阿寒湖釣行 -20100526*-

阿寒湖釣行 -20100526*-

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 5月後半のある日、私は阿寒湖の畔に立っていました。もちろん手にはロッドを携えて。つい数時間前、暴風雨の影響で別空港への着陸の可能性を知らせる機内アナウンスにうなだれていた事がまるで夢であったかのような光景がそこには広がっていました。吹いてくる風はとても穏やか、雨も小雨が時折降ってくるといった程度で とても暴風雨を感じさせるようなものではありませんでした。

日頃の行いに対するご褒美なのか、はたまた強力なパワースポットたる阿寒湖のなせるわざなのか! 何か強力な力に後押しされている様な感覚を覚えるなか2010年春の阿寒湖釣行がスタートしたのでした!

この日、最初に入ったポイントは阿寒湖西部に位置するあるポイントでした。本当は別のポイントに入りたかったのですが、すでにそこには見覚えのある先行者の姿がありました。 “生きる伝説の異名を持つ熱きフライマンさんです!”  彼の熱気にやられた魚たちはきっとしばらくは岸寄りしないはず、すでに探られた後であろう北側のエリア一帯は諦めて、同じくこの日入ってみたいと考えていたこちらのポイントに急遽船の進路を変更してもらった次第でした。 そこは足元のテラスの直ぐ先から傾斜のきついカケアガリが沖へと伸びてゆくといった地形で水深はおよそ10メートルといったところでしょうか。湖底にはそのいたる所に大きめの岩がゴロゴロと転がっているようで、ライン越しに伝わってくる感触はとても変化に富んでいました。きっと時期になれば多くの魚達が餌を求めてこの岸沿いを回遊などしているのではないでしょうか。駆け上がりマニアである私にとってはそこはまさに垂涎もののポイントといった感じでした。 この日最初に手にとったルアーはチェリーブラッドLL70S 。今年スミスさんから発売されたばかりのリップレスシンキングミノーになります(阿寒湖のレギュレーションによりシングルバーブレスの1フックに換装)。私は今回の阿寒湖釣行でこのルアーを使用するのを本当に楽しみにしていました。 それは春の阿寒湖を語る上でワカサギが決して欠かす事の出来ない存在だというのが理由でした。5 月を迎えた今、多くのワカサギたちが産卵に向け岸近くを意識し始めます。そしてこれに呼応するかたちで多くのトラウトたちもまた岸近くを意識し始めます。一昨年はアメマスとサクラマスがその主役でした。そして昨年はアメマスとヒメマスたちが、普段なら想像も出来ないくらいの浅瀬に多く集まり、私を含めた多くのアングラーたちを楽しませてくれました。まさにこんな状況の時にうってつけのルアー!それがチェリーブラッドLL70Sだと私は思っています。私のよく行く日光中禅寺湖。最初に手にした相手はヒメマスでしたが LL70S の実力はすでに実感していました。 でもその他の魚種に対してはどうなのだろうか? どんなアクションが効果的? リーリングのスピードは? カラーは?...etc. 雑誌ノースアングラーズの記事がきっかけで知るようになったリップレスシンキングミノーの魅力ですが、本格的に使用するようになったのはまだ一昨年前のこと、LL70Sに至ってはまだ半年といったところです。これまでスプーンを使った釣りが大半を占めていた私にとっては、リップレスシンキングミノーの高い潜在能力は実感しつつも、正直今でも分からない事だらけです。私の抱えるこれら多くの疑問はきっと阿寒湖が解消してくれるはず! そう信じて臨んだ今回の阿寒湖釣行なのでした。

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(上写真) チェリーブラッド LL70S(ワカサギカラー)

ここは上述したような本来入りたかった浅瀬エリアとはまるっきり正反対のポイントでした。ワカサギの姿はまったく見えず、トラウトたちが岸寄りしているかどうかは分かりませんでした。ですがセオリー通りにLL70Sでまずは表層レンジから探って行きました。 キャスト後は数カウントの後にリーリングを開始。水面下20センチ程のレンジをノーアクションのただ巻きで探って行きました。ノーアクションのただ巻きといっても、LL70Sは滑らかなローリングアクションを見せてくれます。これは同じシルエットを持つシンキングミノージグのトラウティンサージャーとはまた質の異なったアクションであり、その引き抵抗(巻き抵抗)は少し大きなものに感じられました。 魚が居ないのか、それとも反応しないだけなのか、結局表層付近からは期待していた反応は得られませんでした。それならばと今度は別の探り方で反応を窺いました。それはこの地形ならではの探り方といっても良いと思うのですが、LL70Sの使い方としてはきっとマイナーな部類に属するものでしょう。キャスト後にLL70Sをベールフリーで一旦湖底まで沈めた後は、軽く1回ショートジャークを加えてそのままポーズ。魚からの反応を窺います。ここで何もなければ数メートルほどリーリングを行います。すると必然的にルアーは上方へと浮き上がってくるため、ここで再度フォールし直してからその後またリーリング...。あとはこれの繰り返しでした。本当にごく偶にですが、途中でジャークなどを加えてイレギュラーな動きを演出したりする時もありました。 ほど良くアピールしながらのゆっくりとしたフォーリング。さらに引けば直ぐに浮き上がるといったリップレスシンキングミノーならではの特性を活かして、傾斜のきついカケアガリを幾分バーチカル気味にギザギザといったイメージで探って行きました(阿寒湖に限らずに私はこの探り方をする場合には根掛かりを回避するためにシングル1フックに換装して使用するようにしています)。 このリップレスシンキングミノーを使ったディープレンジの釣りですが、私はシーズン初期或いは夏場日中の湖など、おそらく魚たちは水中の深い層で活動しているであろう時期にスプーンとのローテーションで多用しています。手返しの問題から、水深20メートルを超えるような深いポイントを探るのには正直躊躇ってしまいますが、水深はせいぜい10メートル程度といったこのポイントを探る分にはそれほど大きなストレスは感じませんでした。 (おっ...!) そしてその瞬間は突然にやってきました! ルアー着底後の1stアクション(ショートジャーク)でのバイト。待ち望んでいたアタリだったのでとても嬉しかったことを今でも良く覚えています。 障害物の多い湖底近くでのバイトであったため、相手が本当に魚であるかどうか半信半疑でした。ですが直ぐに首を振る感触が伝わってきたので安心しました。 (やっぱ 釣れるじゃん!) 今回の阿寒湖での初フィッシュ。それがLL70S を使って自身が意図した探り方で釣れたというのだから、これ以上に嬉しい事はありませんでした。阿寒湖の魚影の濃さに助けられた部分があるのは否定はしませんが、兎に角嬉しい一匹でした。このルアーで釣ってみたい! 或いはこの探り方で釣ってみたい!など、肝心の魚の都合はお構いなしに人間の都合だけで行動すると痛い目に遭うことがほとんどですが、今回は魚の都合とも合っていたらしくスプーンを交えた同様の探り方で良型揃いの多くのアメマスたちを手にする事が出来ました。

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(上写真) 今回、阿寒湖での初フィッシュ(LL70Sにて)

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(上写真) 着底後の1stアクション(ショートジャーク)で喰ってきました

暴風雨との予報により、一時はどうなるかと思っていた今回の阿寒湖釣行ですが、蓋を開けてみれば釣りが出来ないどころか近年稀に見る好釣果に恵まれ大満足のうちに初日の釣りを終える事が出来ました。 そしていよいよ明日からはこの時期の本命エリアを探って行きます。決して本命とは思っていなかったこのポイントでこの釣果なのですから、明日からの釣果はいやがうえにも期待が高まりました!

~ 釣行2日目 ~ 朝一の気温 5℃。風は北~北西の風強め。雨もそれなりに降っています。暴風雨のお天気マークは消えていましたが、今朝の方がむしろ雨風共に強いといった状況でした。 今日からはいよいよこの時期の大本命エリアを探ってゆきます。阿寒湖に訪れるようになってからまだ数年、こんな私がいかにも分かった風に本命エリアだなんて言うのは何ともおこがましい気もするのですが、この数年の阿寒湖で経験してきた事を思えばそう言いたくなっても仕方ないようなポイントなのでした。 朝一の表層水温は4.8℃。昨日午後に入ったポイントのそれが 7.5~8.0℃の間で推移していた事を考えると随分と低いと感じさせる水温でした。 これから探ってゆくポイントを目の前にして、昨年の記憶が蘇って来ました。天気といい湖面の状況といいあの時とまったく同じです。ただひとつ水温が低いという状況さえ除いたらのはなしですが...。この違いがはたしてどういった結果をもたらすのか?大本命エリアのひとつと考えていたここ大島での第一投目はまさに緊張の一瞬でした。

大島へ来てから凡そ3時間が経過していました。なんとか4 匹のアメマスを手にする事が出来ましたが、どうにも納得が行きません。どの場所からも複数匹の魚が釣れることはなく、大きく場所移動を繰り返してそこで1 匹釣れるかどうかといった程度でした。とても厳しい状況であると言わざるを得ません。目の前に広がる広大なシャローエリア。ここには魚がまったく差して来ていない!もうこう判断するしかありませんでした。期待していた水温上昇ですが、いまだ5℃前後と朝一と変わらない状態が続いていました。 ここは広い阿寒湖の中でも南東側に位置する大きな島になります。昨日今日の風向きではほとんど風下側に位置していた筈です。冷たい北西風に晒されて渡ってきた湖水が最初にコンタクトする様な場所だからなのでしょう、冷え切った水が絶えず供給されているようで、結局この後も水温が大きく上昇する事はありませんでした。水温があと数℃高ければ状況はきっと一変していたはず! 考えてみても仕方ない事だとは分かっていても、ついそんなことを考えてしまうのでした。この状況じゃどうしようもない!とこの後私は大島を諦め渡船でポイントを大きく移動する事に決めました。

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(上写真) 今年の大島、かなり厳しいものがあります

続いて向かった先は阿寒湖北西エリアのとある一角でした。ここは私の考えていたもうひとつの本命エリアで、ここからかなり距離はありますが、昨日入ったポイントとも地続きとなっているため、状況によってはまた後で探ってみようとの腹積もりでした。 こちらでも早速水温を見てみると、7.5℃! 先ほど大島を発つ前に計ってきた水温と比べると2℃以上も高い値を示していました。さすが風上エリア! 期待が膨らみます。 ここは砂礫に拳大ほどの石が多く混ざる遠浅の地形で、昨年と一昨年もそうでしたが、多くのアメマスたちが正にひっきりなしといった具合に浅瀬に差して来ていたポイントでした。 今年だってきっと同じはず! 同じような景色の続くポイント一帯を LL70S & トラウティンサージャーの表層トレースで探って行きました。 先ほどの大島といい、こちらのポイントといい今年の阿寒湖は一体どうしてしまったんだろう? そんな疑問を抱かずにはいられない程の厳しさでした。 ここで昨夜、ホテルで出会ったフライマンさんとの会話が思い出されました。『昨日も今日もぜんぜんダメだった』、『アタリすら無かった』、『魚がまったく岸寄りしていない』。私はこの話を聞いた時、昼間にかなり良い釣りをしていただけに、正直なんと答えたらいいものかと一瞬言葉に詰まってしまいました。(魚が岸寄りしていないなんてこと無いと思うけどなぁ!) お互い入ったポイントも異なるし、何よりルアーとフライという釣り方の大きな違いがありました。彼が入ったというポイントなら日中はおそらく終始向かい風に悩まされていた筈です。ルアーならともかくもフライではきっと釣りを続けること自体が難しく、結果として釣果が伸び悩んだのだろうくらいにしか考えていませんでした。 (ほんとうに魚が岸寄りしていないよ...。) ここにきてやっとフライマンさんの話していた状況の本当の意味が分かりました。 今回の釣行に向けてこれまでずっと抱き続けてきた甘い考えがもろくも崩れ去った瞬間でした。 でもとても厳しいとはいえ、本州の湖と比べたらまだまだ信じられないような釣果が得られている事に変わりはありませんでした。何事も気持ちの持ちようで感じ方は変わってきます。(こんな状況の年もたまにはあるさ!) そう割り切ってしまえば、その中からでもきっと色々な楽しみ方が見えてくる筈だと!そう自分に言い聞かせて気持ちを盛り上げてゆきました。ですが頭ではそう分かっていても余りに期待が大きかっただけに、心と感情がその境地にたどり着くまでには今しばらくの時間が必要となりました。

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(上写真) 春の阿寒湖でまさかこんなに歩く羽目になるとは...

こんな状況でも釣りを諦めないと決めたのならば、やるべき事はひとつだけ。 そうRUN&GUN あるのみです!待っていても魚たちは来てはくれませんから。 感覚的には、100 メートル釣り歩いて1 匹釣れるかどうかといった釣れ方でした。どのアメマスたちもルアーへのアタックの位置はとても遠く、魚の回遊が岸からとても離れたところで行われている事が窺えました。 より少しでも遠くを探るため、使用するルアーを LL70S → トラウティン サージャー 6cm → 同 8cm → バッハスペシャル 18g → メタルジグ 16g&22g と順次変えてゆきました。さらに沖へと張り出した水中岬など少しでも沖へと立ち込めるような場所があればそのぎりぎりまで歩を進めて常に遠投を心掛けました。決して楽な釣りではありませんでしたが、お昼近くにはこちらでの釣果を なんとか二桁にのせる事が出来たため、ここで一旦昼休憩をとる事にしました。 食後のコーヒーを飲みながら、ついさっきまでずっとRUN&GUNしてきた湖岸線を目で辿ってゆきました。まさか春の阿寒湖でこんなに歩く羽目になるとは...。昨年初冬の阿寒湖での釣りの記憶が蘇ってきました。

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(上写真) 今年は魚が岸寄りしている様子が感じられません

午後からは昨日入った例のポイントに向かいました。昨日の良いイメージがあったため、こんな厳しい釣りなど続けずにさっさとポイント移動してしまおうかと何度も悩みました。でも自分の性格上、後になって探らなかったポイントの事が気になることは目に見えています。後で集中力を欠かさないためにも、可能性の残されたポイントはどうしても探っておきたかったのです。 こんな『いかにも』といったポイントですが、ここでは今日も私以外の釣り人の姿は誰も見えませんでした。その地形的特徴(背後の森が湖岸線ぎりぎりまで迫ってきています)に因るものなのでしょうか、特にフライマンの方はこのポイントを敬遠しているようで、今回に限らず私はこれまでに一度も他の釣り人の姿を目にした事がありませんでした。 これまで探ってきたエリアの状況があまりにも良くなかったため、ここへ向かってくる間も正直不安で一杯でした。ですが私のそんな不安を他所にここでは今日も良い反応が返ってきました。状況は昨日と大きく変わっていないらしく、沖合いのディープレンジでのヒットが頻発しました。 例年ならば決して大した事ではない釣果なのでしょうが、今年は他所のポイントがまったく揮わないだけに、それはある意味異常と言えるくらいの釣れ方でした。あとでこの状況を振り返ってみると、このポイントはその地形的特長(急深)から、岸寄り前のディープレンジにいるアメマスたちを効率的に狙える場所だったのではないだろうか。まさにそんな事を感じさせる釣れ方でした。 なぜ今のアメマスたちは去年みたいに沢山岸寄りしていないのか? 水温やベイトに絡めればいくらでももっともらしい理由を挙げる事が出来そうですが、(お前ごときが分かったような口を利くんじゃない!)とアメマスたちに怒られそうなので私の胸の中だけに留めておきたいと思います。 当日は似たような地形が数百メートルほど続くこのポイントに対して、ヘブン 16gとバッハスペシャル・ジャパンバージョン 18gを用いて沖のディープレンジを手返し良く探って行きました。そしてこれを一通りやり終えた後は、今度は折り返してLL70Sでナチュラルにそして時にはトリッキーな動きを交えながらもう一度探り直して行きました。これらを粘り強く繰り返し行った甲斐があってか、アメマスとしては阿寒湖での自己記録更新魚となる60越えの魚とさらに今年もまたイトウが顔を出してくれました。今年もやはり阿寒湖に来て良かったなと心の底から思いました。

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(上写真) 自己記録更新となる春の黄金アメマス(62cm)

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(上写真) LL70S を使ったディープレンジ攻略が功を奏しました

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(上写真) 今年もイトウが顔を出してくれました(65cm ヘブン 16gにて)

~ 釣行3日目 ~ 前日の夜半から天気がさらに悪化してこの日は大荒れのお天気となりました。気温、水温は共に低下の一途をたどり本釣行で最も厳しい1日となりました。 折りしもこの日は私の誕生日!まったくもって何という運命なのでしょうか。 夜明け前、露天風呂から眺める空模様は明らかに今日のお天気が急速に 回復に向かって行く事を告げていました。6月も目前だというのに昨夜は 温泉街に霙が舞い降りました。“明日はもうだめだ” と完全に諦めムード であったのが一変、今は今日の釣りが楽しみで仕方ありません。朝風呂も ほどほどに、身支度を済ませ急ぎ水辺へと向かいました。

”せっかく阿寒に来たのだから、これだけは見ておかないと!”これまで ずっと厚い雲に覆われていた雄阿寒岳と雌阿寒岳でしたが、最終日である 今日になって初めてその姿を見せてくれました。昨日までの山頂は大荒れ だったらしく、その頂にはまっ白な雪が降り積もっていました。 朝一の気温は 5℃。ここ最近続いていた値と大差ありませんでしたが、 その陽射しの影響でずいぶんと暖かく感じられる朝でした。

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(上写真) 最終日、天気が急速に回復してゆきました

”これはもしかすると もしかしちゃうんじゃないの!”一昨日前に味わった 惨敗の記憶も未だ新鮮でしたが、今のこの状況に一縷の望みを託し 私は あの大島に渡ることを決心しました。入りたかった北西の岩盤エリア でしたが、そこには既に先行者の姿があったため、西岸中央部のシャロー エリアに入ることにしました。風は北西風、フィッシングランド前の桟橋で 感じたものよりも随分と強い風が吹き付けていました。そして気になる 水温は 7.0℃! 昨日は本釣行での最低気温をマークしていただけに、 この水温は正直意外なものでした。今日の天気は晴れ、これから時間の経過 と共に水温はまだまだ上昇して行くはずです、しかもこのシャローエリア ならその上昇ペースも他所に比べていくらか速いはず、いやがうえにも期待が 高まりました!

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(上写真) 再度、大島にチャレンジです!

ひととおりエリア手前を探りましたが、魚からの反応は一切ありません でした。でもそれはある意味予期していたもの、めげる気持ちなど微塵も ありません。いまだ大きな期待感を胸に次の行動へと移りました。 続いては、沖に向けぎっしり敷き詰められた大岩を渡ってディープウェーディングを試みます。一昨日はローライトな条件により足元が暗く危 険を感じたためここまで沖には辿り着けませんでした。 “よし、ここだったよな!” 目的の大岩になんとか辿り着けました。見覚えのあるその 大岩には誰かの足跡が刻まれており、今シーズン既に誰かがこの場所に立った事を伝えていました。 今私が目にしているものと同じ光景を見たであろうその釣り人は、いったいどんな事を考え釣りをしたのだろう? ついそんなことを考えてしま います。 過去に何度も探ったこのポイント、凡その地形は未だ頭の中に入っています。向かい風そして根掛かり対策のためトラウティンサージャー8cm を結んで釣りを開始しました。50 メートル先でも水深はぜいぜい 3メートルといったこのポイントに対して、まずは表~中層レンジのただ巻きで 反応を探って行きました。 『おおっ!』おそらく初めからそこに居た個体だったのでしょう、ポイントを探り始めてから直ぐに反応が返ってきまし た。かなり沖合いでのヒットでしたが、その独特の動きから 相手がアメマスであることは直ぐに判別がつきました。”やっぱ、今日は来てるよ!” まだ一匹目の魚を手にしただけでしたが、私の第 6 感がしきりにそう告げていました。 『おっ、また来た!!』 さすがに例年ほどの勢いはありませ んでしたが、今日は間違いなくアメマスたちが浅瀬に刺してきている! まさにそんな事が実感出来る釣れ方でした。やはり春の阿寒湖はこうでな くちゃいけません!

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(上写真) 最 終日の大島、一昨日とはちょっと違いました! (トラウティンサージャーにて)

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(上写真) これまでずっとモノトーンだった世界に色が溢れます

今のこの状況でも魚は完全には岸寄りしきれていないのか、この日 遥か沖合いでのヒットが大半を占めました。このエリアで釣りをされた経験 のある方ならばきっと共感してもらえると思うのですが、浅瀬のしかも遥か沖合いで掛けた魚とのやり取りは他では味わえない独特のものがあり ます。そこでは水深がない分、彼らの横方向への突っ込みはもう尋常ではありません。その走りを見ているだけでもうハラハラドキドキ! 60超 えのヒレピンレインボーなど掛けたひにはもう○○○○ちびりそうになります!(下品でスイマセンでした<(_ _)>) 水底に大岩がゴロゴロと転がるようなこのシャローエリア、もし相手に主導権を握られてしまうような事があれば、もうそこで一巻の終わりです。 相手をいかに素早く表層へと引き出せるか! これで勝敗が決してしまうことも少なくありません。でもいくら表層へ魚を引き出したいといっても水面でバシャバシャ暴れられたのでは、いくらなんでも釣り人の精神がもちません。できることなら浮かず潜らずの適当な位置で魚をコントロ ールしたいものです。そしていざ取り込みという段、沖に立ち込んでいる訳ですから、自分の周囲 360 度全てが魚とのやり取りの場となっている筈 です。そこでは魚の急な突っ込みや方向転換などは日常茶飯事、もし魚をばらしたくなければ、いつどんな状況に於いても常に一定以上のラインテ ンションを保っておかなければなりません。このようにシャローエリアで魚を手にするためには、ロッドには必然的に“魚を素早く水底から引き 出すためのパワー”、“魚をこちらの思い通りにコントロールするための粘り性能”さらには“魚の素早い動きにも追従できるしなやかさ” こ れら全ての性能がより高い次元で求められる事になります。今回もメインで使用したロッド “TRBX-SS83SD” これまでに最盛期の しかも60越えのアメマス、レインボーそしてサクラマス いろいろな魚種をこのシャローエリアで掛けてきましたが、上述したロッド性能の面で 不安を感じた事は一度もありません。数々のメモリアルフィッシュをもたらしてくれた信頼のロッドであるだけに、これから先もまだまだ長い付 き合いになりそうです。

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(上写真) 水 温の上昇と共にアメマスの活性も上がりました

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(上写真) これから初夏に向け、アメマスは益々強くなって行きます

久しぶりの太陽とそれに伴う水温上昇、さらにユスリカの大量ハッチも手伝ってか、この日の大島は私が期待し思い描いていた本来の姿とかな り近いものとなりました。昨日までずっと消化不良気味であったのが、ここにきてやっと救われたといった感じです。 しかしそんな大島も状況は刻々と変化してゆきました。おそらく高い位置から照りつける太陽を魚たちが嫌ったのでしょう、am10:00を前に突然 魚の気配が感じられなくなってしまいました。 正直、あともう少しだけ楽しませてもらいたかったという気持ちはありましたが、こればかりは仕方がないことでしょう。 まぁ、この時間を利用して釣りの余韻に浸るのもわるくはありません。せっかく目の前にはこんなに素晴らしい阿寒の大自然もあるのですから!

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(上写真) 今日の陽気に誘われたのか、レインボーも岸寄りしてきました (トラウティンサージャーにて)

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(上写真) パワースポット ヤイタイ島には多くの巡礼者の姿が...

〇 使用タックル

 <タックル①> ロッド : TRBX-SS83SD (SMITH) リール : CERTATE 2500 (DAIWA) ライン : FIRELINE EXT 1.0号(16lb) LO-VIS GREEN (BERKLEY) リーダー: TROUT SHOCK LEADER フロロカーボン 8lb (MORRIS) ルアー : チェリーブラッド LL70S 7.7g (SMITH)       トラウティンサージャー 14g (SMITH)       バッハスペシャル・ジャパンバージョン 18g (SMITH)       ピュア 7g、13g (SMITH)       ヘブン 16g (SMITH)       メタルジグ 16g、22g フック : シュアーフック サクラマス2G (SMITH)               Wトラウトタテアイ7G (SMITH)       カルティバ SBL-75M 6号 (OWNER)       ※ バーブは潰してあります ネット : マリエット・ネット(SMITH)

<タックル②> ロッド : TRBX-SS78M (SMITH) リール : CERTATE 2500 (DAIWA) ライン : FIRELINE EXT 0.8号(11lb) LO-VIS GREEN (BERKLEY) リーダー: TROUT SHOCK LEADER フロロカーボン 6lb (MORRIS) ルアー : チェリーブラッド LL70S 7.7g (SMITH)       トラウティンサージャー 6g (SMITH) フック : カルティバ SBL-75M 6号 (OWNER)       シュアーフック Wトラウトタテアイ5G (SMITH)       ※ バーブは潰してあります ネット : マリエット・ネット(SMITH)

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8 years ago

期待を胸に大荒れの芦ノ湖へ2016

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 以前にも述べたように、私の中での晩秋の芦ノ湖の釣りと言ったら、大荒れの天気の中、冷たい波に揉まれながら ただひたすらにミノーをキャストし続けるといったイメージがあります。絶え間なく打ち寄せる波が釣り人の気配をかき消してくれ、それが賢くなった大鱒たちの警戒心を解き、とびきりのチャンスをもたらしてくれるに違いないと信じているからに他なりません。

過去に良い釣りをした経験を思い返してみると、それはかなりの確率で荒れた天気の日が多く、そう考えてしまうのも至極当然の事なのでした。 たとえ天気が穏やかな日でも、それに合わせた探り方はあるのですが、ただ巻きのような神経を使うスローな釣りが中心となってしまうため、出来る事ならあまりやりたくはない。季節柄、ガンガンアクションのミノーイングはさすがに無理だとしても やはりミノーの釣りの醍醐味である『アクションで誘って魚を出したい!』これを考えるとやはり荒れた天気の日を望まずにはいられないのでした。 ところが 私のそんな思いとは裏腹に、2016年の晩秋はいつも穏やかなお天気の日ばかり。今日は久しぶりに荒れそうだな!という日も、その日に出掛けられるかと言えばそんな訳もなく、なかなかタイミングが合わずにモヤモヤした日が続いていました。

そして12月初旬のある日。ついに待ちにまったその日がやって来ました! 風ヨシ! 波ヨシ!! そして雰囲気ヨシ!!! と三拍子揃ったその日は未明から強い北西風が吹き付けており、私にとってはまさに絶好のミノーイング日和でした。 今回のような荒れた天気の日に私が専ら使用するルアーは【パニッシュ85F】。私はこれを主にジャークアクションでもって多用しています。 ジャークの回数はいつも1~2回程度で、その後のステイ時間はとても感覚的ですが、2秒を基本にその前後でも試したりしています。これにさらにジャークの強さ(ルアーを水中で飛ばす距離)や方向なども振ったりしているため、その組み合わせは数えきれないほど。ところがこれだけ多くのアプローチに対して、訪れるバイトは一日やっても数回あるかどうかといった感じなので、仮に釣れたとしても 果たして今のアクションが良かったから釣れたのかどうか? いつも判断に困ってしまっているというのが正直なところでした。

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 当日の状況ですが、この日もいつものように辺りが白み始めてきたタイミングでファーストバイトがやって来ました。 ルアーをジャークさせた後のステイでの浮き上がりの際に『ゴンッ!』 それはまさに、この荒れた天気の日ならではといった出方でした。 ブラウンを期待していたのですが、相手はまさかのコーホーサーモン! この日はこの魚の回遊に当たったのか、その後も短時間のうちに2匹の個体がヒット(うち一匹はバラシ)。荒れた天気の日はやはり釣れるなぁ! という確信がさらに深まる結果となりました。

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 ところでこの芦ノ湖のコーホーサーモンという魚ですが、私の記憶ではたしか2014年から毎年春先に試験的に成魚放流(大きさは20cm前後?)されている魚で(間違っていたらスイマセン)、芦ノ湖では最近入って来た新参者である筈です。昨年の4月にも表層のミノーイングで20~30センチ前後の個体がポツリポツリと釣れていました。その時の体色は銀白色で、一見すると虹鱒のようですが、背中の特徴的な斑点で区別が可能。またとにかく鱗がよく取れる魚で釣りあげた際の扱いにあたふたしたのをよく覚えています。 ところが今回釣り上げた個体は、春先のそれと比べたら遥かに大きく(大きい方は46cmありました)、体色は全体的に黒ずみブナ模様が出ており、口先なんか『への字』に曲がっちゃったりして、あの頃の色白で優しい顔立ちの君はいったい何処へ行っちゃったの!? とあまりの変わりように驚かされました。 恐らく今回成熟を迎えてしまった個体はこれ以上は大きくなれないのかも知れませんが、もし成熟が遅れてさらに一年この湖で成長を続けるものが出てくるとしたら、50UP さらには 60UP なんて個体も夢ではないかも知れません。 もし岸からのミノーイングでそんな大物が狙えるとしたら...。 芦ノ湖にまたひとり気になる存在が増えてしまいました。 2017年シーズンがほんと楽しみです!

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〇 使用タックル

ロッド : TLB-83DT ラグレス・ボロン(SMITH) リール : 13 CERTATE 2500(DAIWA) ライン : VARIVAS ハイグレードPE ブルー 1.0号(MORRIS) リーダー: TROUT SHOCK LEADER フロロカーボン 12lb(MORRIS) ルアー : パニッシュ85F(SMITH)       ※ ステイ時の浮き上がりを速めるため、1サイズ小さな(軽い)フックに付け替えています       チェリーブラッドLL70S(SMITH)       ※ フックはテイルのみ。スミス・シュアーフック Wトラウトタテアイ 6B に付け替えています ネット : チェリーネット・Lサイズ(SMITH)


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6 years ago

芦ノ湖 Catch&Clean2018 日頃の感謝を込めて(備忘録)-2018.11.11-

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先日、第17回となるCatch&Clean in 芦ノ湖(湖畔清掃&イワナ稚魚放流)に今年も参加して来ました。当日は去年に引き続きこれ以上ない秋晴れのお天気で、少しだけ色付いた木々を眺めながら大変気分良く清掃活動を行う事が出来ました。また来年も是非とも参加したいと思います(*'▽')/ 

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(上写真)元箱根エリア 朝のミーティングの様子 ※ 写真は借りものです

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(上写真) 元箱根担当エリア  ※ 写真は借りものです

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(上写真) 各所から集められたゴミを船を使ってキャンプ場まで運びます  ※ 写真は借りものです

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(上写真) トラックでイワナの稚魚が届きました ※ 写真は借りものです

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(上写真) イワナの稚魚放流(バケツリレー)  ※ 写真は借りものです

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(上写真) イワナの稚魚放流  ※ 写真は借りものです

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(上写真) イワナの稚魚放流  ※ 写真は借りものです

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(上写真) イワナの稚魚放流  ※ 写真は借りものです

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(上写真) ラストのじゃんけん大会の様子 ※ 写真は借りものです

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(上写真) ラストの集合写真📷  ※ 写真は借りものです


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10 years ago

中禅寺湖釣行(備忘録) -20140720-

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梅雨明けを目前に控えた中禅寺湖に出掛けて来ました。本当なら昨年同様に日がな一日 蝉ルアーを使ってトップの釣りを楽しみたかったところなのですが、今年は全く反応が得られないため、朝からディープレンジを中心に探って行きました(メタルミノーを使ったショアからのジギング)。

シャクリの釣りは4月以来の久方振り! ロッド操作とルアーの動きを同期させるのに暫らく時間を要しましたが、良い感じのリズムが刻める様になると直ぐに魚の反応が返ってきました。恐らく湖底から誘い上げられ追って来るのでしょう、中層近くでやって来るバイトがほとんどでした。 シャクっている最中に突如 ズドン!と襲ってくるあのバイトは何度味わってもほんと良いものです! すっかり夏モードに突入した感のある中禅寺湖、機会があればまた訪れたいと思います “Q。(^ー^*)"パタパタ

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(上写真)今回は山側に入りました。※ 釣れた場所とは関係ありません

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(上写真)朝一の表層水温は18.5℃

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(上写真)中禅寺湖のレイクトラウト(68.5cm)

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(上写真)pm13:30頃 メタルミノー18gによる釣果

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(上写真)メタルミノー18g金黒オレンジベリー。※もう何年も前にカタログ落ちしてしまった初代モデル

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(上写真)今回釣り上げた8/11匹までが遊覧船通過の直前直後に掛かったものでした。昔から思っていたのですが、やはり魚のスイッチを入れる何かがあるのかも

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(上写真)水温が高めなので、水から上げずに即リリース

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(上写真)ポイント移動

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(上写真)こちらもメタルミノーで。こんな感じの中学生サイズがほとんどでした

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(上写真)heaven(ヘブン)13gにて

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(上写真)昼過ぎには家路へと就きました

11 years ago

ドキッ!ワイルドだらけの春の芦ノ湖トラウト祭り 2014

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 今回はワカサギの接岸がピークを迎えているという5月初旬の芦ノ湖へと出掛けて来ました。実はつい先日も同湖を訪れたのですが、その日は前日の好釣とは打って変わって 1バラシのみで終了。初日だけで止めとけばよかった的な非常に後味の悪い残念な釣行となりました。

初日はレインボーにサクラ そしてイワナにブラウン...etc. 次から次へと浅瀬に差してくるトラウト界のオールスターたちの登場に、いったいどの魚に狙いを定めたらよいのかと迷う程とにかく凄い魚影の濃さでした。 なのにあれだけ良かった状況がたったの1日でどうして...? 帰りの車中でもこの疑問が頭の中をグルグルと巡りました。しかし何度考えても辿り着く結論は毎回同じで、人的プレッシャーとしか考えられませんでした。 あの日は連休の初日という事もありフィールドは釣り人で溢れかえっていました。水際にあれだけ多くのアングラーたちが一斉に立ち込んでしまっては、トラウトたちが警戒して岸寄り出来ないのは当然のこと。 今回はそんな人の集中しないポイントを見極めて挑んだ釣行なのでした。

 この日も水辺には沢山のワカサギの姿を見つける事が出来ました。これならトラウトたちを浅瀬に引き付けるには十分である筈です。 ですが肝心の釣り人の数は...? 目に見える範囲内にフライマンさんが2名居るだけです。しかもお互いの距離は十分に離れています。 (よし! ラッキー♡) 獲らぬ狸のなんとやら! ではないですが、ここまでの余りの順調な滑り出しに思わず口元も緩んでしまうのでした(笑)

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ようやく夜が明けたばかりの湖面、水中の様子を確認する事は出来ませんが、トラウトたちが岸寄りしている事を信じてアプローチを開始しました。 いくら近くに他の釣り人が居ないからといって、自身が魚たちを追いやってしまっては元も子もありません。20メート程先にブレイクを控えたシャローエリアに対して、先ずは入水はせずに静かにキャストを開始しました。 この日使用したルアーは panicky & shaky! でお馴染みの パニッシュ85F。 これを芦ノ湖メソッドであるグリグリを中心に、ロッドアクションを加えながらの積極的な誘いの釣りも織り交ぜながらポイントを広く探ってゆきました。

時刻は早くもam8:00を過ぎました。期待に反して朝一のドラマは何も起こりませんでしたが、これも十分想定内のこと。諦める気持ちなど微塵もありません。そしてこの時間になって来ると湖面を覆っていた霧も晴れ、次第に水中の様子も露わになってきました。今日もかなりの数のトラウトたちがワカサギを求めてシャローに差して来ているのが確認できます。 相変わらず一番多く目につくのはイワナで白のスポットと鰭の白いラインがよく目立ちます。次に多く目につくのは黒点が鮮やかなブラウントラウトで、続く第三位は同率でサクラマスとレインボートラウトといった感じでした。 私のほんの数メートル先の目の前をグリーンバックの魚体が駆け抜けて行く度に胸の鼓動が高鳴りました。 一本の杭となって彼らの行動を観察していると、どうやら同じ個体が何度も行ったり来たりを繰り返している様子です。特にイワナやブラウンのように特徴的な模様があり個体の識別が容易な魚たちはそれが明らかで、いわゆる居着きと呼ばれるタイプが多いようです。 これに対してサクラマスやレインボートラウトなどは個体の識別が難しく断定は出来ないのですが、どうやら一見さんの行き摺りタイプと、このエリアを中心に小さなコースで回遊している半居着きのようなタイプの二種類が出入りしているように感じました(こんな光景は水辺に多くの人が立ち込んでいたら、まずお目に掛かれないでしょう)。 もうこうなってくるとサイトの釣りしかありません。彼らの向かう進行方向先から僅かに狙いをずらしてルアーをキャスト! 彼らの視界ギリギリのラインをイメージして早巻きしてパニッシュを躍らせました。すると (おっ、気付いた!) 相手は明らかに進行方向を変え、ルアー目掛けて一直線に突進して来ます! そしてその後はほんとあっという間でした。それはランディングが容易だったという事ではなく、相手の余りに凄まじいファイトにこちらが圧倒されてしまい、途中のやり取りをよく覚えていない というのが正確なところでした。 しかし 50cmにも満たない浅瀬から一度も体を出すことなく最後まで私に抗った姿、さらに私の腕に残る強烈なやり取りによる感触(疲労)だけが、時間の経過と共に次第に鮮明に蘇って来ました。 相手は予想通りのサクラマスでした。そのサイズからして昨年の春に稚魚放流された個体であると思われます。放流からたったの一年でここまで大きくなるというのですから、芦ノ湖の水環境が余程良いのでしょう! ほんと驚かされます。

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そしてその後も先ほどのサクラマスに少しも引けをとらない見事なクオリティフィッシュたちが顔を出してくれました。 水色が変化するブレイクラインの下からはブラウントラウトが! そして大岩が点在するガレ場周辺からはレインボートラウトがそれぞれ登場。 もう気分的にはグランドスラム達成といった感じでした♡

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この記事を書いている6月初旬、芦ノ湖はすっかり夏モードに突入してしまったようで、朝の早い時間帯を除きトラウトたちの姿はほとんど見つける事が出来なくなりました。また来年同じ時期にここ芦ノ湖を訪れたいと思います。

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〇 使用タックル

ロッド : TLB-83DT ラグレス・ボロン(SMITH) リール : 10 CERTATE 2500(DAIWA) ライン : FIRELINE EXT 0.8号(12lb) LO-VIS GREEN(BERKLEY) リーダー: TROUT SHOCK LEADER フロロカーボン 10lb(MORRIS) スナップ: クイック ロック スナップ #2(SMITH) ルアー : パニッシュ85F(SMITH)       チェリーブラッドMD75(SMITH) ネット : チェリーネット サツキ(SMITH)


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14 years ago

中禅寺湖釣行 -20110510-

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 今回は5月初旬の中禅寺湖に出掛けて来ました。情報によると解禁以来好調であったヒメマスやホンマスが未だ釣れ続けているとのこと。しかも今年は例年になくワカサギの数が多いという事で、これを飽食したと思われる体高のあるホンマスが数多く見受けられるとの事でした。もういやがうえにも期待が膨らみます!

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 今回のような湖での回遊魚狙いの場合、私が真っ先に思い浮かべるルアーはやはりトラウティンサージャー! 中禅寺湖でのヒメマスやホンマス狙いに対しても抜群の実績を誇っているルアーのひとつです。

私が初めてこのルアーを使ったのは、たしか90年代後半の芦ノ湖でした。 当時 使い方がまったく分からなかった私は、こんな引き抵抗もなく真っ直ぐにしか泳がないルアーで 本当に魚が釣れるのか? これがトラウティンサージャーを使っての正直な感想でした。リップ付きのルアーに慣れ親しんでいた私は、そのあまりの引き抵抗の無さに耐えきれず どうしてもキャストし続ける事が出来ませんでした。ですが私のそんは不安をよそに同行したアングラーたちはしっかりと結果を出していました。しかも私の目の前で! そんな状況を目の前で見せ付けられてしまっては認めない訳にも行かず、その後は不安を抱きながらもただひたすらにキャストを続けました。

芦ノ湖のブラウントラウト! これが私がトラウティンサージャーで初めて釣った魚でした。大変に嬉しかった事を今でもよく覚えています。しかし一匹釣り上げたとは言っても、当時の私は未だ不安を拭い去ることは出来ていなかったと思います。 ですがその後、色々な釣り場で何度も何度も繰り返し使い続けてゆくうちに、何時の頃からか釣果も大きくのびるようになっていました。 そして気がついた時にはもう何の躊躇いもなく、釣れるという確信をもってキャストを続けている自分がいました。 そしてあれから10年以上! 人も時代も大きく変わりましたが、トラウティンサージャーは当時のまま未だ変わることなく私に釣果をもたらし続けてくれています。 ほんと頼りになる存在です!

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 解禁初期~盛期に掛けてのマヅメ時、複数のライズやボイルなどのいわゆる魚の回遊に遭遇する事が多々あります。この日私の入った山側のポイントでは、目に見える明らかな回遊が1回(am6:00前)、そして目には見えないが絶対に何かいると感じたものが1回(am7:30前)、合計2回の回遊に出くわしました。そんな中、最初の回遊で顔を出してくれたのはホンマス(41cm)でした。噂通り引きも強烈で体高のある立派な魚体でした。このホンマス、リーリングの最後のさいご、目の前 数メートルの位置で突如 『ドンッ!』とルアーをひったくって行きました。今更ですが、リーリングは最後まで丁寧にやり切る事が大事だと思い知らされます。

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そして続く2回目の回遊、こちらではヒメマス(38cm)が顔を出してくれました。時折 テンションフォールを交えての水面下2~3mレンジの巻きで喰ってきてくれました。ヒメマスは私の大好きな魚。太陽光を浴びて白く光り輝く魚体はいつ見ても本当に美しく最高です!

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そして更にもう一匹と、ヒメマス狙いのためトラウティンサージャー 8cmで沖の表層域(感覚的には2~3m)を探っていたところ、突如 ヒメマスのものとは明らかに異なる何者かがロッドを押さえつけました。 相手はレイクトラウト(67cm)! シーズンを問わずにこんな表層でこの魚を掛けたのはこれが初めての経験でした。

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5月も半ばを過ぎ、表層水温が7℃を超えてきた頃がまさに彼らのベストシーズン! 荒食いのため大尻などのシャローエリアにワカサギを求めて大挙してやって来るというのが、私の中でのレイクトラウトのイメージでした。このため、表層水温がようやく5℃になるかならないかといった今の時期、大尻ならまだしも、水深が20mを優に超えるような地形が続く山側のこのポイントで、まさか彼らがこんな表層で餌を追い求めているなんてことは夢にも思っていませんでした。私の中でのレイクトラウトの誤ったイメージ(先入観や思い込み)を拭い去ったという意味で、今回のこの魚は大変に思い出深い一匹となりました。

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〇 使用タックル

 ロッド : TRBX-SS83SD インターボロンX(SMITH)  リール : CERTATE 2500(DAIWA)  ライン : FIRELINE EXT 0.8号(11lb) LO-VIS GREEN(BERKLEY)  リーダー: TROUT SHOCK LEADER フロロカーボン 6lb(MORRIS)  ルアー : トラウティンサージャー 6cm&8cm(SMITH)        チェリーブラッドLL70S 7.7g(SMITH)  フック : シュアーフック サクラマス2G(SMITH)        ※ フックはバーブを潰してあります  ネット : マリエット・ネット(SMITH)


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9 years ago

芦ノ湖 いいトラウトたちが育ってます!(備忘録)-2015.12.12-

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芦ノ湖 秋の陣 最終戦 この一匹のおかげで、これまでの辛い記憶も全て良い思い出に変わりました。 来てくれてほんとありがとう! 芦ノ湖、いい魚たちが育っています(*'▽')/

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(上写真)とても綺麗な雌のブラウントラウトでした

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(上写真)チェリーブラッド LL70S の表層巻きによる釣果

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(上写真)恰幅のいい雌の個体でした

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(上写真)全ての鰭がパーフェクトでした

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(上写真)芦ノ湖、ほんと良い魚たちが育っています

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(上写真)今シーズンも沢山の思い出をありがとうございました。※ 釣った場所とは関係ありません


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5 years ago

中禅寺湖 蝉ブラの釣り ラスト釣行(備忘録)-2019.06.25-

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今回も先日リリースされたばかりのロッド・イルフロッソ(TILF-72)と蝉ルアー・大美蝉(ダイビセン)を携えて中禅寺湖に出掛けてきました。 夏至を過ぎ、ハルゼミの鳴き声もほぼ聞こえなくなってしまいましたが、蝉を食べたいという捕食欲求の高いブラウンは依然として湖岸線近くをウロツイテいるようでした。

ですがこの状況も梅雨が明けて水温がさらに上昇してしまうと、直ぐに終わってしまうものと思われます。梅雨明け前の今がラスト・チャンスなのかも知れません!

【使用タックル】 ⚫︎ロッド : イル・フロッソ TILF-72 (SMITH) ⚫︎リール : 13 セルテート2500 (DAIWA) ⚫︎ライン : バリバス ハイグレードPE 1.0号 (MORRIS) ⚫︎リーダー : バリバス トラウトショックリーダー フロロカーボン 10lb (MORRIS) ⚫︎ルアー :    大美蝉(ダイビセン) (SMITH) ※ フック交換実施    ※ ラインはスプリットリング(後付け)を介して接続 ⚫︎フック : シュアーフック Wトラウトタテアイ 4B (SMITH)    ※ バーブは潰しました ⚫︎ネット : チェリーネット Lサイズ サクラ (SMITH)

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(上写真)この日も現着はam8:00過ぎ。蝉ブラの釣りの朝は遅いので身体が楽で助かります(*'▽')/

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(上写真)この日も小型のレインボートラウトからスタート🌈

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(上写真)日中の表層水温は16℃前後

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(上写真)回遊ものと思しきブラウントラウト(大美蝉 No.29 ゴーストハルゼミGLにて)。この後、遊覧船の引き波にさらわれてしまいました(涙)

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(上写真)沖のブレイク沿いを探っている最中に出てくれました。飛距離が出る大美蝉ならではの嬉しい釣果でした!

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(上写真)この日も国道側の目ぼしいポイントをランガンして行きました

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(上写真)沖にブレイクを控えたシャローエリアで出たブラウントラウト(59cm)大美蝉 No.31 ハルゼミショートにて

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(上写真)居着きのものらしく色味の濃い個体でした

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(上写真)魚体がとても太く、しっかり餌を食べられているようです

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(上写真)尾鰭もパーフェクト

その他の蝉ブラの記事はこちら

7 years ago

中禅寺湖 厳寒期のミノーイング 2018

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2018年4月1日(日)、今年もついに待ちにまった中禅寺湖が解禁を迎えました。昨年の大雪とは打って変わってとても穏やかなお天気で幕を開けた今年の解禁日は、日の並びの良さも手伝ってか近年稀にみる多くの遊漁者さんで賑わったそうです。SNS上にはさっそく解禁日の様子がいくつもアップされており、良い思いをした人とそうでないひと。今年も水辺では沢山のドラマがあった事が窺えます。

自分にはいったいどんな魚たちとの出会いが待っているのだろうか? そんな思いに浸りながら私の釣行前夜はゆっくりと更けて行きました。 

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この日入ったポイントは沖にブレイクを控えた遠浅のシャローエリア。キャスティングで探れる範囲内での最大水深はせいぜい3m前後といったところで、ワカサギやヒメマスなどの餌を探しに沖から浅瀬に差してくる大型の個体を狙うイメージでここを選びました。そして昨年同様、今年もまず最初に結んだルアーはフローティングミノーのパニッシュ85Fでした。ふつう常識で考えたらこんな厳寒期にフローティングミノーという選択はちょっとあり得ないかも知れませんが、昨年も解禁直後の水がキンキンに冷え切った状況でも多くの魚たちを呼び寄せてくれたとても実績のあるアプローチであり、そしてルアーなのでもはや使う事には何の躊躇いもありませんでした。そしてこれをロッドを使って、トーン...、トーン... といった感じで幾分ゆっくりのテンポのジャークアクションで先ずは誘って行きました。

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この日最初のアタリがやって来たのは、辺りがようやく白みはじめてきたam5:00を過ぎた頃でした。この時もそうでしたが上のようなアクションで誘っていると、やってくるアタリはジャーク後のストップの最中である事が殆んどです。ストップ後にゆっくりと浮上してくるパニッシュを相手がひったくってゆき、ラインがスーッと動くことでアタリを知る事が出来ます。ですがこの時にラインが余りにも弛んでしまっていると、このラインの動きをロッド(ティップ)で感知する事が出来ずに、せっかくやってきたアタリを見逃してしまう可能性が大きくなってしまいます。ロッドで感知出来ずとも目視でアワセればいいじゃないかという考えもあるかも知れませんが、朝一の暗い時間帯や波風の強い日などはそういった訳にもいかず、やはりロッドで感知する事がとても大事になってきます。ジャークで出来てしまったラインの弛みはリールを使って素早く回収、常に張らず緩めずの適度なラインテンションを保ってやる事でアタリの見逃しを防ぐ事が可能であると考えています。この時も暗がりでかつ波の上下動がかなりあり、ラインの動きを目視する事は出来ない状況でした。ですが適度なラインテンションを保っていたお陰でアタリを明確に感知する事ができ、反射的にアワセを加える事が出来ました。

記念すべき2018年のファーストフィッシュはレインボートラウトでした。 最初に来るのは当然レイクだろうと思っていたので予想外の相手でしたが、先ずは釣れた事にほっと一安心、これで気分が一気に楽になりました♡ その後は同様の探り方でブラウンとレイクトラウトを追加、ジャーク以外にもグリグリやただ巻きなどのアクションも試して見ましたが、残念ながらこちらにはアタリはありませんでした。

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そして先ほどまでの濃厚だった気配も消え去り、朝一のピークもそろそろ終わりかなといったam7:00を過ぎた頃でした。それまでまったく見られなかった水面の捕食リングがキャスティングの範囲内でポツリポツリと発生して、俄かに場の雰囲気が変わりました。これはもしかしたらトップのワカサギがいけるかも!? 特にワカサギの姿が見えた訳ではありませんが、急ぎルアーを回収しこれを付け替えました。 この時選んだルアーはトップウォーターミノーであるCB70DRIFT TR(クリアーワカサギ)。これは水平浮きのペンシルミノーで、春の産卵時期に水面付近を瀕死の状態で泳いでいるワカサギを演出した釣りで最も威力を発揮するルアーになります。

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このルアーの使い方は色々あり、キャスト後にラインの弛みを取ったら何もせずにただ浮かべておくだけの、いわゆるホットケの釣り(時折、小刻みにロッドを震わせたりしてルアーの存在をアピールするのも効果的です)が最も一般的かと思いますが、この時は特に大きな理由もなく単にその場の思い付きで、超々デッドスローのただ巻きで探って行きました。そして探り始めてから何回かこれを繰り返しているとき、ふと背後に人の気配を感じて少しだけリーリングする手が止まった矢先のことでした。突然目の前の水面が大きく割れたものだからとても驚きました。そして無事にネットにおさまった相手は73cmのレイクトラウトでした。このサイズがトップに出るさまはほんと迫力満点です!日本広しといえどもこんな光景が見られるのはこの湖をおいて他にはないのではないでしょうか。

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今回は解禁して間もない厳寒期の中禅寺湖でミノーの釣りを楽しみました。そこでは表層水温が4℃台というキンキンに冷えた状況でも、魚たちはとてもアグレッシブに表層はもちろんトップのミノーにまで喰らいつき、昨年体験した出来事が単なる偶然ではなかったことを証明してくれました。ただ今年は昨年と比べて魚影がとても薄く、大型トラウトたちの接岸がまだ本格化していない様に感じました。これが単に接岸が遅れているだけならばそれは良いのですが、餌となるワカサギやヒメマスが居ないから接岸する意味がない、だから今後も寄らないよ!となるとそれは私のようなミノーマンにとっては大変な死活問題です! 今回は一匹も見ることの出来なかったワカサギ、これがただの偶然であることを心から願うばかりです。

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〇使用タックル

ロッド : TLB-83DT ラグレスボロン(SMITH) リール : 13 CERTATE 2500(DAIWA) ライン : VARIVAS ハイグレードPE グリーン 1.0号(MORRIS) リーダー: TROUT SHOCK LEADER フロロカーボン 12LB(MORRIS) ルアー : パニッシュ85F(SMITH)                      ※ バーブは潰しています         CB70DRIFT TR(SMITH)                      ※ バーブは潰しています スナップ: SPスナップ #2 強度21Kg(SMITH) ネット : チェリーネット Lサイズ 旧タイプ サクラ(SMITH)

6 years ago

中禅寺湖 平成最後の釣り(備忘録)-2019.04.30-

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今回は平成最後の中禅寺湖に出掛けてきました。 大粒の雨が降りしきるなか、ようやく訪れたバイトに素早く反応するも、濡れたハンドルに指を滑らせてしまい左手はむなしく空を切りました。これはもう駄目だと一瞬天を仰いだのですが、針先はまだ相手を捕らえていてくれました。

ハラハラのやり取りの後にあがってきた魚はレイクトラウト。平成の節目を飾るに相応しい野性味あふれる立派な個体でした!

【使用タックル】 ⚫︎ロッド : ラグレスボロンTLB-83DT (SMITH) ⚫︎リール : 13 セルテート2500 (DAIWA) ⚫︎ライン : バリバス ハイグレードPE 1.0号 (MORRIS) ⚫︎リーダー : バリバス トラウトショックリーダー フロロカーボン 12lb (MORRIS) ⚫︎ルアー :    DDパニッシュ80F (SMITH)    ※ シングル・バーブレスフックに換装しています。   CB 70PEN TR (SMITH)    ※ バーブは潰してあります。 ⚫︎フック : SBL-75M #1 (OWNER) ⚫︎スナップ : SPスナップ #1 (SMITH) ⚫︎ネット : チェリーネット Lサイズ サクラ (SMITH)

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(上写真)当日は未明から雨が降り続いていました

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(上写真)周囲が明るくなってから出てくれたレイクトラウト(71cm)

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(上写真)久々のいいサイズです

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(上写真)ほっそりとした個体でしたがとてもよく引いてくれました

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(上写真)DDパニッシュ80F(クレイジーヤマメ)にて

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(上写真)ストマック・ポンプを使って胃の内容物を調べたところ、出てきたのはユスリカの蛹くらいでした

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(上写真)日中は立ち浮き姿勢のペンシルミノーを使ってブラウンを狙いますが、出てきてくれたのはレイクトラウトのみでした。結構反応があります

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(上写真)CB 70PEN TR(ゴーストワカサギカラー)にて

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(上写真)日中の表層水温は6.0℃前後

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(上写真)結局、雨は丸一日降り続きました


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9 years ago

トップが熱い!中禅寺湖のワカサギパターン(備忘録)-2016.05.21-

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この日はKUMAKURAさん、OHOGIさんと共に中禅寺湖へ出掛けてきました。 朝一は私が薦めたポイントに入ったのですが、もしみんなが釣れなかったらどうしよう...。などとかなり気を揉んでいたのですが、そんな心配などまったくの不要で、というかお前が早く釣れよ! と逆にプレッシャーを掛けまくられました(汗)

この日は明るくなってからのトップの反応がとても良く、いつもあと一歩のところで手にする事の出来なかったブラウンもTOPのミノーにガバッ!と出てくれ、それを大型ネットでもってこれまたガバッと掬う事が出来ました。こんな熱いミノーゲームが楽しめるのも恐らくあと僅かの筈。あ~直ぐにでもまた出掛けたい(〃▽〃)

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(上写真)小型が多くなってきましたが、相変わらず多くのワカサギたちを見かけました

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(上写真)CB 70 DRIFT TR 水面直下を体を震わせながら泳いでいる弱ったワカサギを演出してやりました

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(上写真)TOPに出たレイクトラウト(63cm)。水面が炸裂する瞬間はも~たまりません!

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(上写真)CB 70 DRIFT TR (No.51 ワカサギⅡ)による釣果

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(上写真)こちらもTOP に出たブラウントラウト(55cm)。大型ネット(チェリーネット・サクラ)にしたお蔭で、今回は手にする事が出来ました。photographer  熊倉さん

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(上写真)来てくれてほんとありがとう! これまでバラし続きだったので喜びもひとしおでした。

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(上写真)こちらもCB 70 DRIFT TR(No.51 ワカサギⅡ) による釣果

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(上写真)とても太かったです

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(上写真)WE LOVE アブラびれ♡

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(上写真)国道側へポイント移動。新緑が目に気持ちいい!

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(上写真)シロヤシオが見頃でした

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(上写真)この日のお昼

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(上写真)終了間際の3分前に来てくれたレイクトラウト。ラスト30分でようやく魚が入ってきた感じでした。パニッシュ85Fにて

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(上写真)夕刻 7:00 釣り終了。今日も一日ありがとうございました。


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水辺のできごと

トラウトルアーフィッシングの備忘録

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