

image

(上写真)この個体もそうですが、本釣行で釣り上げたほぼ全てのイトウの口元には過去に釣られた痕がありました

《今回の釣行を終えて》

 思っていた釣果の得られないまま終了を迎えてしまった昨シーズンの朱鞠内湖でのイトウ釣り、今回はこの状況を打開するべく、これまで入らなかったようなポイントを探ってみたところ、期待以上の好釣果に恵まれました。その他にも今後のイトウ釣りのヒントになるであろう、彼らの生態や行動などの一部も垣間見ることができ、大変に思い出に残る最高の釣り遠征となりました。次回はまたこれまでとは少し違ったアプローチでこの釣りに挑んでみることにより、釣りの引き出しをより多く増やして行けたらなと思っています。

image

(上写真)朝日を望むアングラーたち

image

(上写真)朱鞠内湖ならではといった景色

image

(上写真)水辺には沢山のアメンボの姿を見ることが出来ました

image

(上写真)エゾタンポポ?

image

(上写真)ヒグマの足跡。大自然を感じます

image

(上写真)2020.02.12 加筆 この度、鱒の森 3月号(No.56)に朱鞠内湖での春イトウ釣りの記事を書く機会を頂きました。この時期のイトウならではと思われる印象深かったシーンや、北海道遠征のいろはなどについて書き綴っております。

〇 使用タックル

ロッド : IBXX-77MSD インターボロンXX (SMITH) リール : 13 CERTATE 2500 (DAIWA) ライン : VARIVAS ハイグレードPE グリーン 1.2号 (MORRIS) リーダー : TROUT SHOCK LEADER フロロカーボン 16lb 長さは1ヒロ (MORRIS) ルアー : チェリーブラッドSR90 (SMITH) ※ フック変更実施       DDパニッシュ80F (SMITH) ※ フック変更実施       CB 70DRIFT TR (SMITH) ※ フック変更実施       パニッシュ85F (SMITH) ※ フック変更実施 フック : S-75M #1 (OWNER) ※ バーブは潰しました       シュアーフック Wトラウトタテアイ 5B (SMITH)       ※ CB 70DRIFT TR に使用。バーブは潰しました スナップ : SPスナップ #3 (SMITH) ※ CB 70DRIFT TR には#2を使用しました ネット : チェリーネット Lサイズ 旧タイプ サクラ (SMITH) ルアー回収器 : LUUBA ルーバ (S&Nインターナショナル)


Tags
17 years ago

中禅寺湖釣行 -20070804-

image

先日の北海道遠征から帰って来てからというもの、私はずっとある病に侵され続けています。この病気には以前にも何度か罹っているのですが、毎回その症状が悪化してきている様な気がしています。そして今回は特に手の施しようがない状態。 その病名というのはずばり『湖-依存症』 美しい大自然の中、ウェーダーを履いて腰まで水に浸かり、ルアーを大遠投する事によってのみその症状が和らぎます。 今回はこの難病の療養を目的に、夏の避暑地の代名詞である奥日光は中禅寺湖に出掛けてきました。

am4:00、この日のポイントである小寺ケ崎に到着。今シーズン(6月末以降)、何度となく足を運んでいるポイントです。 ここは小寺ケ崎というその名前が示す通りに小さな寺ケ崎(八丁出島)そのもので、規模は小さいのですが寺ケ崎同様に岬が湖にせり出しています。 探るポイントとしては、この小寺ケ崎先端東側の一帯で、比較的水通しも良く、急深のかけあがりが続いているポイントになります。 ここで私はいつも、正面に八丁出島、そして左手に男体山を望むかたちでウェーディングしキャスティングを試みています。 国土地理院 地図閲覧サービス(試験公開)参照

8月初旬のこの時期、湖の表層水温は朝一でも20℃を超えてきます。これは鱒たちの適水温を大きく外れる水温になります。ではそんな状況の中、どうやったら彼らを狙う事が出来るのだろうか? そうこれが私の中禅寺湖での釣りの全ての始まりでした。

私は釣行の際、いつも表層水温と湖底水温の両方を測るようにしています。ここでいう湖底とは、実際に岸からのキャスティングで探れる範囲内での湖底を指しているのですが、私はまず初めにルアーの代わりに水温計をラインに括り付けてキャスト。フリーフォールで底まで沈めた後は、そのまま5分ほど待ちます。その後、急いでこれを回収して水温を確認するわけです。 計測する場所や時間帯によって若干異なりますが、この時期の水深20メートル前後での水温は表層水温と比べて2~3℃低い値を示します(水温計回収の間に僅かに表示温度が上昇している事が考えられるため、実際の水温はさらに1~2℃ほど低いものと考えています)。 さらに水深10メートル前後の湖底では表層と比べて1~2℃低い値を示しますが、水深5メートル前後の湖底に至っては、ほとんど水温低下は確認出来ませんでした。 初めてこの水温を確認した時、この結果は正直意外なものでした。 水深-水温に関するデータは中禅寺湖でのトローリング愛好家さんのサイトなどで事前に調べており把握していました。でもこれはあくまで『湖の沖合』での話であって、キャスティングで探れる範囲内のいわゆる『岸近く』では当然当てはまらない話だろうとは予想はしていました。ですがこれほどまでに高水温だったとは驚きました(あまり精度の良くない測り方だというのは重々承知していますので、ここではどうか目を瞑って下さい(汗))。 この測り方で当日(8月4日 am4:30)の水温を確認してみると、水深20メートル前後の湖底での水温は17~18℃である事が確認出来ました。 これはあくまで私の考える指標ですが、これまでの経験上 水温18℃までならなんとか中善寺鱒たちの釣果が望めるものと考えています。 ですので私が考える8月のこの時期に狙うポイントというのは必然的に岸からのキャスティングで水深20メートル前後が探れるポイントという事になります。 先に紹介した湖底図を見てみると、寺ケ崎(八丁出島)や大日崎、そして最奥の松ヶ崎など、小寺ケ崎よりはよほど深場が隣接するポイントも多数あるのですが、ポイントへの入り易さと7月以降まずまずの釣果が得られているという実績から判断して、ここ小寺ケ崎をよく訪れています。

image

(上写真) 小寺ケ崎から望む八丁出島

image

(上写真) 表層水温は20℃、気温は17℃

とは言ってもやはり 水温18℃は鱒たちにとってはまだまだ十分過ぎるほどの高水温だと言わざるを得ないでしょう。沖合の深場に落ちれば水温14℃前後の水温躍層(サーモクライン)という過ごし易い環境が用意されているのですから、なにも好き好んで岸近くの高水温の場に来る必要などない筈です。ですがもしそれでも敢えてやって来る可能性があるとしたら...。 それはやはり餌となる小魚を求めてやって来ると考えるのが自然ではないでしょうか。事実、ウェーディングしながら水中に目をやると、岸近くでは沢山の小魚たちの姿を目にする事が出来ます。その大半はウグイとヨシノボリで、まれに鱒稚魚なども確認することが出来ます。まず1cmにも満たないような幼稚園児と呼べるサイズのものが岸に最も近い場所で大群を成し、次いで2cm前後の個体がその少し沖合で集団で餌を漁っています。そしてサイズが大きくなるに従って順次活動の拠点を沖合に移しながら活発に動き回っているといった具合です。 ほんの5cmにも満たないパーマークの入った鱒稚魚が、これら小魚を一人前に追い回している姿を何度も目撃していますが、その様子はとても健気で逞しく思えました。 (岸辺には餌となる小魚が沢山いる!) もしかしたらこの幼い頃の記憶が鱒たちを岸近くに引き寄せて来るかも知れません。

image

(上写真) 物珍しいのか、突然の来訪者に興味津々といったご様子

image

(上写真) 岸辺には沢山の小魚が群れています。目の前に広がるかけあがりにもきっと沢山の小魚たちが居るのではないでしょうか

以上、長々ともっともらしい事を書き連ねてきましたが、これらは全て私の浅はかな考え、単なる妄想でしかありません。魚探で調べた訳でもなく、もちろん潜って水中を見てきた訳でもありません。鱒たちが本当に私の考える泳層に居るかどうかなんてとても怪しいものです。仮に本当に居たとしても、それは単に気まぐれに通りかかっただけで、餌の小魚を追い求めてやって来た訳ではないかも知れません。 でも仮にそうだとしても私はぜんぜん構いません。 自身が入手したごく限られた情報から、あ~だ、こ~だ言いながら考えを巡らし、自分なりに導き出した答えを実釣で確認してみる。 このプロセスこそが釣りの一番の醍醐味だと感じているからです! ただ単に、理由もなくキャスティングを繰り返しているだけでは、たとえ魚を手にする事が出来たとしても、きっとこれほどまでにはこの釣りに嵌ることはなかったでしょう。釣行のたびに自身で予想した答えを少しずつ修正し、実際に現地でキャストを繰り返しながらその答え合わせをする。 たとえ釣果が無かったとしても、次回釣行時の糧となる訳ですから決して無駄な事だったとは思いません。ですがもし素晴らしい釣果が得られたとしたら...。その喜びはきっとたとえようのないものとなるでしょう! そして 8月4日のこの日。私の答え合わせの問いかけに対して、とても嬉しい返事が返って来てくれたのでした。

image

(上写真) 今回使用したルアーたち

朝一、バッハスペシャル・ジャパンバージョンの18gを完全にボトムまで落とし込み扇状にひととおり探ってみたのですが、反応はまったくありませんでした。仕方ないので今度は幾分上の層を探ってみることにしました。カウントを刻み、底から3~5メートル上と思われる層を幾分速めにリーリングし始めた矢先の事です。ふと竿先に僅かな違和感を覚えました。 (水草かな!?) でもそれはない筈です。このコースは今までに何度となくトレースしているので、水草や水中障害物でないことは直ぐに判断が出来ました。 ややゆっくりと大きく竿先を頭上へとあおりアワセを試みます。すると一瞬だけずっしりとした重みを感じましたが、次の瞬間にはこれが小刻みな強弱を繰り返す引きへと変化しました。 (あれっ!? 魚じゃなくてエビか???) おそらく誰もが一度は経験した事があると思うのですが、キャスト後にルアーを沈めているとごく稀にフックがラインを拾ってしまい、ルアーがエビの様に仰け反った形になってしまう事があります。この状態でルアーを引いてくると、竿先に感じる手応えがまるで掛かった魚が頭を振ってイヤイヤをしている時の感じにとてもよく似ているんです。私もそうですが、この魚の引きにとてもよく似た手応えに、ぬかよろこびさせられた経験のある方は多いのではないでしょうか。18gもの大きさのスプーンにもなると引き抵抗は相当なもので本当に騙されてしまいます。

でもそれにしても余りにも引き抵抗が大きすぎます。希望を捨てずにさらにラインを巻き取って行くと、今度はラインが左方向へとじわじわと走り出し、その後力強く引き込まれてゆきました。 (これは間違いなく魚だ! しかもいいサイズ!!) 相手はいまだ沖の深いところに居るため魚種の判別はまだつきませんでした。リーリングを開始してから間もなくのヒットであったため、ラインはまだ40メートル近くは出たままです。 (お願いだから途中でバレてくれるなよ!) 何が掛かったかという魚種とサイズに対する『期待感』、そして途中でバレてくれるなよという『不安感』、これら相反する感情が入り混じったこの感覚は何度味わってもほんといいものです。 そして2~3分のやり取りの後、無事にネットにおさまったその相手はうっすらと婚姻色を身に纏った立派な体高をもつ雄のホンマス(46cm)でした。 自分としては、かけあがりに着く定位性の強いブラウン、或いは回遊性の強いレインボーや銀化ブラウンなどを予想してしましたが、ホンマスというのはまったくの想定外でした。 時刻はam4:50。湖独特の朝の静けさとは対照的に、私の周囲だけはハイテンションな空気が辺りを満たしていました。

※ ホンマス 琵琶湖産のビワマスとサクラマスの交配種

image

(上写真) 中禅寺湖のホンマス

image

(上写真) バッハスペシャル・ジャパンバージョン 18g SBLPカラー

image

(上写真) まるで三角定規を思わせるような立派な尾鰭でした

image

(上写真) 体表面にはうっすらと婚姻色が見て取れます

image

(上写真) 高水温なんてへっちゃら言わんばかりに、このサイズのウグイがよく釣れてきました

〇 使用タックル

ロッド : トラウトロッド 7.6ft リール : TWIN POWER 2500 (SHIMANO) ライン : SUPER TROUT ADVANCE 6lb (MORRIS) ルアー : バッハスペシャル・ジャパンバージョン 18g (SMITH)       ピュア 13g (SMITH) フック : シュアーフック サクラマス 2G (SMITH) ネット : マリエット・ネット (SMITH)

6 years ago

朱鞠内湖 イトウを求めて初のフィールドへ(備忘録)-2018.06.04*-

image

先日、北海道は雨竜郡幌加内町にある朱鞠内湖に出掛けてきました。 今回初めて訪れたフィールド。狙うイトウの姿が見えないなか、本当にこの探り方で合っているのかと!? 何度もなんども自問自答を繰り返した毎日でした。

見渡す限り手付かずの大自然の中、ときおり熊笹が踏み締められる物音に怯えながら、次第に五感が研ぎ澄まされて行くのがとても快く感じられました。 着いていきなり気温30℃(水温は20℃)の洗礼!さらに朝からピーカン無風という条件が度重なったため一時はどうなる事かと思いましたが、数少ないチャンスタイムをなんとかモノにする事ができ、最後のさいごラスト90分に念願の朱鞠内湖のイトウを手にする事が出来ました。 この少し前に、見た目でふた回りは大きいごんぶとサイズの個体をネット際でバラシていたのでその喜びといったら並大抵のものではありませんでした。 やはり釣りは最後まで諦めるもんじゃないですね! 最後に、遠路遥々駆け付けてくれ一緒になって釣りを楽しんでくれた坂本さんはじめ、色々なアドバイスや励ましをしてくれた Crazy A(クレイジーエー)のみなさま、本当に励みになりました。ありがとうございました(*'▽')/ (参考)朱鞠内湖 公式ウェブサイト

image

(上写真)朱鞠内湖までは旭川空港からレンタカーを使って2時間弱といった感じでした

image

(上写真)湛水面積としては日本最大を誇る人造湖である朱鞠内湖。北欧のフィヨルドなどと形容されるこの湖は湖岸線がとても複雑に入り組んでおり、さらに大小あわせて13もの島が存在すると言われています。まさにポイントは無尽蔵といった感じです!

image

(上写真)途中の旭川市内からは大雪山系の旭岳が見えました。いつかは登ってみたい!

image

(上写真)今回お世話になったお店たち(他にツルハドラッグも)。朱鞠内湖周辺(半径約20km圏内)にはお店が無いため、特に車中泊などをする方は途中のお店で買い出しが必要かと思います。

image

(上写真)イトウ釣りで有名な河川『手塩川』。流れが太いねぇ~!

image

(上写真)日本最寒記録『-41.2℃』を持つ幌加内町。ちなみにこの時の気温は+30℃でした ι(´Д`υ)

image

(上写真)今回お世話になった『レークハウスしゅまりない』。湖畔(前浜)まで歩いて5分といった立地です

image

(上写真)エントランスと玄関ホール。ちょっとしたギミックなどもありとても雰囲気がありました。

image

(上写真)玄関ホールから部屋へと続く廊下(写真上段)。ダイニングテーブルの横にはビリヤード台やバーカウンター、そしてタイイング用のスペースなども設けられていました(写真下段)

image

(上写真)部屋の前の廊下からは湖を望むことが出来ます(写真上段)。お部屋は釣りには勿体ないくらい立派でした(写真下段)

image

(上写真)レークハウスしゅまりないの裏玄関(写真上段)。一階には濡れたウェーダーやベストなどを乾かせる専用の暖房部屋が設けられているので釣り人としては大変助かりました(写真下段)

image

(上写真)量もお味もまったく申し分なし! 同宿のアングラーさんたちとその日の釣果について話しながらの食事は大変美味しく、お酒もススミマシタ!

image

(上写真)湖畔にある朱鞠内湖遊漁者管理休憩所。ここで日釣り券の購入や渡船の手配をする事が出来ます。

image

(上写真)朱鞠内湖の釣りではシングル・バーブレスフックの釣りが義務付けられています(チェックあり)

image

(上写真)今年は特に超満水という事もあり、立ち込みが出来るポイントは限られているそう。背後には深い森が広がっているため、徒歩でのポイント移動はほぼ無理という事で渡船を利用しました。※ 湖畔キャンプ場の直ぐ隣が渡船の基地となります

image

(上写真)まさに北欧といった景色が広がる朱鞠内湖(北欧には行ったことないけど...)

image

(上写真)こんな景色の中で釣りを楽しみました。至る所にスタンプ(切り株)があり、事前に聞いていた根掛かりが多いよ!という意味が良く分かります

image

(上写真)間近で見るととても怖いんですけど(;´Д`)

image

(上写真)こんなに大きなクマゲラ、しかもこんな間近に初めて見ました!

image

(上写真)風が無く、釣れる気がしませんが...。

image

(上写真)厳密にはこの魚が朱鞠内湖での初イトウでした(40cm)

image

(上写真)滞在中の表層水温はほぼ18~20℃の間で推移していました

image

(上写真)入ったポイントの殆んどで体長2、3cm程のワカサギの姿を見ることが出来ました

image

(上写真)そして空けて翌朝。前浜から見る朝焼け☀ よし今日も一日頑張るぞ~!

image

(上写真)渡船用のボート。隣りには手漕ぎボートやエレキの貸し出し施設などもあったようです

image

(上写真)レークハウスしゅまりないの中野さん頼みの渡船を利用しました

image

(上写真)ピッシリ山(1,032m)の頂にはいまだに雪がありました

image

(上写真)朱鞠内湖ならではといった景色

image

(上写真)超スーパー冠水ブッシュ!(ヤナギの木だそうです) こんな所にもイトウが潜んでいるといいますが、とてもじゃないけど探れません(;´Д`)

image

(上写真)湖畔で見ることの出来る木々の殆どが白樺とこのダケカンバ?でした

image

(上写真)蝦夷ハルゼミの最盛期で湖面に落ちた個体をコイやウグイが捕食していました。もしイトウの蝉パターンなんかがあればそれはもう迫力満点でしょうね!

image

(上写真)ウグイ釣りに関して言うならばもうマスタークラスかと...(;'∀')

image

(上写真)根掛かり時のルアー回収器がとても役に立ちました。ちなみに今回釣行でのルアーロスト数は1個でした

image

(上写真)粘土質(赤土)の地形が多いことから、波が出るとあっという間に水際が白く濁ってしまいます。ですが今回はこれがイトウ釣りのチャンスタイムとなりました!

image

(上写真)粘土質のボトムを叩くものだから、リップは直ぐにこんな具合に(;´Д`)

image

(上写真)時どきアメマスも釣れました。パニッシュ85F(シングルバーブレスフックに変更しています)にて

image

(上写真)朱鞠内湖のイトウ(69cm)。パニッシュ85F(No.23 クレイジーヤマメ)のジャークアクションにて

image

(上写真)最終日にようやく手にする事の出来た朱鞠内湖のイトウ。先月には115cmという記録魚が出ているようにイトウとしては決して大きなサイズではありませんでしたが、久しぶりにシビレタ~といった釣行となりました。

image

(上写真)風が吹き荒れたタイミングが今回のチャンスタイムとなりました! 岸と平行に走るブレイクラインに対してルアーを斜めに通してやって、逃げ惑うウグイを演出。青ナイルと白ナイルの境目辺りをルアーが通過したタイミングでゴゴンッ!!と喰ってきてくれました(≧▽≦)/ ちなみにこの時期のイトウは産卵のために岸寄りしているウグイを捕食する個体が多いと聞いています。俗にいうウグイパターンというやつです。


Tags
6 years ago

芦ノ湖 Catch&Clean2018 日頃の感謝を込めて(備忘録)-2018.11.11-

image

先日、第17回となるCatch&Clean in 芦ノ湖(湖畔清掃&イワナ稚魚放流)に今年も参加して来ました。当日は去年に引き続きこれ以上ない秋晴れのお天気で、少しだけ色付いた木々を眺めながら大変気分良く清掃活動を行う事が出来ました。また来年も是非とも参加したいと思います(*'▽')/ 

image

(上写真)元箱根エリア 朝のミーティングの様子 ※ 写真は借りものです

image

(上写真) 元箱根担当エリア  ※ 写真は借りものです

image

(上写真) 各所から集められたゴミを船を使ってキャンプ場まで運びます  ※ 写真は借りものです

image

(上写真) トラックでイワナの稚魚が届きました ※ 写真は借りものです

image

(上写真) イワナの稚魚放流(バケツリレー)  ※ 写真は借りものです

image

(上写真) イワナの稚魚放流  ※ 写真は借りものです

image

(上写真) イワナの稚魚放流  ※ 写真は借りものです

image

(上写真) イワナの稚魚放流  ※ 写真は借りものです

image

(上写真) ラストのじゃんけん大会の様子 ※ 写真は借りものです

image

(上写真) ラストの集合写真📷  ※ 写真は借りものです


Tags
11 years ago

夏のハイランドレイクへ 中禅寺湖 2013

image

 魚が廻って来るのをただひたすらに待つだけという、受け身のイメージの強かった蝉パターンの釣り。決して我慢強い方ではない私にとって、この釣りはどうにも馴染めそうにはない そんな類の釣り方でした。ですが実際にやり始めてみると、私がイメージしていたものとは全くの逆! 確かにジッと待つのが大事な状況というのもありはしましたが、経験したその大部分は積極的なアピールをする事でもたらされたものばかりでした。

湖をとりまく環境や生態系、そしてターゲットとなる魚種や季節...etc. これらの違いでいつでも当てはまるものではないとは思いますが、少なくとも前回釣行までは効果的な誘い方のひとつであったと確信しています。 蝉ルアー 美蝉(ビセン)を使った、この積極的なアピールの釣り、じゃあ今年はいったいいつまで通用するのだろうか? 私にそんな疑問が湧いて来たのは至極当然の事でした。そんな訳で今回はこの疑問を解消するべく8月初旬の中禅寺湖へと出掛けてきました。

image

前回(2週間前)、蝉ルアーでとても反応の良かったポイントに向かうも、あろうことかまさかのノーバイト。さすが8月といったところでしょうか。いきなり出鼻を挫かれます。前回との相違点といったら今日はとてもお天気が良いということ。ギラギラと照り付ける太陽は容赦なく肌をさし、湖面からの照り返しは目に痛い程でした。それならばという事でこの日は日陰を探してランガンです! 見知ったポイントを中心に速いテンポで探って行く事に決めました。 するとこれが大正解!? ほどなくグリーンバックの綺麗なレインボーが顔を出してくれました。この個体、私の数メートル先の目の前に浮かんでいたトンボを捕食、興奮を抑えながらキャストした美蝉(ビセン)を何の音も立てずに水中へと引きずり込んで行きました。その捕食の瞬間といったらほんともう最高で、間違いなく今期5本の指に入るであろうとても印象深いシーン(相手)となりました。

image
image

そして迎えたam11:00。この日一番となるドラマ魚の登場です! 美蝉(ビセン)へのバイトの瞬間もはっきりと見えました。前回同様にロッドティップを高く掲げた状態で美蝉(ビセン)を小刻みに連続シェイク! それと同時にゆっくりとリーリングも行い、水面を羽をバタつかせて移動する溺れた蝉を演出(実際に水面に浮かぶ蝉は見られませんが)している最中での激しいバイトでした。釣り人の目測ほど当てにならないものはありませんが、70cmは優に超えていたかと思います。そしてこの魚がしっかりとフッキング、一気に沖へと向け走り出しました。しのげたのはせいぜい10秒くらいのものだったのでしょうか。10ポンドのフロロリーダーをぶった切って奴は行ってしまいました。 仮に時間を遡り、もう一度最初からやり直しする事が出来たとしても、あの魚だけはどうにも獲れる気がしません。相手はそんな魚でした。最後に私をあざ笑うかのように3回大きくジャンプしていった姿が目に焼き付いて離れませんでした。 その後もレインボーを追加するも、先程のショックがあまりに大きく、素直に喜ぶ事も出来ませんでした。出るのはため息ばかりです。

image
image

そんな出来事があって、この後いつもなら尻つぼみの形で終わってしまうのが私のいつものパターンなのですが、この日は少しばかり展開が違いました。ディープエリアに差し掛かったタイミングで何気に行ったメタルミノーのジギングに対して鋭いアタリが! 最初はいつものレイクトラウトだろうと思っていたのですが、引きがレイクのそれとは異なります。もしかしてブラウン!? 一気に緊張が走りました。 特大レインボーに逃げられて、そして今度はブラウンにもまた逃げられて...。 こんな負の考えが頭を過ってしまった時はロクな結果とならないのが普通なのですが、なんとかネットインに成功する事が出来ました。 相手は雄?のブラウントラウト(61cm)。

image
image
image
image

あの特大レインボーも獲れていたらと未だ悔やまれるところでしたが、さすがにそれは贅沢というもの。8月に於いても蝉パターンは十分に通用する(少なくともこの夏は)。この疑問が解消されただけでも十分です。しかもこんなブラウンのお土産まで頂けたのですから! この日のところはこれで良しとし、夕闇迫る中禅寺湖をあとにしました。

image
image

〇 使用タックル ロッド : TLB-83DT ラグレス・ボロン(SMITH) リール : 10 CERTATE 2500(DAIWA) ライン : FIRELINE EXT 0.8号(12lb) LO-VIS GREEN(BERKLEY) リーダー: TROUT SHOCK LEADER フロロカーボン 10lb(MORRIS) ルアー : 美蝉(SMITH) ※ フックはシングルに換装       メタルミノー(SMITH) フック : 美蝉(ビセン)用        テイル側 シュアーフック Wトラウトタテアイ5B(SMITH)        ベリー側 シュアーフック Wトラウトタテアイ4B(SMITH)        ※ 共にバーブは潰してあります ネット : チェリーネット サツキ(SMITH)

その他の蝉ブラの記事はこちら

7 years ago

中禅寺湖 厳寒期のミノーイング 2018

image

2018年4月1日(日)、今年もついに待ちにまった中禅寺湖が解禁を迎えました。昨年の大雪とは打って変わってとても穏やかなお天気で幕を開けた今年の解禁日は、日の並びの良さも手伝ってか近年稀にみる多くの遊漁者さんで賑わったそうです。SNS上にはさっそく解禁日の様子がいくつもアップされており、良い思いをした人とそうでないひと。今年も水辺では沢山のドラマがあった事が窺えます。

自分にはいったいどんな魚たちとの出会いが待っているのだろうか? そんな思いに浸りながら私の釣行前夜はゆっくりと更けて行きました。 

image

この日入ったポイントは沖にブレイクを控えた遠浅のシャローエリア。キャスティングで探れる範囲内での最大水深はせいぜい3m前後といったところで、ワカサギやヒメマスなどの餌を探しに沖から浅瀬に差してくる大型の個体を狙うイメージでここを選びました。そして昨年同様、今年もまず最初に結んだルアーはフローティングミノーのパニッシュ85Fでした。ふつう常識で考えたらこんな厳寒期にフローティングミノーという選択はちょっとあり得ないかも知れませんが、昨年も解禁直後の水がキンキンに冷え切った状況でも多くの魚たちを呼び寄せてくれたとても実績のあるアプローチであり、そしてルアーなのでもはや使う事には何の躊躇いもありませんでした。そしてこれをロッドを使って、トーン...、トーン... といった感じで幾分ゆっくりのテンポのジャークアクションで先ずは誘って行きました。

image
image

この日最初のアタリがやって来たのは、辺りがようやく白みはじめてきたam5:00を過ぎた頃でした。この時もそうでしたが上のようなアクションで誘っていると、やってくるアタリはジャーク後のストップの最中である事が殆んどです。ストップ後にゆっくりと浮上してくるパニッシュを相手がひったくってゆき、ラインがスーッと動くことでアタリを知る事が出来ます。ですがこの時にラインが余りにも弛んでしまっていると、このラインの動きをロッド(ティップ)で感知する事が出来ずに、せっかくやってきたアタリを見逃してしまう可能性が大きくなってしまいます。ロッドで感知出来ずとも目視でアワセればいいじゃないかという考えもあるかも知れませんが、朝一の暗い時間帯や波風の強い日などはそういった訳にもいかず、やはりロッドで感知する事がとても大事になってきます。ジャークで出来てしまったラインの弛みはリールを使って素早く回収、常に張らず緩めずの適度なラインテンションを保ってやる事でアタリの見逃しを防ぐ事が可能であると考えています。この時も暗がりでかつ波の上下動がかなりあり、ラインの動きを目視する事は出来ない状況でした。ですが適度なラインテンションを保っていたお陰でアタリを明確に感知する事ができ、反射的にアワセを加える事が出来ました。

記念すべき2018年のファーストフィッシュはレインボートラウトでした。 最初に来るのは当然レイクだろうと思っていたので予想外の相手でしたが、先ずは釣れた事にほっと一安心、これで気分が一気に楽になりました♡ その後は同様の探り方でブラウンとレイクトラウトを追加、ジャーク以外にもグリグリやただ巻きなどのアクションも試して見ましたが、残念ながらこちらにはアタリはありませんでした。

image
image
image

そして先ほどまでの濃厚だった気配も消え去り、朝一のピークもそろそろ終わりかなといったam7:00を過ぎた頃でした。それまでまったく見られなかった水面の捕食リングがキャスティングの範囲内でポツリポツリと発生して、俄かに場の雰囲気が変わりました。これはもしかしたらトップのワカサギがいけるかも!? 特にワカサギの姿が見えた訳ではありませんが、急ぎルアーを回収しこれを付け替えました。 この時選んだルアーはトップウォーターミノーであるCB70DRIFT TR(クリアーワカサギ)。これは水平浮きのペンシルミノーで、春の産卵時期に水面付近を瀕死の状態で泳いでいるワカサギを演出した釣りで最も威力を発揮するルアーになります。

image

このルアーの使い方は色々あり、キャスト後にラインの弛みを取ったら何もせずにただ浮かべておくだけの、いわゆるホットケの釣り(時折、小刻みにロッドを震わせたりしてルアーの存在をアピールするのも効果的です)が最も一般的かと思いますが、この時は特に大きな理由もなく単にその場の思い付きで、超々デッドスローのただ巻きで探って行きました。そして探り始めてから何回かこれを繰り返しているとき、ふと背後に人の気配を感じて少しだけリーリングする手が止まった矢先のことでした。突然目の前の水面が大きく割れたものだからとても驚きました。そして無事にネットにおさまった相手は73cmのレイクトラウトでした。このサイズがトップに出るさまはほんと迫力満点です!日本広しといえどもこんな光景が見られるのはこの湖をおいて他にはないのではないでしょうか。

image
image

今回は解禁して間もない厳寒期の中禅寺湖でミノーの釣りを楽しみました。そこでは表層水温が4℃台というキンキンに冷えた状況でも、魚たちはとてもアグレッシブに表層はもちろんトップのミノーにまで喰らいつき、昨年体験した出来事が単なる偶然ではなかったことを証明してくれました。ただ今年は昨年と比べて魚影がとても薄く、大型トラウトたちの接岸がまだ本格化していない様に感じました。これが単に接岸が遅れているだけならばそれは良いのですが、餌となるワカサギやヒメマスが居ないから接岸する意味がない、だから今後も寄らないよ!となるとそれは私のようなミノーマンにとっては大変な死活問題です! 今回は一匹も見ることの出来なかったワカサギ、これがただの偶然であることを心から願うばかりです。

image

〇使用タックル

ロッド : TLB-83DT ラグレスボロン(SMITH) リール : 13 CERTATE 2500(DAIWA) ライン : VARIVAS ハイグレードPE グリーン 1.0号(MORRIS) リーダー: TROUT SHOCK LEADER フロロカーボン 12LB(MORRIS) ルアー : パニッシュ85F(SMITH)                      ※ バーブは潰しています         CB70DRIFT TR(SMITH)                      ※ バーブは潰しています スナップ: SPスナップ #2 強度21Kg(SMITH) ネット : チェリーネット Lサイズ 旧タイプ サクラ(SMITH)

9 years ago

中禅寺湖 これぞブラウン!というような魚(備忘録)-2015.07.18-

image

頭の先から尾の付け根までぎっしり餡が詰まった特大のたい焼き! まさにそんな表現がぴったりの中禅寺鱒でした。

image

(上写真)明智平から見た朝焼け。この時期はいつもちょっと遅めのスタートです。

image

(上写真)昨夜は相当雨が降ったようです

image

(上写真)銀竜草(ぎんりゅうそう)を発見。何か良いことがありそう!

image

(上写真)この日はメタルジグ(プロトタイプ)を使ってのジギング

image

(上写真)中禅寺湖のブラウントラウト(63.5cm)メタルジグ(プロトモデル)にて

image

(上写真)口の周りには少なくとも2箇所の古い針跡がありました。C&Rの賜物です!

image

(上写真)過去、私が相対した中禅寺鱒の中で最も引きの強い個体でした!

image

(上写真)近年、綺麗で大きな魚が増えてきたという実感があります。きっとC&Rの効果でしょうね。


Tags
ex
Loading...
End of content
No more pages to load
  • bl-nors-pink
    bl-nors-pink liked this · 9 months ago
  • mizube-japan
    mizube-japan reblogged this · 6 years ago
mizube-japan - 水辺のできごと
水辺のできごと

トラウトルアーフィッシングの備忘録

92 posts

Explore Tumblr Blog
Search Through Tumblr Tags